AI時代の会社案内に必要な19項目|E-E-A-Tとエンティティを高める実装ガイド
会社案内ページは「とりあえずあればいいページ」「会社が自分で好きなことを書くページ」として扱われてきました。経営理念、ビジョン、抽象的な強み、こういった情報を綺麗に並べるページ、というイメージです。
AI時代の会社案内は、それとは別の役割を担います。会社案内は、外部から検証できる事実を並べて「この会社は何者か」を定義するページです。法人番号、所在地、設立年、代表者の経歴、認証、これらは外部から検証可能な事実の塊です。AI検索のエンティティ評価、Googleの E-E-A-T 評価の両方が、こうした検証可能な事実を起点に機能していると考えられます。
結論:会社案内は「自分で好きなことを書くページ」ではない
本記事の結論を先にお伝えします。
- 会社案内は「自社が好きなことを書く場所」ではなく「外部から検証可能な事実を並べて自社を定義する場所」
- E-E-A-T評価とエンティティ評価は別軸だが、会社案内では同じコンテンツで両方を一度に上げられるケースが多い
- 必要なコンテンツは19項目に整理でき、◎最優先6・○中優先9・△補助4でランク化できる
- ENVY DESIGN自社実測では、代表挨拶ページの滞在35秒・エンゲ89%に対し、理念ページは滞在6秒・エンゲ25%。「とりあえず経営理念ページを作る」は機能しない可能性が高い
まず6項目から始めれば、会社案内は大きく変わる
19項目という数字を見ると「全部やるのは大変そう」に映るかもしれません。実際は、すべてを一気に揃える必要はありません。まずは以下の6つを整えるだけでも、会社案内の情報密度は大きく変わります。
- 法人番号(13桁)
- 所在地(番地まで)
- 「何が得意か」の超具体化
- 代表者情報(顔写真・実名・経歴)
- 設立年・継続運営年数
- 取引先・実績(公開可能な範囲)
この6つはどれも、既存ページの追記・修正で対応できる範囲です。Phase 1として2〜4週間で整備可能です。
本記事は、制約縛りコンテンツの5パターン、「できます」と「やっています」の差、エンティティとは?AI検索に「あなたの会社」を覚えてもらう5つの方法で整理した原則を、会社案内ページ群という具体的な実装場所に落とし込む実装ガイドです。
前提:エンティティ評価とE-E-A-T評価は別の評価軸
19項目の話に入る前に、評価軸の整理が必要です。エンティティとE-E-A-Tは混同されがちですが、別の評価軸として扱われています。
| 評価軸 | 中心の問い | 評価主体 | 効くシグナル |
|---|---|---|---|
| エンティティ | この会社は何者で、何の専門家か | AI検索(OpenAI/Anthropic/Perplexity/Google AI) | 構造化データ・固有名・関係性・継続性 |
| E-E-A-T | このコンテンツは信頼できるか | Google検索品質評価 | 著者・出典・更新日・経験・第三者言及 |
AI検索では、まず「この会社は誰か」「何の専門家か」を識別できる情報が重要になります。そのうえで、Google検索品質評価でいうE-E-A-Tに近い信頼性・経験・専門性のシグナルも、引用候補として選ばれる際の判断材料になると考えられます。
本記事は便宜上「エンティティ章 → E-E-A-T章」の順で整理しますが、これは内部アルゴリズムの処理順を主張するものではなく、読者の理解しやすさのための構成です。なお、同じコンテンツが両方の評価軸に効くケースは多くあります。代表者の顔写真は「人物エンティティの実在性」と「Trustworthiness」の両方に効くと考えられます。本記事では、各コンテンツが主に効く側で分類しています。
なぜAI時代に会社案内ページが機能するのか(自社実測)
抽象論で終わらせず、ENVY DESIGN自社サイトの会社案内ページ群の実測データから入ります。
会社案内ページ群の実数(直近30日)
| ページ | セッション | 滞在 | エンゲ率 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| /company/(会社案内トップ) | 94 | 62秒 | 50% | 健全な人間流入 |
| /company/message/(代表挨拶) | 18 | 35秒 | 89% | 深く読まれている |
| /company/history/(沿革) | 8 | 34秒 | 50% | 一定機能 |
| /company/philosophy/(理念) | 4 | 6秒 | 25% | ほぼ機能していない |
集計期間:2026年4月21日〜5月21日。1サイトの事例なので一般化はできませんが、傾向としての観察値です。
興味深いのは、代表挨拶ページのエンゲ率89%です。会社案内系の他ページが50%前後のなか、代表挨拶だけ突出しています。一方、理念ページは滞在6秒・エンゲ25%で、ほぼ機能していません。「会社案内に置くべき情報」と「実際に機能している情報」には差があるという観測ログです。
会社案内への流入経路
/company/への流入経路を見ると、想定外の発見がありました。
| 流入元 | 比率 |
|---|---|
| direct/referrer無 | 44.7% |
| トップ(/) | 25.5% |
| /company/message/ | 5.3% |
| /voice/(お客様の声) | 4.3% |
| /works/(実績) | 4.3% |
| /service/系(合計) | 5.3% |
| /price/系 | 2.1% |
| /faq/系 | 2.1% |
| /recruit/系 | 1.1% |
| ChatGPT経由 | 1.1% |
| Google検索 | 5.3% |
| /blog/AIO関連記事 | 3.2% |
想定内だったのは「トップから会社案内」の動線(25.5%)です。想定外だったのは、価格・サービス・実績・お客様の声・FAQ・採用・ChatGPT経由まで、あらゆる検討段階のページから会社案内に遷移していることでした。会社案内がCV直前の意思決定における「信頼性確認動線の中心」として機能している可能性が、データから見えてきました。
エンティティを上げる12項目
AI検索のエンティティ評価では、「この会社は何者で、何の専門家か」を識別できる情報が重視されると考えられます。構造化された事実情報・固有名・関係性が中心です。
【◎最優先】法人番号(13桁)
法人格を一意に識別できる最強の情報です。国税庁法人番号公表サイトで外部検証可能なため、エンティティ評価の起点になり得ます。
実装の要点:
- 会社概要ページに13桁で明記
- 国税庁法人番号公表サイトへのリンクを併設すると検証可能性が一段強化される
- Organizationスキーマの
taxIDプロパティでも構造化
AIから見れば、法人番号があれば「この会社は実在する法人で、これだけ追加情報を取得できる」という判定が一段確実になる可能性があります。
【◎最優先】所在地(番地まで)+地図
物理的な実在を示す最も基本的な情報です。書き換え可能な範囲が最も狭く、検証可能性が極めて高くなります。
実装の要点:
- 住所は番地まで具体的に(「東京都港区」だけでは弱い)
- Googleマップ埋め込みで物理実在を視覚的に補強
- PostalAddressスキーマ(streetAddress / addressLocality / postalCode)で構造化
- LocalBusiness / Place スキーマと連携
所在地が番地まで明示されていない会社は、AI側から見て「実在の検証が困難な会社」と判定されるリスクがあります。逆に、番地・地図・PostalAddressスキーマが揃っていれば、エンティティの物理的根拠として強く機能します。
【◎最優先】「何が得意か」の超具体化
専門エンティティの輪郭を作るコンテンツです。「Web制作」「コンサルティング」のような抽象語では、エンティティの輪郭がぼやけます。「誰向けに」「何を」「どうやって」を一段掘り下げて言語化することで、AI側がこの会社の専門領域を識別しやすくなると考えられます。
実装の要点:
- 対象顧客像を具体化(業界・規模・課題)
- 得意な施策・領域を3〜5に絞って明記
- あえてやらない領域・断る案件を併記すると輪郭が一段強化される
- 抽象的な「強み」ではなく、「何件・何年・どの業界で・どんな成果が出たか」で書く
「全部できます」と書く会社よりも、「これに特化している・これはやらない」と境界線を引いている会社のほうが、AIから引用されやすい構造があると考えられます。詳しくは「できます」は弱い、「やっています」が強いもご参照ください。
【○中優先】設立年・継続運営年数
時系列属性として、エンティティの継続性を示すシグナルです。設立年・継続運営年数・期目を併記することで、「現在も実在し稼働している会社」であることが伝わります。
【○中優先】スタッフ数・主要メンバー紹介
組織規模を示すエンティティ属性です。少人数でも明示することで「ペーパーカンパニーではない実体ある組織」のシグナルになります。主要メンバーは実名・顔写真・役割で並べると、人物エンティティ群としても機能します。
【○中優先】取引先(社名公開できる範囲)
関係エンティティとして、他社との取引実態を示すシグナルです。社名公開できない場合でも「上場企業◯社・中堅◯社・中小◯社」の傾向表記や、「リピート率◯%」「長期契約率◯%」のような関係継続指標で代替できます。
【○中優先】制作体制・ワークフロー
組織の実態を示すシグナルです。誰がどう関わるか、どの工程に何週間かけるか、どこを外注するか/しないかを明記することで、運用実態が見える形になります。
【○中優先】加盟団体・業界団体所属
業界コミュニティとの関係性を示します。団体公式サイトに会員として掲載されている状態であれば、第三者検証が成立し、エンティティの関係性シグナルとAuthoritativenessシグナルの両方に効きます。
【△補助】採用情報・固定電話番号・取引銀行
採用情報は組織の活動性、固定電話番号は連絡手段の継続性、取引銀行は金融関係性を示しますが、いずれも業種・規模により必須度が変動します。優先度は他項目を整えた後の補強要素として位置づけるのが現実的です。
会社案内ページのAIO診断・実装をご依頼いただけます
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AIO・GEO対策の詳細 お問い合わせE-E-A-Tを上げる7項目
Googleの検索品質評価で重視されるE-E-A-T(Experience・Expertise・Authoritativeness・Trustworthiness)。会社案内では特にExperience、Authoritativeness、Trustworthinessに効く情報を集約します。
【◎最優先】代表者の顔写真+実名
Trustworthinessの強いシグナルと考えられます。実在の人物に紐づくため、書き手が偽造できない情報の塊です。
ENVY DESIGN自社実測でも、代表挨拶ページのエンゲ率は89%。会社案内系の他ページ(沿革50%、理念25%)と比較して突出しています。AI流入経由のユーザーも、代表挨拶ページに集中して遷移する傾向が見られます。
実装の要点:
- 顔写真は実物の人物写真(イラスト・アバターでは弱い)
- 実名・フルネーム
- 撮影日が新しい写真(数年前の写真は信頼度が下がる可能性)
- 複数枚あれば自然な表情と業務中の様子の組み合わせ
詳しくはPersonスキーマに顔写真は必須かもご参照ください。
【◎最優先】受賞歴・登壇歴・メディア掲載
Authoritativenessの中心シグナルとされています。第三者の主催機関・メディアによる評価は、書き手が捏造しにくい情報のため、検証可能性が極めて高くなります。
実装の要点:
- 受賞名・主催機関・受賞年を明記
- 各受賞・登壇・掲載の主催元の公式ページURLを併記
- 過去の登壇資料・登壇動画があればリンク
- メディア掲載は媒体名・掲載日・記事URL
「日経新聞に掲載されました」とだけ書いても、検証できません。掲載日と記事URLがあって初めて、Authoritativenessシグナルとして機能すると考えられます。
【◎最優先】認証・規格準拠
Trustworthinessの強いシグナルの一つと考えられます。第三者認証機関による検証を経た事実なので、書き手の自由度がほぼゼロです。
代表的な認証・規格:
- ISO 9001(品質マネジメント)
- ISO 27001(情報セキュリティ)
- Pマーク(個人情報保護)
- ウェブアクセシビリティ JIS X 8341-3:2016 準拠
- 業界固有認証
実装の要点:
- 認証番号を明示
- 認証日・更新日を明示
- 認証機関の公式ページへのリンク
「ISO取得」とだけ書くより、「ISO 9001(認証番号XXXX、認証日YYYY、認証機関ZZZZ)」と書くほうがTrustworthinessが一段強化される可能性があります。
【○中優先】代表者の経歴・実務歴
ExperienceとExpertiseに効きます。書き手の自由度はやや高めですが、LinkedIn等の外部プロフィールと一致していれば検証可能性が確保されます。学歴・職歴は年単位で具体的に、実務歴は領域別(「Web制作歴14年」「SEO実務歴10年」など)に明示、累計案件数・累計支援企業数があれば併記、専門分野は3〜5領域に絞ると整理が効きます。「何年同じ領域をやっているか」は強いExperienceシグナルです。
【○中優先】沿革(年単位の節目)
Experienceの時系列シグナルです。創業からの主要な節目を時系列で並べることで、継続性が見えます。受賞・登壇・メディア掲載など第三者検証可能なイベントを優先、主要なサービスローンチ・事業転換点を明記、直近1〜2年のエントリが追加されているかで「現在進行形」を示すのが要点です。自社実測では沿革ページのエンゲ率50%・滞在34秒で、代表挨拶ほどではないものの一定機能しているページです。
【○中優先】なぜその会社をやっているか(思想)
ExpertiseとExperienceに効きます。AIは思想の一貫性を拾う傾向があると考えられます。なぜこの業種を選んだか、なぜこのサービスを提供しているか、なぜこのお客様層を対象にしているか、なぜ少人数か(または大規模か)。思想は抽象論で終わらせず、過去の具体的な意思決定の積み重ねとして書くことで、Expertiseシグナルとして機能する可能性があります。
【△補助】経営理念・思想(独立ページとして)
ここはあえて△補助に置きます。理由は自社実測です。ENVY DESIGN自社の理念ページ(/company/philosophy/)は、直近30日で滞在6秒・エンゲ率25%。会社案内系の他ページが軒並み30〜60秒・50〜89%の滞在・エンゲ率の中で、明確に機能していません。
「経営理念を書くべき」という一般論はあるものの、抽象論を並べた経営理念ページは、ユーザーにもAIにも素通りされる可能性が高いと考えられます。
代替案:
- 独立した経営理念ページを作らない
- 代表挨拶や会社概要の中に「自社が選ぶこと・選ばないこと」を統合する
- 過去の具体的な意思決定の事例で理念を裏付ける形で書く
- 「ENVY DESIGNが引き受けないお仕事」「あえてやらない領域」を書ければ、それが固有性の高い理念表現になる
理念ページの有無ではなく、思想が固有の言葉で書かれているか、具体的な判断の積み重ねとして示せているかが本質です。
同じコンテンツが両方に効くケースが多くあります
19項目は「主に効く側」で分類しましたが、実際には両方に効くと考えられるコンテンツが多くあります。
| コンテンツ | 主分類 | 同時に効く側 |
|---|---|---|
| 代表者の顔写真+実名 | E-E-A-T(Trustworthiness) | エンティティ(人物実在性) |
| 認証・規格 | E-E-A-T(Trustworthiness) | エンティティ(第三者機関との関係) |
| 受賞歴・登壇歴 | E-E-A-T(Authoritativeness) | エンティティ(関係性) |
| 取引先 | エンティティ | E-E-A-T(Authoritativeness) |
| 加盟団体 | エンティティ | E-E-A-T(Authoritativeness) |
| 代表者の経歴 | E-E-A-T(Experience) | エンティティ(人物属性) |
19項目のうち半数以上は「両方に効く」コンテンツです。投資対効果が高いのは、両方に効くコンテンツから着手することと考えられます。
実装の優先順位(業種横断)
19項目を一気に整備するのは現実的ではありません。優先順位を整理します。
| フェーズ | 期間目安 | 対象 |
|---|---|---|
| Phase 1 | 2〜4週間 | 冒頭で挙げた6項目(法人番号・所在地・得意領域・代表者情報・設立年・取引先) |
| Phase 2 | 1〜2ヶ月 | ◎最優先の残り(受賞歴の検証URL付与、認証情報整備、Personスキーマ実装) |
| Phase 3 | 2〜3ヶ月 | ○中優先(スタッフ紹介・制作体制・代表経歴・沿革・思想) |
| Phase 4 | 継続 | △補助(採用情報・固定電話・経営理念は要検討) |
Phase 1〜2が完了すれば、エンティティ評価とE-E-A-T評価の両方が大幅に強化される可能性があります。Phase 3以降は中期的な取り組みとして進めることをおすすめします。
全ページ共通の基礎施策(前提)
19項目のコンテンツ実装と並行して、サイト全体の共通基礎施策が必要です。本記事では深掘りしませんが、最低限以下が前提条件になります。
| 共通基礎 | 詳細記事 |
|---|---|
| 構造化データ(Organization / BreadcrumbList / Article) | 構造化データの基本 |
| 内部リンク設計 | 権威性とAuthoritativeness |
| 結論先出し・H2/H3構造 | エンティティとは?AI検索に「あなたの会社」を覚えてもらう5つの方法 |
| meta description個別最適化 | サイト全体の前提 |
| モバイル対応・表示速度 | サイト全体の前提 |
これらが整備されていない状態で19項目だけ揃えても、効果は半減すると考えられます。共通基礎→19項目、の順序を守ることをおすすめします。
データの注意点・仮説の明示
本記事の論点について、確定情報と仮説を切り分けて整理します。
| 内容 | 確定/仮説 |
|---|---|
| 法人番号・所在地・代表者情報は外部から検証可能 | 確定(国税庁・登記情報で検証可能) |
| 自社実測値(代表挨拶エンゲ89%、理念25% 等) | 確定(GA4実測、1サイトの事例・絶対数小) |
| 会社案内が信頼性確認動線の中心である | 仮説(自社page_referrer分析から妥当だが、CVR寄与の定量データは観測中) |
| 「経営理念ページは機能しにくい」が業界横断で再現するか | 仮説(自社1サイトの事例、他社事例での検証はこれから) |
| 19項目の各コンテンツがE-E-A-T/エンティティに効く | 仮説(理論的に妥当、Google・AI事業者の内部アルゴリズムは未公開) |
| AI検索のエンティティ評価とE-E-A-T評価の処理順序 | 仮説(AI事業者・Googleの内部処理順は未公開、本記事の構成は便宜上の整理) |
| 「何が得意かの超具体化」がAI引用に効く | 仮説(理論的に妥当、定量効果測定は継続中) |
なお、本記事は ENVY DESIGN 1社の実測データに基づく観察値が中心です。業界横断ベンチマークの取得は今後の課題です。
本記事で参照した一次情報
| 出典 | 用途 |
|---|---|
| Google検索品質評価ガイドライン(PDF) | E-E-A-T評価、特にTrustworthinessの中心性 |
| schema.org | 構造化データの語彙仕様 |
| 国税庁法人番号公表サイト | 法人番号の検証可能性 |
| Google検索セントラル「役立つコンテンツの作成」 | コンテンツ品質基準 |
| 言えないことが多いほど強い | 制約縛りの理論枠組み |
| 「できます」は弱い、「やっています」が強い | 「やっている」の証拠 |
| エンティティとは?AI検索に「あなたの会社」を覚えてもらう5つの方法 | エンティティ強化の理論 |
| Personスキーマに顔写真は必須か | 代表者の実在性補強 |
| 構造化データの基本 | 構造化データ実装の基本 |
よくある質問(FAQ)
Q. 19項目を全部揃える必要はありますか?
A. 全部を一気に揃える必要はありません。冒頭でも触れた通り、まず6項目(法人番号・所在地・得意領域・代表者情報・設立年・取引先)を整備するだけでも、会社案内の情報密度は大きく変わります。○中優先・△補助は中長期で段階的に進めるのが現実的です。
Q. 経営理念ページは本当に作らないほうがよいですか?
A. ENVY DESIGN自社実測では、理念ページの滞在6秒・エンゲ25%で、明確に機能していませんでした。ただし1サイトの事例なので、業界横断で同じ傾向が出るとは限りません。重要なのは「理念ページを作るか作らないか」ではなく、「抽象論で終わっていないか、具体的な判断の積み重ねとして書けているか」です。抽象論しか書けないなら、独立ページにせず代表挨拶や会社概要に統合する選択肢を検討することをおすすめします。
Q. 法人番号を載せると、何かリスクはありますか?
A. 法人番号は国税庁が公表している情報なので、載せること自体のリスクは基本的にありません。むしろ載せないことで「実在の検証が困難な会社」と判定されるリスクのほうが大きいと考えられます。
Q. 顔写真を載せるのに抵抗があります
A. 顔写真は強い信頼性シグナルと考えられますが、必須ではありません。実名・経歴・SNSリンク・専門分野の具体化など、他の実在性シグナルで代替可能です。詳しくはPersonスキーマに顔写真は必須かもご参照ください。
Q. 「何が得意か」の超具体化は、対応範囲を狭めることになりませんか?
A. 対応範囲は狭まりますが、その分マッチングする顧客との出会いの精度が上がる可能性があります。「全部できます」と書く会社よりも、「これに特化している」と書く会社のほうが、AIから引用されやすい構造があると考えられます。
Q. 取引先名を公開できない場合はどうすればよいですか?
A. 具体名が出せなくても「上場企業◯社、中堅企業△社、中小企業◯社」のような傾向表記で構造的シグナルになります。または「リピート率◯%」「長期契約率◯%」のような指標も、関係性の継続を示すシグナルとして機能する可能性があります。
Q. AI流入経由のユーザーは、本当に会社案内を見ているのですか?
A. ENVY DESIGN自社の観測では、ChatGPT経由のセッションで会社案内ページへの遷移が確認されています。ただし絶対数はまだ小さく、業界・サイト規模・コンテンツ構成で傾向は異なる可能性があります。
会社案内ページのAIO最適化、ご相談いただけます
本記事で整理した19項目を自社サイトに実装する伴走支援、AI検索からの引用獲得を含むAIO/GEO/LLMO対策を承っております。創業14年・500件以上のWeb制作実績に基づき、構造化データ実装から本文設計までワンストップでご提供します。
無料でお問い合わせ出典
- Schema.org(構造化データの公式仕様)
- Google Search Central(検索・構造化データの公式情報)
- Web Vitals(Core Web Vitalsの公式定義)
- Google検索公式ブログ(AI Overview等の発表情報)