Now Loading...

東京都港区のホームページ制作会社 株式会社ENVY DESIGN

03-6435-3276

Web制作
お見積り
BLOG

ブログ

公開日: 2020/10/29     更新日: 2021/02/16

ホームページ公開前に確認すべきチェックリストとは

ウェブサイトを公開する前はバタバタすることが多いですよね。

 

公開直前の作業に抜け漏れが無いよう、事前にチェックリストを作っておくと良いでしょう。

 

今回は弊社で実際に使っているチェクリストを公開します。

コンテンツ内容を確認する

テキストのコピペミスがないか?

デザインカンプと照らし合わせてテキストを全ページ確認します。

 

コーディング時、まれにコピーペーストのミスが発生するため、思いもよらない箇所が間違っている可能性があります。

表記揺れがないか

表記揺れとは、同じ言葉の表記がバラバラになっている状態です。

 

・お問い合わせ /  問い合わせ / 問合せ
・申し込み / 申込み / 申込
・見積もり / 見積り / 見積

 

などが代表的です。

 

表記揺れはユーザーの読みづらさに直結してしまいます。

 

お客様から原稿が支給されている場合でも制作サイドで一度確認し、揺れがあればお客様に確認するようにしています。

ダミーテキスト、ダミー画像が残っていないか

ウォーターマークが入った画像がないか、「テキストテキストテキスト」などのダミーテキストが残っていないか確認します。

リンク切れがないか

リンクを一つ一つ実際にクリックして確認します。

 

自動でサイト内のリンク切れを確認してくれるツールもありますが、ベーシック認証がかかっているサイトでは使うことができません。

 

公開前は手作業で確認して、公開後に念のためツールを使って一括確認します。

問合わせ先の電話番号は正しいか

問合わせ先電話番号は、Webサイトの中でとても重要な要素です。絶対に間違いのないよう入念に確認します。

 

スマホの画面で電話番号をタップすると電話がかかる仕様にしている場合、実際にタップして発信先に設定されている電話番号が正しいかも確認します。

 

 

ここまで確認したら、コンテンツ自体はしっかりと出来上がっているはずです。
次に、コンテンツの表示と動作を確認していきます。

表示と動作を確認する

ブラウザチェック

弊社では下記ブラウザの最新版で正しく表示されるかを確認しています。

 

  • ・Google Chrome(PC/SP)
  • ・Safari(PC/SP)
  • ・Internet Explorer(PC/SP)

 

Macで開発しているクリエイターの方も多いと思いますが、ユーザーのシェアは圧倒的にWindowsが多いです。

そのため、ブラウザチェックはMacだけでなくWindowsでもしっかり確認します。

 

Webフォント以外のフォントを使っている場合、MacとWindowsで表示に差が出ることがあるので、細かなズレや崩れも確認します。

 

弊社では、担当デザイナー、担当ディレクター、案件に直接関わっていないメンバーがそれぞれの視点からブラウザチェックを行っています。

 

弊社のブラウザチェックについてはこちら

404ページが正しく表示されているか

わざと間違えたURLを打って、404ページが表示されるか確認します。

問い合わせフォームが正しく動作しているか

問合わせページにミスや動作不良があるとお問い合わせを逃してしまうため、細心の注意を払って確認しています。

 

実際に入力・送信して、下記のことを確認します。

  • ・必須項目が未入力の際にエラーが表示されるか
  • ・メールアドレスや電話番号欄に日本語を入力した場合にエラーが表示されるか
  • ・プライバシーポリシーに同意するチェックボタンがある場合、チェックしないとエラーが表示されるか
  • ・入力内容確認画面がある場合、正しく表示されているか
  • ・送信後のサンクスページが正しく表示されているか
  • ・問い合わせ完了メールが問い合わせ者に届いたか、入力内容が反映されているか
  • ・問い合わせ完了メールの文面はデフォルトの物でなくお客様用に作成したものになっているか
  • ・問い合わせ通知メールが指定のアドレスに届いたか、入力内容が反映されているか

SNSシェアボタンが動作するか

実際にボタンをクリックして、SNSの画面が立ち上がるか確認します。

 

 

これでコンテンツの内容、表示、動作まで確認できました。
最後にサーバーやSEO周りの設定をしていきます。

サーバー・SEO関係の確認

SSL設定はされているか

URLがhttpではなくhttpsから始まっていればSSL設定がされています。

 

Google ChromeではURLの左に鍵マークがついていればSSL設定ができています。「保護されていない通信」と表示されている場合はSSL設定ができていません。

 

httpsの画像

 

SSLとは通信を暗号化することで悪意ある第三者が通信を盗み見ないようにする仕組みです。

 

Googleでは、SSL設定がなされているかどうかを検索順位を決定する要素に加味することを公式に発表しています。

 

セキュリティ対策のためにも、SEO対策のためにも、SSL設定は必ず行うようにします。

 

旧ページからの301リダイレクト設定

サイトをリニューアルする場合、旧サイトと新サイトでドメインが変わる場合があります。

 

旧ドメインにアクセスすると自動的に新ドメインにジャンプしてくれるようにするのが301リダイレクト設定です。

 

WordPressであればRedirectionというプラグインで簡単に設定できます。

 

また、会社概要ページが/company/から/about/になったなど、ディレクトリ名が変わった場合にも設定が必要です。

 

301リダイレクトは、ユーザビリティのためはもちろん、SEO対策にも有効です。

 

リダイレクトしていない場合、Googleからは全く新しい新規サイトと見なされますが、リダイレクトしている場合は旧ドメインの評価を引き継ぐことができます。

 

OGP設定

 

OGPとはサイトのURLをSNSなどでシェアした場合に表示される画像のことです。

 

OGPはサイトのロゴなどを使って1200×630ピクセルで作成します。

 

WordPressの場合、OGPはAll in One SEO Packなどのプラグインで簡単に設定できます。

faviconの設定

ファビコン の説明画像

 

favicon(ファビコン)とは、ブラウザのタブに表示される小さな画像のことです。

 

スマホでお気に入り登録した場合はアイコンにもなります。

 

WordPressの場合、512 × 512ピクセル以上の正方形画像を用意し、ダッシュボード>外観>カスタマイズ>サイト基本情報>サイトアイコンから設定します。

titleタグ、descriptionタグは正しく設定されているか

タイトルタグとディスクリプションタグの説明

 

タイトルタグには検索で表示させたいワードを含めるようにします。

 

ディスクリプションタグはユーザーが流し読みする部分なので、完結に、ぱっと見て分かるようにするのがポイントです。

サイトマップの送信

検索エンジンにサイトのコンテンツを知らせることでクロールしてもらいやすくなり、インデックスへの反映を早めることにつながります。

 

Google XML Sitemapsなどのプラグインを使うことで簡単に作成、送信できます。

アナリティクスやタグマネージャーの設定

head内にアナリティクスやタグマネージャーのコードを設定します。

 

お客様に取得頂いたコードを設定することもあれば、弊社で取得したコードを設定してお客様のアカウントに共有することもあります。

モバイルフレンドリーテスト

現在はほとんどのサイトがレスポンシブ対応になっていると思いますが、不備がないかチェックツールで確認します。

 

Googleでは、スマートフォンでの閲覧に適しているかどうかも検索順位を決定する要素になっているので、SEO対策としても重要です。

 

モバイルフレンドリーチェックはこちら

画像ファイルの軽量化

画像が重いとページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱率に直結します。

 

画像の最終確認を行い、サイズが重いものがあれば軽量化ツールなどを使って容量を小さくします。

ベーシック認証・noindexを外す

最後に、ベーシック認証とnoindexを外して、一般の方に見えるように、また、検索エンジンにインデックスしてもらえるようにします。

 

 

以上、弊社で使用している公開前の基本的なチェックリストをご紹介しました。

 

ここから色々とカスタマイズして、オリジナルのチェックリストを作ってみてください。

Yuki Suzuki

Webディレクター・コーダー
ディレクション・コーディング・保守業務がメインです。丁寧な仕事を目指しています。お困りのことがあれば何でもご相談くださいませ。

\ 2分で完了 /
無料お見積りはこちら

新着記事

カテゴリー