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公開日: 2018/09/06 更新日: 2020/05/03
フリーランスが最初の仕事を獲得するまで【体験談】
フリーランス現在、弊社は法人化して4年目の小さなWEB制作会社です。
私は法人化するまで3年半フリーランスとして活動してきました。
今回は、私の実体験を交え、フリーランスになったきっかけや実際に、最初の仕事を獲得できた方法をご紹介します。
私の体験をもとにこの記事を書いていますので、「お前の話はどうでもいいよ!」という方は実体験を読み飛ばして、ポイントだけでも見てもらえればうれしいです。
これからフリーランスとしてやっていきたい方やフリーランスになったばかりの方の参考になれば幸いです。
コンテンツ
フリーランス前の経歴
フリーランスとして活動する前は、ソフトウェア会社、Web制作会社、デザイン事務所などでWebに携わる仕事を5年程経験しました。
Webに携わるといっても主な仕事はFLASHの制作で、一時期人気となったフルフラッシュサイトの制作や、アニメーションの制作を中心としていました。
サイトのデザインやコーディングに限れば、3か月程度のWEBスクールを卒業した方と同レベル。もしくはそれ以下の知識・経験だったと思います。
準備無しで突然フリーランスに
実は、もともとはフリーランスとして活動するつもりは微塵もありませんでした。
しかし、就業先の経営が悪化。供与の不払いや強制的な契約形態の変更などを言い渡され、自主的な退職者も含め会社自体が解散状態となってしまいました。
すぐに、次の仕事探しをはじめました。
ただ、これまで、少なからず「就職先失敗したな」と思うことがあったため、今回は転職活動に慎重でした。
転職に慎重になる = 就職までに時間がかかる = 収入が絶たれる
というのがどうしても不安だったので、転職先が決まるまでの間、フリーランス活動をスタートしました。
制作会社、広告代理店への営業活動
この時点で転職活動しながら、フリーランスとしても売り込みも開始しました。
何もノウハウがなかったので、想いつくまま「Web制作 パートナー募集」「ホームページ制作 フリーランス募集」等のキーワードで検索し、その中から見つけた制作会社や広告代理店20件程に制作実績を掲載したポートフォリオとともに、売り込みのメールを送りました。
すると、幸運にも5、6社と面談をすることになりました。
営業メールをするときのポイント
・メールの内容にポートフォリオや実績のURLも一緒に掲載する。
・チームとしてWEB制作を行っていた場合は、サイトのどの部分を制作したかを詳しく記載する。
売り込み先企業との面談
実際にお会いしてポートフォリオで実績を紹介しました。
それまではずっと内勤で外部のお客さんと接することがなかったので、営業のノウハウも何も持ち合わせていませんでしたが、出来る限り自分をアピールしながらもできないことは正直にお伝えしました。
その結果、アポを取り付けることができた5、6社のうち、3社と外部委託の契約を結ぶことが出来ました。
ただ、外部委託の契約をしたからといって実際にお仕事をご依頼頂けるとは限りません。
私の場合、その中の2社から実際にお仕事をご依頼いただきました。
面談のポイント
・ポートフォリオや印刷物などで実績をしっかりアピールする。
・依頼されてから問題となるので、嘘はつかず、出来ることを伝える。
求人サイトを使った営業活動
求人サイトや転職サイトでは正社員、契約社員、アルバイトばかりを募集していると思いがちですが、サービスによっては業務委託を募集している制作会社もあります。
求人サイトから「業務委託」で募集している企業に、求人サイトを通して連絡を行い、実際にいくつかお仕事を頂くこともできました。
その他、当時のmixi内のコミュニティーからもお仕事を頂きました。
現在では、TwitterやFacebookを活用した営業活動も有効かもしれません。
求人サイト、SNSを使った営業のポイント
・「業務委託」を募集している企業に連絡してみる。
・SNSを積極的に活用して営業活動してみる。
まとめ
今回は、フリーランスが初めて仕事を得るまでということで、私の経験をもとにご紹介させて頂きました。
私はこのあと、少しずつフリーランスの仕事が忙しくなり、結局転職活動をやめました。
計画的な方であれば、はじめからしっかりとクライアントがいる中で独立される方もいらっしゃると思いますし、それまで勤めていた会社からお仕事を頂く方もいると思います。
私がフリーランスになった当初のように、何の準備も、仕事のツテもないということであれば、営業活動を行ったり、SNSを活用したりと積極的に行動する以外に仕事を得るのは難しいと思います。
私は経験が浅いから・・・と思われている方もいらっしゃると思います。確かに経験や実績は、仕事を依頼するうえで重要な要素です。
ただ、企業側倒しては、急にリソースが不足した場合や、単純なコーディングが大量に発生した場合などに「経験が浅いけど、あのフリーランスの人に一度頼んでみようかな?」というようなことが起こったりもするものです。
単純な仕事であってもご依頼いただいた仕事を全力で行い、問題なく納品することができれば次の仕事にも必ずつながっていくと思います。
私もフリーランスになりたての頃は失敗もあり、せっかく獲得したクライアントさんが離れて行ってしまったりと失敗もありました。
次回、機会があれば、そのような経験もこのブログ内でご紹介できればと思っています。
ちなみに、一番最初に営業活動してお仕事を頂いた2社のクライアントさんは、7年以上たった現在でもお仕事をご一緒させて頂いています。
今回のブログが少しでも、これからフリーランスになりたいと思っている方、独立を考えている方の参考になれば幸いです。
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