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公開日: 2018/09/11 更新日: 2020/05/03
採用サイトのコンテンツ事例と注意点
Web制作現在、自社サイトとは別に、就職活動中の学生や中途の求職者に向けた採用サイトを設ける企業が増えています。
弊社でも採用サイトのご相談を受けることが多くなってきました。
今回は、企業が採用サイトを制作する際のポイントをご紹介します。
コンテンツ
採用サイト制作のポイント
①スマートフォンで見やすいサイトに
サイト閲覧者は学生の割合が高いため、採用サイトはPCよりスマートフォンからのアクセス率が圧倒的に高いことが想定されます。
ある調査では採用サイトはスマホ―トフォンからのアクセスが70%以上だったそうです。
そのため、スマホファーストのデザインにすることが必要です。
②学生を惹きつけるデザイン
サイト全体を学生・若い求職者に好印象を持たれるデザインテイストにするなど配慮が必要です。
ただし、長期的に運用できるように流行に流されないデザインをベースとした方が良いでしょう。
競合他社や近隣企業のサイトとも比較される可能性が高いので、デザインのクオリティと共にとコンテンツの充実もはかります。
③安定感や安心感、楽しさを伝える
サイトを作る際のコンセプトにもよりますが、多くの場合サイト全体を少し明るめの色合いにしたり、社員の笑顔の写真を多く掲載することで、安心感や楽しさを表現できます。
④どのような会社なのか、どのようなことが出来る会社なのかを伝える。
会社概要、沿革、サービス・製品・商品情報などの基本となるページはしっかり制作したほうがよいでしょう。
採用サイトといえども、一つのサイト内で情報を網羅する方が親切です。
⑤コンテンツについて
当たり前ですが、大げさな誇張や、実際の企業と乖離が大きいような偽った情報は掲載しないようにしましょう。
就職活動中の求職者が知りたい情報とは何か
「就職活動中の学生がどのようなことを知りたいと思っていたか」という調査結果が、色々なサイトで公開されています。
調査結果に多少の差があるようですが、一つの参考として下記のような結果になっています。
1位:仕事内容に関すること
2位:勤務地
3位:初任給
4位:経営方針に関すること
5位:社風や企業文化
6位:有給の取得率
7位:採用の基準
8位:研修制度などの有無
9位:人間関係に関すること
10位:キャリアに関すること
こちらはアンケート結果の一例ですが、業種や会社の規模によっても内容は変わってくるかと思います。
闇雲にコンテンツを作るのではなく、学生や求職者がどのような情報を知りたいと思っているのかを把握するのも大切です。
採用サイトで有効なコンテンツ-仕事編-
①先輩社員の一日
実際に就業している先輩社員の一日を時系列で魅せるコンテンツです。
出社から朝礼・仕事内容や打ち合わせなどの様子を掲載します。
学生や・求職者の多くが気になっている入社後の仕事内容を具体的にイメージさせることができ、入社後の実際の仕事とのイメージ乖離も防ぐことが出来ます。
②社員インタビュー
仕事内容・やりがい・厳しさなどを社員のインタビューとして伝えるコンテンツ。
今後の目標やキャリアプランなども掲載すると、学生、求職者が入社後の自分をリアルにイメージできるので効果的です。
採用サイトで有効なコンテンツ-社風編-
①トップ(社長)メッセージ
企業の先頭に立って、会社を率いている社長がどのようなビジョンを描いているのかを伝えるコンテンツです。
ビジョンを実現するために、どのような人材を求めているのかなどの強いメッセージを発信します。
②人事部・採用メッセージ
学生、求職者へのメッセージや、社風・研修制度の紹介。企業が求める人物像などを伝えるコンテンツです。
採用サイトで有効なコンテンツ-データ編-
①数字で知る〇〇〇〇
〇〇〇〇には社名が入ります。
学生が知りたいと思っている情報にも数件上がっているのが、会社に関する実際の数値データです。
例)売上数位・拠点・社員数・平均年齢・既婚率・平均残業時間・前年度の採用実績・有給消化率・男女比etc
これらのデータをグラフやイラストで可視化することによって、どのような会社かということを知ることが出来ます。
実用性のあるコンテンツですが、遊び心も少し加えて、会社独自の数字があれば掲載しても面白いかもしれません。
採用サイトで有効なコンテンツ-将来・キャリア編-
①社員対談・社員座談会
ある程度経験・キャリアを積んだ社員同士や、先輩と若手社員で対談するコンテンツ。
入社からこれまでのキャリアや、現在の仕事の内容、今後のキャリア展望、学生・求職者へのメッセージなどを掲載します。
長く一社で勤め上げたいと考えている学生や求職者にとっては非常に気になるコンテンツではないでしょうか。
②グローバル展開
現在の海外拠点情報や、今後のグローバル展望などをメインとしたコンテンツ。
採用サイトで有効なコンテンツ-不安解消編-
①教育・研修制度の紹介
多くの学生や求職者が研修制度の有無を知りたがっているという調査結果があります。
おそらくこの結果は仕事に対する不安感から来るものではないでしょうか。
研修や教育制度があるのであれば、少しでも不安を取り除けるように、どのような研修をどんな期間で行っているのかを伝えるのも有効です。
②採用FAQ
採用に関する質問と回答のコンテンツです。
例)応募、エントリーについて・入社配属について・待遇、福利厚生・採用形態 etc
こちらも求職者の疑問や不安を少しでも解消する目的のコンテンツとなります。
その他、採用サイト内で伝えきれなかった細かな情報を補足する効果もあります。
採用サイト制作のポイントまとめ
今回は、学生や、比較的若い求職者をターゲットと想定して、コンテンツの一例をご紹介させて頂きました。
業種や会社規模、ターゲット層によってコンテンツ内容も大きく変わってくるのではないかと思います。
ただし、コンテンツを制作する際の考え方は同じで、学生・求職者がどのような情報を知りたがっているか、どのようなことを不安に感じているか。
このようなユーザー目線でコンテンツの内容を考えることが重要だと思います。
もちろん、企業側がアピールできる内容や伝えたい内容を掲載する事も有効です。ただ、押し付けにならないようにバランスを取ることが必要なのかもしれません。
新卒・中途採用のサイト制作をご検討の方がいらっしゃいましたら、是非お気軽に下記お問い合わせよりご相談ください。
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