AIに古い・間違った情報が表示されます。どう直せますか?
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さらに詳しい内容をご覧になりたい方は下記も併せてお読みください。
AIに古い情報や誤った内容が表示される場合、多くはAIが保持している情報が古い、あるいは参照した情報源が古い・不正確だったことが原因と考えられます。対処の基本は、AIの表示を直接書き換えようとするのではなく、AIが参照する「元の情報」を正確な状態に整えることです。自社サイトの会社情報を最新かつ一貫した内容に更新し、外部の情報源(各種プロフィールやポータルサイトなど)との食い違いをなくしていくことで、時間の経過とともにAIの回答が改善していく可能性があります。即座に反映されるものではなく、AIの再クロールや情報更新を待つ必要がある点には注意が必要です。
なぜAIは古い・間違った情報を表示するのか
AIが不正確な情報を表示する背景には、いくつかの要因が考えられます。一つは、AIが保持している情報や参照先が古く、その後の変更(社名変更、移転、事業内容の変化など)が反映されていないケースです。もう一つは、AIが参照した情報源そのものが誤っていたり、複数の情報源で内容が食い違っていたりするケースです。
また、AIが手元の情報だけでは答えきれない部分を推測で補い、事実と異なる内容を生成してしまうこともあります。こうした現象はハルシネーションとは?もあわせてご参照ください。いずれの場合も、AIの表示だけを個別に修正しようとしても、根本的な解決にはつながりにくいと考えられます。
まず確認したいこと
対処を始める前に、どのAIで、どのような誤りが表示されるのかを具体的に把握しておくと、その後の対応が進めやすくなります。次のような点を確認しておくとよいでしょう。
- どのAI(ChatGPT、Gemini、Perplexityなど)で誤りが出るか
- どの情報が誤っているか(社名、所在地、事業内容、代表者名など)
- 正しい情報が、自社サイトに正確に記載されているか
- 外部のプロフィールやポータルサイトに、古い情報が残っていないか
情報源を整える進め方
誤りの内容を把握したら、AIが参照する情報源を正確な状態に整えていきます。基本となるのは自社サイトです。会社概要・About・事業紹介・プレスリリース・FAQなどのページで、社名・所在地・事業内容・代表者名といった基本情報を、最新かつ正確な内容に更新します。
次に、外部の情報源との整合性を確認します。AIが参照しやすい代表的な情報源には、次のようなものがあります。これらに古い情報が残っていると、AIがそちらを参照して誤った回答を生成する可能性があります。社名・住所・電話番号などの表記を、自社サイトと外部で一致させておくことが望ましいと考えられます。
- Googleビジネスプロフィール
- 各種SNS(X、Facebook、Instagramなど)
- プレスリリース配信(PR TIMESなど)
- 採用・企業情報サービス(Wantedlyなど)
- noteなどの発信メディア
- 国税庁の法人番号公表サイト
- 所属する業界団体のサイト
あわせて、構造化データ(情報の意味を機械が理解しやすい形で記述する仕組み)を実装しておくと、AIや検索エンジンが情報を理解しやすくなる可能性があります。構造化データについては構造化データとは何ですか?もご参照ください。
正しいページがクロールされる状態かも確認する
情報を正確に整えても、そのページをAIや検索エンジンが読み取れなければ反映されません。正しい情報を載せたページが、クロール(自動巡回による情報収集)を受けられる状態になっているかもあわせて確認するとよいでしょう。次のような点が見落とされがちです。
- 会社情報のページがnoindex(検索結果に表示させない設定)になっていないか
- robots.txtでAIや検索エンジンのクローラーを意図せずブロックしていないか
- AIクローラー(GPTBotなど)を拒否する設定になっていないか
- 会社概要がPDFや画像だけで、テキストとして読み取れない状態になっていないか
ENVY DESIGNの視点
ENVY DESIGNでは、AIが自社をどのように認識・説明しているかを継続的に観察しており、実際にAIが事業内容を誤って説明するケースも確認しています。その経験から言えるのは、個別の誤りを一つずつ追いかけるより、正確で一貫した情報を継続的に発信し続けることのほうが、結果として効果が見込めるという点です。
なお、ChatGPTなどのAIサービスによっては、回答に対するフィードバック機能が用意されている場合もあります。ただし、それだけで表示が確実に修正されるとは限らず、基本はやはり情報源そのものを正確に保つことが重要と考えられます。
AIの回答は、情報源を整えてもすぐに変わるわけではなく、再クロールやAI側での情報更新を経て徐々に反映されていくと考えられます。焦らず、情報を正確な状態に保ち続けることが基本になります。AIによる自社情報の誤りにお困りの場合は、AIに自社のことを聞くと、間違った情報を答えられるもご覧ください。具体的なご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。