コーディング・CMS実装|ホームページ制作の流れ Step 5
Step 5のコーディング・CMS実装は、Step 4で完成したデザインカンプを、実際に動作するWebサイトとして構築する工程です。HTML・CSS・JavaScriptによるフロントエンド実装と、WordPressなどCMSへの組み込み、SEO・AIOを見据えた構造化データやメタ情報の実装を進めていきます。
Step 5で行うこと
コーディング・CMS実装は、デザインカンプをブラウザ上で動作するWebサイトに落とし込む工程です。レイアウトと表示の実装、レスポンシブ対応、CMS連携、構造化データの設定、パフォーマンス最適化までを進めていきます。
このステップを終えた段階で、ステージング環境(本番公開前のテスト用環境)で実際の動作確認ができる状態になり、Step 6の公開・検収に進める状態になります。
ENVY DESIGNは内製で実装まで対応します
ENVY DESIGNでは、通常のホームページ制作におけるデザインからコーディング・CMS実装までを、基本的に内製で対応しています。デザイナーと実装担当が分業せず、必要に応じて同じ視点で進められる体制をとっているため、デザインの意図がそのまま実装に反映されやすくなっています。
外注に出さないことで、コミュニケーションコストや進行のロスを減らし、サイトの細部にまで責任を持って仕上げることを大切にしています。なお、特殊なシステム連携や高度な開発が必要な場合は、内容に応じて対応範囲をご相談します。
コーディング・CMS実装で進めること
コーディング・CMS実装の中では、主に以下のテーマを進めていきます。
1. HTML・CSS・JavaScriptによるフロントエンド実装
デザインカンプをもとに、HTML・CSS・JavaScriptでサイトを構築します。クロスブラウザ対応、レスポンシブ対応、アニメーション・インタラクションの実装などを行います。
2. CMS(WordPress)への組み込み
WordPressのテーマとして実装し、お客様が公開後にコンテンツを編集・追加できる状態に組み上げます。投稿タイプ、カスタムフィールド、カテゴリ・タグなどの情報構造もここで設計します。
3. 構造化データ・SEO/AIO関連の実装
JSON-LD形式の構造化データ(Article、BlogPosting、FAQPage、BreadcrumbList、Organizationなど、ページの性質に応じたスキーマ)を実装します。meta description、OGP、canonical、sitemap.xml、robots.txtなど、検索エンジンやAI検索が情報を正しく理解するために必要な要素も合わせて整えていきます。
4. パフォーマンス最適化
Core Web Vitals(LCP・CLS・INP)を意識した実装を行います。画像のフォーマット最適化(WebP対応など)、不要なJavaScriptの削減、CSSの軽量化、適切なキャッシュ戦略など、表示速度に関わる施策を進めます。
5. アクセシビリティ・セキュリティ実装
セマンティックなHTML、必要に応じたARIA属性、キーボード操作への配慮、コントラスト確認など、基本的なアクセシビリティを意識した実装を行います。SSL(HTTPS)対応、フォームのバリデーション、スパム対策などのセキュリティ対策も合わせて進めます。
6. クロスブラウザ・マルチデバイス検証
Chrome・Safari・Edge・Firefoxといった主要ブラウザ、iPhone・iPad・Androidなど主要デバイスでの表示・動作確認を行います。崩れや不具合があれば、Step 6の公開前に修正します。
コーディング・CMS実装の進め方
コーディング・CMS実装は、Step 4のデザインカンプが確定した時点からスタートします。
実装はステージング環境(テスト用ドメインや本番公開前の確認環境)で進め、適宜お客様にもURLを共有して途中段階を確認いただけるようにします。
実装の進捗に応じて、レビュータイミングをご案内し、修正点をフィードバックいただきながら進めていきます。
アウトプット(成果物)
コーディング・CMS実装の工程では、以下のような状態に仕上げてStep 6にバトンを渡します。
- ステージング環境で動作する完成したWebサイト
- WordPressへの組み込みと管理画面の整備
- 構造化データ・meta情報・OGPの実装
- 表示速度改善・基本的なアクセシビリティ配慮の実装
- 各種ブラウザ・デバイスでの動作確認結果
所要期間の目安
コーディング・CMS実装の所要期間は、ページ数・機能の複雑さ・特殊な要件によって変動しますが、概ね以下を目安としています。期間中、お客様には主にステージング環境での動作確認や、原稿・素材の最終提供をお願いする形になります。
- 小規模(5〜10ページ):3〜4週間
- 中規模(10〜30ページ):1〜2ヶ月
- 大規模(30ページ以上・特殊機能あり):2〜3ヶ月
お客様にご協力いただきたいこと
コーディング・CMS実装では、ステージング環境での動作確認と、原稿・素材の最終的な提供が中心となります。
- 原稿・写真・データなど、サイトに掲載するコンテンツの最終提供
- ステージング環境での動作確認とフィードバック
- 社内関係者への確認・共有
- 公開前の最終チェックへの参加
次のステップ|Step 6「公開・検収」へ
コーディング・CMS実装が完了し、ステージング環境で動作確認まで終えた段階で、Step 6「公開・検収」へと進みます。
Step 6では、本番サーバーへの公開、最終的な動作確認、お客様による検収を経て、サイトを正式に公開していきます。
CMSそのものの仕組みはCMSとは?、テンプレートを使うかオリジナルで設計するかの違いはテンプレートとオリジナル設計の違いで整理しています。
コーディング・CMS実装に関するよくあるご質問
Q. CMSは何を使いますか?
ENVY DESIGNでは、WordPressを中心に実装しています。日本国内で広く使われている実績、プラグインの豊富さ、お客様が公開後にコンテンツを更新しやすい点を理由に選択しています。他のCMSをご希望の場合は、別途ご相談ください。
Q. WordPressのテーマはオリジナルですか?既存テーマを使いますか?
原則として、お客様のデザインに合わせてオリジナルテーマを開発します。既存テーマの流用は、デザインの自由度や将来の保守性に制約が出やすいため、特別なご要望がない限り行いません。
Q. 公開後のコンテンツ更新は、自分たちでもできますか?
ご自身での更新を前提とした管理画面を整えています。投稿・固定ページの編集、画像の差し替え、お知らせの追加などは、WordPressの管理画面から行えます。複雑なレイアウト変更や機能追加はENVY DESIGNでサポートしますが、日常的な更新作業はお客様側で完結できる状態を目指します。
Q. 構造化データの実装は、どこまで対応してもらえますか?
ページの性質に応じて、Article、BlogPosting、FAQPage、BreadcrumbList、Organization などの主要なスキーマを実装します。SEO・AIOの観点から、検索エンジンやAIにもページ内容を理解されやすい構造を意識して実装します。
Q. 表示速度(Core Web Vitals)の対応はどこまでしてもらえますか?
画像最適化・不要JavaScriptの削減・キャッシュ戦略など、ENVY DESIGNが実装段階で対応できる範囲で表示速度の改善を行います。サーバー環境やドメイン側に起因する課題がある場合は、原因を切り分けて対応方針をご提案します。
お問い合わせ
ENVY DESIGNへのお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願いいたします。
出典
- Schema.org(構造化データの公式仕様)
- Google Search Central(検索・構造化データの公式情報)
- Web Vitals(Core Web Vitalsの公式定義)
- Google検索公式ブログ(AI Overview等の発表情報)