用語集

Web制作・AIO・SEOに関する用語を解説します。

AIビジビリティとは?

AIO

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

要約

AIビジビリティとは、ChatGPTやGeminiなどのAIサービスの回答のなかで、自社やそのコンテンツがどれだけ見えている状態にあるかを表す考え方です。引用元として示される、回答文中で名前が挙がる、質問したときに正しく説明されるといった複数の側面があり、検索順位のような単一の公式指標は存在しません。

さらに詳しい内容をご覧になりたい方は下記も併せてお読みください。

AIビジビリティとは、ChatGPTやGeminiなどのAIサービスの回答のなかで、自社やそのコンテンツがどれだけ見えている状態にあるかを表す考え方です。「AI可視性」と訳されることもあります。

検索エンジンには検索順位という分かりやすい指標がありますが、AIの回答には、検索結果のように共通して比較できる掲載順位がありません。そのため、見えている状態を一つの数値で表す統一された公式指標は存在せず、複数の側面を組み合わせて捉える必要があります。

AIビジビリティとは何か、もう少し詳しく

AIの回答のなかでの「見え方」は、大きく次の3つに分けて考えられます。

  • 引用されているか:回答の根拠として、自社ページが出典リンクとして示されているかどうかです。サイテーションの獲得にあたります
  • 言及されているか:リンクの有無にかかわらず、回答文のなかで社名やサービス名が挙がるかどうかです
  • 正しく認識されているか:「○○という会社は何をしていますか」と尋ねたときに、事業内容や強みが正確に説明されるかどうかです。エンティティとしての認識にあたります

この3つは連動しません。引用はされるのに社名は覚えられていない、逆に説明はできるのに個別の質問では引用されない、といったずれが起こります。AIビジビリティを一つの数値で語りにくいのは、この多面性が理由です。

測り方に決まった方法はない

現時点で、AIビジビリティを網羅的に測る公式な手段はありません。実務では、次のような方法を組み合わせて把握することになります。

  • 実際に質問して記録する:想定される質問をAIに投げ、回答に自社が現れるかを定期的に確認します。手間はかかりますが、認識の内容まで確認できます
  • 流入から推定するAIリファラルの推移から、引用が発生している規模を間接的に把握します
  • Google検索側の指標を見るAI OverviewsやAI Modeでの表示状況は、Googleが2026年6月から段階的に導入しているSearch Consoleの生成AIパフォーマンスレポートで確認できる場合があります
  • 指名検索の推移を見る:AIで名前を知った人が検索し直す行動の手がかりになりますが、他の要因でも動くため補助的な指標です

市販のAI可視性測定ツールも登場していますが、AIの回答は同じ質問でも揺れが生じるため、数値は目安として扱うのが安全だと考えられます。

AIOとの関係

AIビジビリティが「結果として見えている状態」を指すのに対し、AIO(AI検索最適化)はその状態をつくるための取り組みを指します。目的と手段の関係にあたります。

注意したいのは、AIビジビリティを高める取り組みが、自社サイトの中だけでは完結しにくいという点です。AIが参照するのは自社サイトだけでなく、第三者のメディアやプラットフォーム上の情報も含まれるためです。

ENVY DESIGNの視点と観察

【調査データ】4つのAIサービスに同じ質問で自社について尋ねた観測では、Google系のAIはAI検索対策に取り組む事業者として説明した一方、非Google系のAIは一般的なWeb制作会社として説明しました(詳細はAI流入量と認識度は別物だった)。同じ時期、実際の流入量は非Google系のAIからのほうが多い状態でした。

【仮説】引用の発生と、事業者としての認識の形成は、別の仕組みで動いているのではないかと考えています。流入が多いサービスほど正しく認識しているとは限らないため、AIビジビリティは流入量だけで判断できないと捉えています。あくまで自社1サイトでの、母数の少ない観測です。

よくある質問

AIビジビリティとSEOの検索順位は何が違いますか?

検索順位は、特定の検索クエリに対する掲載位置として確認できますが、AIビジビリティにはそれに相当する統一指標がありません。AIの回答は質問の仕方や時期によって変わり、引用・言及・認識という複数の側面があるため、単一の順位として表せない性質があります。

AIビジビリティは測定ツールで正確に測れますか?

目安としては役立ちますが、正確な値として扱うことは難しいと考えられます。AIの回答は同じ質問でも揺れが生じるうえ、ツールが調べる質問の範囲や対象サービスも限られるためです。自社で重要な質問を決めて定期的に記録する方法と、併用することをおすすめします。

AI流入が増えればAIビジビリティも高いと言えますか?

必ずしもそうとは限りません。自社の観測では、流入量の多いAIサービスが自社の事業内容を正確に説明できていない一方、流入の少ないサービスのほうが正しく認識している場面がありました。流入量と認識は分けて見ることをおすすめします。

AI検索で引用されない場合の具体的な対処は、AI検索(ChatGPT等)にホームページが出てこないのページで整理しています。

関連用語

AI検索最適化(AIO・GEO)の進め方やサービス内容についてはAIO・GEO対策(AI検索最適化)のページもご覧ください。AI検索からの集客についてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに 500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。ディレクションだけでなく、デザイン・コーディングまで一貫して対応できるのが強みです。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

Webサイト制作のご依頼・お見積りはお気軽に

資料ダウンロード

ホームページ制作・Web制作に関する資料と会社紹介をダウンロードできます。

お問い合わせ・ご相談

ホームページ制作・Webサイト制作や保守・更新・運用などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

お電話でのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせをご希望の方は、こちらからお気軽にご連絡ください。

平日10:00-18:00

03-6883-8292