用語集

Web制作・AIO・SEOに関する用語を解説します。

指名検索とは?

SEO

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

要約

指名検索とは、企業名・ブランド名・サービス名など、特定の対象を名指しして行われる検索のことです。ブランド検索とも呼ばれます。すでに対象を知っている人の検索であるため、一般的な検索と比べてクリック率や問い合わせにつながる割合が高くなりやすく、認知の広がりを測る指標としても使われます。

さらに詳しい内容をご覧になりたい方は下記も併せてお読みください。

指名検索とは、企業名・ブランド名・サービス名など、特定の対象を名指しして行われる検索のことです。「ブランド検索」とも呼ばれます。「株式会社○○」「○○ 料金」のように、検索する時点で対象がすでに決まっている検索がこれにあたります。

対して、「ホームページ制作 東京」のように対象が決まっていない検索は、一般キーワード検索(非指名検索)と呼ばれます。同じ検索でも、すでに知られているかどうかという点で性質が大きく異なります。

指名検索とは何か、もう少し詳しく

指名検索の特徴は、検索した人がすでに対象を知っている、という前提にあります。そのため、次のような傾向が見られます。

  • クリック率が高くなりやすい:探している対象が明確なため、目的のサイトが表示されればクリックされやすくなります
  • 問い合わせにつながりやすい:すでに企業やサービスを認知したうえで検索しているため、一般キーワード検索と比べて検討が進んだ状態での訪問になりやすいと考えられます
  • 認知の指標になる:指名検索の件数の推移は、その名前がどれだけ知られているかの目安として使われます

一方で、指名検索は広告・SNS・口コミ・メディア掲載など、検索の外側で起きた出来事の結果として発生するという性質があります。検索エンジン側の施策だけで増やせるものではなく、名前が世の中に届いているかどうかを映す鏡のような指標だと言えます。

AI検索の時代に注目される理由

AI検索が広がるなかで、指名検索は新しい意味を持ち始めています。AIの回答で会社名やサービス名を知ったユーザーが、その名前を検索エンジンで調べ直す、という行動が想定されるためです。

この経路は、参照元(リファラー)では追いかけられません。AIの回答画面から直接リンクをたどるのではなく、名前を覚えて検索し直しているため、記録上は通常の検索流入として現れます。AIリファラルとして計測できるのは、あくまでリンクをたどった訪問だけです。

そのため、AI検索での露出が広がっているかを測る補助的な手がかりとして、指名検索の推移を見るという考え方があります。AIに名前を認識してもらうという観点では、エンティティサイテーションの話とも接続します。

確認方法

指名検索は、Google Search Consoleの検索パフォーマンスレポートで確認できます。クエリのフィルタに自社名・サービス名・その表記ゆれ(正式名称、略称、英字表記、カタカナ表記など)を指定し、表示回数・クリック数・クリック率の推移を見ます。

注意点として、指名検索は件数がもともと少ないサイトも多く、月ごとの数字がぶれやすいことが挙げられます。単月の増減で判断せず、数か月単位の傾向として見ることをおすすめします。

ENVY DESIGNの視点と観察

【調査データ】自社サイト(envydesign.jp)では、それまで少なくとも3か月間まったく記録されていなかった正式社名そのままの検索クエリが、2026年5月に出現しました(詳細は指名検索が急増した原因はAI検索かもしれない)。一方で2026年7月後半の観測では、AI経由の訪問が前期比で約2.2倍に回復した期間に、指名検索のクリックは同じ方向には動きませんでした(詳細はAIO隔週レポート第7号)。

【仮説】AIの回答で見た名前を検索し直す行動は起きていると考えられる一方、AI流入の増減と指名検索の増減が単純に連動するわけではないようです。指名検索はAI以外の要因でも動くため、AI検索の成果を測る唯一の指標として扱うことはできないと捉えています。あくまで自社1サイトでの、母数の少ない観測です。

よくある質問

指名検索と一般キーワード検索の違いは何ですか?

指名検索は企業名やサービス名など特定の対象を名指しする検索、一般キーワード検索は「ホームページ制作 東京」のように対象が決まっていない検索です。指名検索はすでに知っている人の検索のため、クリック率や問い合わせにつながる割合が高くなりやすい傾向があります。

指名検索はSEO対策で増やせますか?

検索エンジン側の施策だけで増やすことは難しいと考えられます。指名検索は、広告・SNS・口コミ・メディア掲載・AI検索での露出など、検索の外側で名前が知られた結果として発生するためです。

AI検索の効果は指名検索で測れますか?

補助的な手がかりにはなりますが、それだけで測ることはできません。指名検索はAI以外の要因でも変動するうえ、自社の観測ではAI経由の流入が増えた期間に指名検索が同じ方向に動かない場面もありました。複数の指標と併せて見ることをおすすめします。

AI検索での露出そのものを高める取り組みについては、AIOの解説もあわせてご覧ください。

関連用語

AI検索最適化(AIO・GEO)の進め方やサービス内容についてはAIO・GEO対策(AI検索最適化)のページもご覧ください。AI検索からの集客についてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに 500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。ディレクションだけでなく、デザイン・コーディングまで一貫して対応できるのが強みです。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

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