サイテーションとは?
要約
サイテーション(citation)とは、他のサイトやメディア、SNSなどで自社の名前やサービスが言及されることを指します。リンクの有無は問わず、名前が出ていること自体を指す言葉です。AI検索の時代には、情報源として参照・引用されるかどうかに関わる要素の一つとして注目されています。一貫して言及されていることが、実在し信頼できる存在を示す手がかりになると考えられています。
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サイテーション(citation)とは、他のサイトやメディア、SNSなどで、自社の名前やサービスが言及されることを指します。リンクが張られているかどうかは問わず、「会社名が出ている」「サービスが紹介されている」という、言及そのものを指す言葉です。たとえば、業界メディアの記事で社名が触れられたり、まとめサイトでサービスが紹介されたりするのがサイテーションにあたります。AI検索の時代には、情報源として参照・引用されるかどうかに関わる要素の一つとして、サイテーションが注目されています。
サイテーションとは何か、もう少し詳しく
サイテーションは、日本語では「引用」や「言及」と訳されます。重要なのは、リンクの有無に関わらず、名前が出ていること自体を指すという点です。リンク付きで紹介される場合もあれば、文章のなかで社名が触れられるだけの場合もありますが、どちらもサイテーションに含まれます。
サイテーションには、会社名・住所・電話番号(NAP情報と呼ばれます)が正しく一致しているかという観点も関わります。複数の場所で会社情報が一貫して言及されていることが、その会社が実在し、信頼できる存在であることを示す手がかりになると考えられています。
なぜサイテーションが注目されるのか
サイテーションが注目される理由は、AI検索が情報源を選ぶ際に、その会社や情報がどれだけ世の中で言及されているかが関わると考えられているためです。多くの場所で一貫して言及されている会社は、実在し、信頼できる存在として認識されやすいのではないか、という考え方です。
従来のSEOでは、リンク(被リンク)が評価の中心とされてきました。一方AI検索では、被リンクだけでは捉えきれない情報として、サイテーションも注目されるようになっています。リンクだけでなく、どこでどのように言及されているかも、手がかりの一つになっているのではないかと考えられています。被リンクとの違いについては、別の記事で詳しく解説しています。
実務ではどう扱うか
サイテーションを増やすには、世の中の複数の場所で、自社が言及される状況をつくっていくことが基本になります。実務では、次のような取り組みが考えられます。
- 会社情報を正確に整える:社名・住所・電話番号などを一貫させる
- 外部メディアに掲載される:業界ポータルや紹介サイトに登録・掲載される
- プレスリリースを配信する:第三者のメディアに情報が転載される機会をつくる
- 言及されやすい情報を発信する:紹介したくなる一次情報や実績を出す
大切なのは、数を増やすことだけを目的にせず、正確で一貫した情報が、適切な場所に載っている状態をつくることだと考えられます。実体のない言及を不自然に増やすことは、かえって信頼を損なう可能性があります。
ENVY DESIGNの視点と観察
ENVY DESIGNでは、自社や情報がどこで言及されているかを意識しながら、情報発信を続けています。プレスリリースの配信や、一次情報を含んだ記事の公開などを通じて、自社の名前が、第三者の場所でも触れられる状況をつくることを心がけています。
そのうえで実感しているのは、同じ場所で何度も言及されるより、いろいろな場所で言及されているほうが、実在性や認知の広がりにつながりやすいように感じるということです。ただし、サイテーションの効果を正確に測ることは難しく、断定的なことは言えません。あくまで、実在する会社として正確な情報を、いろいろな場所に積み重ねていく取り組みの一つとして捉えています。
よくある誤解と関連用語
サイテーションについて、「とにかく多く言及されればよい」と誤解されることがあります。実際には、数よりも、正確で一貫した情報が、信頼できる場所に載っていることのほうが大切だと考えられます。不自然に量を増やすことは、効果につながりにくいばかりか、信頼を損なう可能性もあります。
【調査データ】サイテーションとAI引用の相関については、Ahrefsの75,000ブランド調査が一次情報として参照できます。
被リンクとの違いについてはサイテーションと被リンクの違い、AI検索の回答に表示される仕組みについてはAI Overviewsとは?もご参照ください。AI検索最適化(AIO・GEO)の進め方やサービス内容についてはAIO・GEO対策(AI検索最適化)のページもご覧ください。AI検索からの集客についてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。