内部リンクとは?
要約
内部リンクとは、同じサイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。関連する記事へ読み手を案内し、サイト全体を回遊しやすくするとともに、ページ同士の関係を検索エンジンに伝える役割もあります。ENVY DESIGNでは、内部リンクを「読み手がその場で専門用語を理解できるようにするため」のものと位置づけ、サイト全体を一つの知識ベースとして育てる考え方で設計しています。
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内部リンクとは、同じサイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。関連する記事へ読み手を案内し、サイト全体を回遊しやすくするとともに、ページ同士の関係を検索エンジンに伝える役割もあります。外部の別サイトへのリンク(外部リンク)と対になる言葉です。ENVY DESIGNでは、内部リンクを「読み手がその場で専門用語を理解できるようにするため」のものと位置づけ、サイト全体を一つの知識ベースとして育てる考え方で設計しています。
内部リンクとは何か、もう少し詳しく
内部リンクには、大きく分けて2つの役割があります。ひとつは読み手のための役割、もうひとつは検索エンジンのための役割です。
- 読み手のため:記事を読んでいて分からない用語や、もっと知りたい関連テーマがあったとき、その解説ページへすぐ移動できる
- 検索エンジンのため:ページ同士のつながりや、サイト内での各ページの位置づけを、検索エンジンが理解しやすくなる
この2つは切り離せるものではありませんが、どちらを主な目的と考えるかで、内部リンクの張り方は変わってきます。検索エンジンの評価ばかりを意識すると、リンクの必要性よりも、本数を増やすことに意識が向いてしまう場合があります。一方、読み手の理解を第一に考えると、「この用語が分からないと、この記事は理解しづらいだろう」という箇所に、必要なリンクを置く、という考え方になります。
内部リンクを張るときの考え方
内部リンクは、多ければよいというものではありません。関係の薄いページへ機械的にリンクを増やすと、かえってどれが重要なリンクなのか分かりにくくなります。次のような点を意識すると、読み手にとって役立つ内部リンクになります。
- 関連性の高いページへつなぐ:内容が関係するページ同士をつなぐ。関係の薄いリンクは避ける
- リンクの言葉を具体的にする:「詳しくはこちら」ではなく、リンク先の内容が分かる言葉(用語名など)をリンクにする
- 必要な箇所に絞る:本文の理解に必要な箇所へ、過不足なく置く
- 重要なページへ導く:サイトの中心となるページへ、関連記事から自然につなぐ
特に、リンクの言葉(アンカーテキスト)を具体的にすることは、読み手にも検索エンジンにも、リンク先が何のページかを伝えるうえで役立ちます。
ENVY DESIGNの視点と観察
ENVY DESIGNでは、内部リンクを「検索エンジンのため」より「読み手のため」に張るものと考えています。記事を読んでいて知らない用語が出てきたとき、その場で用語集の解説ページへ移動できれば、読み手はつまずかずに読み進められます。内部リンクは、この「その場で理解できる」状態をつくるための仕組みだ、という捉え方です。
この考え方から、ENVY DESIGNでは用語集を中心に、FAQ・コラム・課題解決ページなどを内部リンクで相互に結び、サイト全体を一つの知識ベースとして育てるという設計をしています。たとえば、コラムで「AIO」という言葉が出てきたら用語集の解説へ、用語集の記事から関連する別の用語へ、というように、どのページから入っても関連する情報をたどれるように、ページ同士をつないでいます。
その際に、いくつかの自分たちなりのルールを設けています。同じ記事内では用語の初出(最初に出てきた箇所)にのみリンクする、見出しにはリンクを置かず本文に置く、リンク先はすでに公開されているページに限る、リンクの言葉は「こちら」ではなく用語名にする、といったものです。地味なルールですが、こうした基準を決めておくことで、サイトが大きくなっても、内部リンクが読み手の理解を助ける状態を保ちやすくなると考えています。実際にサイト全体の内部リンクを見直し、つなぎ直した記録については、内部リンクのSEO効果と正しい設計方法で詳しく紹介しています。
なお、AI検索が普及するなかで、内部リンクの役割はあらためて見直されつつあると考えています。AIがサイト内のページ同士の関係を情報理解の手がかりにしている可能性を考えると、関連ページが体系的につながっている状態は、今後さらに重要になるかもしれません。ただし、この点はまだ断定せず、自社サイトで検証を続けています。
関連する課題については、ページが増えて整理できなくなった場合の進め方のページでも整理しています。
よくある誤解と関連用語
内部リンクについて、「多く張るほど効果がある」と誤解されることがあります。実際には、大切なのはリンクの本数ではなく、関連性と、読み手にとっての分かりやすさです。関係の薄いページへ機械的にリンクを増やしても、読み手の役に立ちにくく、どのリンクが重要かも伝わりにくくなります。本数を追うのではなく、必要な箇所へ的確につなぐことが大切です。
内部リンクと関わりの深いテーマとして、サイト全体の設計の考え方についてはトピッククラスタとは?、中心となるページについてはピラーページとは?もあわせてご覧ください。こうした内部リンクやコンテンツ構造を含むWebサイト全体の設計については、AIO・GEO対策(AI検索最適化)のページで、考え方や進め方を紹介しています。