Schema.orgとは?
要約
Schema.orgとは、構造化データ(ページの内容を機械が理解しやすいように意味づけしたデータ)を記述するときに使う、共通の語彙を定めたしくみです。情報の種類ごとに決まった名前を用意しており、複数の検索エンジンが共同で立ち上げました。Web上で広く使われている共通のルールで、ENVY DESIGNでも構造化データの実装に使っています。
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Schema.org(スキーマ・オルグ)とは、構造化データ(ページの内容を機械が理解しやすいように意味づけしたデータ)を記述するときに使う、共通の「語彙」を定めたしくみです。「会社名はOrganization」「よくある質問はFAQPage」というように、情報の種類ごとに決まった名前(タイプ)を用意しています。複数の検索エンジンが共同で立ち上げたもので、Web上で広く使われている共通の語彙です。ENVY DESIGNでも、構造化データを実装する際にはこのSchema.orgの語彙を使っています。
Schema.orgとは何か、もう少し詳しく
構造化データで情報を意味づけするとき、「これは会社名」「これは価格」といったラベルを付けますが、そのラベルの名前が人によってバラバラだと、機械は理解できません。そこで、「この種類の情報は、この名前で表す」という共通の決まりが必要になります。それを定めているのがSchema.orgです。
たとえるなら、Schema.orgは共通の「辞書」や「単語帳」のようなものです。会社を表すなら「Organization」、記事なら「Article」、よくある質問なら「FAQPage」というように、あらかじめ決められた言葉を使うことで、どの検索エンジンやAIでも同じように内容を理解できるようになります。
構造化データ・JSON-LDとの関係
Schema.orgは、構造化データやJSON-LDとよく一緒に出てくる言葉ですが、それぞれ役割が異なります。整理すると、次のような関係です。
- 構造化データ:ページの内容を機械に分かる形で意味づけするという考え方(目的)
- Schema.org:その意味づけに使う、共通の語彙・名前の決まり(辞書)
- JSON-LD:Schema.orgの語彙を、実際に書き込むための形式(書き方)
つまり、「Schema.orgという辞書から言葉を選び、JSON-LDという形式で書いて、構造化データを実装する」という関係になります。三つはセットで使われることが多く、役割を分けて理解しておくと、構造化データ全体の仕組みが分かりやすくなります。
実務ではどう扱うか
実務では、ページの種類に応じて、Schema.orgで定義されたタイプを選んで使います。よく使われるものには、次のような種類があります。
- Organization:会社や組織の情報
- FAQPage:よくある質問と回答
- Article / BlogPosting:記事やブログ
- BreadcrumbList:パンくずリスト(ページの階層)
Schema.orgには非常に多くのタイプが定義されていますが、実際にはすべてを使う必要はなく、ページの内容に合ったものを適切に選ぶことが大切です。種類を多く使うことより、ページの内容と合っていることのほうが重要だと考えられます。
ENVY DESIGNの視点と観察
ENVY DESIGNでは、FAQページや記事の構造化データを実装する際に、Schema.orgの語彙を使っています。FAQページならFAQPage、記事ならArticleというように、ページの役割に合ったタイプを選んで記述するようにしています。多くのタイプを詰め込むのではなく、内容に合ったものを使うことを基本にしています。
こうした構造化データを実装したページが、AI検索で情報源の一つとして参照されたケースも確認しています。ただし、Schema.orgの語彙を使ったことだけが理由とは考えていません。あくまで、中身のあるコンテンツを機械にも正しく伝えるための土台の一つとして活用している、というのが実務的な捉え方です。
よくある誤解と関連用語
Schema.orgについて、「検索エンジン専用のしくみ」と誤解されることがあります。実際には、Schema.orgはWeb上で情報の意味を共通化するための語彙であり、検索だけに限らず幅広く使われています。検索エンジンやAIが内容を理解する手がかりの一つとして活用しているのが、よく知られた使われ方です。
運営主体や経緯の一次情報は、公式サイトのAbout Schema.orgで公開されています。
構造化データ全般の考え方については構造化データとは?、その記述形式についてはJSON-LDとは?もご参照ください。AI検索最適化(AIO・GEO)の進め方やサービス内容についてはAIO・GEO対策(AI検索最適化)のページもご覧ください。構造化データの実装についてのご相談は、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。