セッションとは?
要約
セッションとは、アクセス解析における単位のひとつで、ユーザーが一定の時間内にサイト上で行った一連の操作をまとめたものです。1人のユーザーが複数のページを見ても、ひとつながりの訪問であれば1セッションと数えます。GA4などのアクセス解析では、サイトへの訪問数を測る基本的な指標として使われます。ENVY DESIGNでは、AI検索経由の訪問もセッション単位で確認しています。
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セッションとは、アクセス解析における単位のひとつで、ユーザーが一定の時間内にサイト上で行った一連の操作をまとめたものです。1人のユーザーが複数のページを見ても、ひとつながりの訪問であれば1セッションと数えます。GA4(Googleアナリティクス)などのアクセス解析では、サイトへの訪問数を測る基本的な指標として使われます。ENVY DESIGNでは、AI検索経由の訪問もセッション単位で確認しています。
セッションとは何か、もう少し詳しく
セッションは、「サイトへの1回の訪問」とイメージすると分かりやすい単位です。たとえば、ある人がサイトを訪れてトップページを見て、そのまま料金ページ、会社案内と続けて読み進めた場合、複数のページを見ていても、ひとつながりの操作であれば1セッションとして数えられます。
混同されやすい指標に「ページビュー(PV)」と「ユーザー」があります。それぞれ数える対象が異なります。
- セッション:サイトへの訪問の回数。1回の訪問で何ページ見ても1と数える
- ページビュー(PV):ページが表示された回数。3ページ見れば3と数える
- ユーザー:サイトを訪れた人の数。同じ人が2回訪問すれば、2セッション・1ユーザーとなる
たとえば、1人のユーザーが日を分けて2回訪問し、それぞれ3ページずつ見た場合、「1ユーザー・2セッション・6ページビュー」となります。同じアクセスでも、どの単位で見るかによって数え方が変わる、という点を押さえておくと、アクセス解析の数字を読み違えにくくなります。
GA4におけるセッション
現在、Googleのアクセス解析ツールであるGA4(Googleアナリティクス4)では、セッションは主要な指標のひとつとして扱われています。GA4では、ユーザーがサイトを訪れてから一定時間(初期設定では30分)操作がないと、そのセッションは終了したものとして扱われます。その後、同じユーザーが再び操作すると、新しいセッションが始まります。
また、セッションには「どこから訪れたか」を示す参照元やメディアなどの情報がひもづきます。検索エンジン、他サイト、広告など、どの経路からの訪問が多いかをセッション単位で確認できます。ただし、GA4の参照元は一定のルールにもとづいて割り当てられるため、必ずしも直前の流入元がそのまま表示されるとは限りません。
実務ではどう扱うか
セッションは、サイトの状況を把握するうえで基本となる指標ですが、数だけを見て判断しないことが大切です。次のような視点と組み合わせると、より実態が見えてきます。
- 参照元と合わせて見る:どの経路からの訪問かを合わせて見ると、増減の理由をつかみやすい
- 行動と合わせて見る:訪問後にどのページを見て、問い合わせなどにつながったかまで見る
- 期間で比較する:前の期間と比べて、増えているのか減っているのかを確認する
セッション数が多くても、目的の行動(問い合わせや購入など)につながっていなければ、成果が出ているとは限りません。数の大小だけでなく、訪問がその後どうなったかまで合わせて見ることが大切です。
ENVY DESIGNの視点と観察
ENVY DESIGNでは、アクセス解析を見るときに、セッション数そのものよりも、「どの経路から訪れたセッションか」を重視しています。とくに近年は、検索エンジンやSNSに加えて、AI検索(ChatGPTなどの生成AIサービス)経由の訪問が見られるようになってきました。
そのため、自社サイトでは、AI検索サービスから人がリンクをたどって訪れたセッションがどれくらいあるかを、参照元ごとに確認しています。ここで注意したいのは、AIサービスから人がクリックして訪れる「訪問」と、AIクローラーがページを取得する「アクセス」は別のものだという点です。前者はアクセス解析上のセッションとして記録されますが、後者は人の訪問ではありません。さらに、AI経由の訪問は参照元が渡されないことがあり、その場合GA4では「Direct(直接)」などに分類される可能性があります。そのため、GA4だけでAI経由の流入を完全に把握することはできないと考えており、数字の扱いには慎重さが必要だと感じています。このあたりの具体的な見方や、GA4に表れないAI経由の訪問をどう捉えるかについては、GA4のDirect急増はAIに読まれているサインかもしれないなどの記事で取り上げています。
よくある誤解と関連用語
セッションについて、「セッション数=訪れた人数」と誤解されることがあります。実際には、同じ人が複数回訪問すれば、その分セッションは増えます。訪れた人数を見たい場合は「ユーザー」、ページが見られた回数を見たい場合は「ページビュー」と、目的に応じて指標を使い分けることが大切です。
セッションと関わりの深いテーマとして、AI検索経由の流入についてはAIクローラーとは?、サイトへの訪問のきっかけを増やす取り組みについてはAIOとは?もあわせてご覧ください。アクセス解析を含めたWebサイトの運用についてはAIO・GEO対策(AI検索最適化)のページで、考え方や進め方を紹介しています。