CTA-004 公開  更新

本文中型 CTA

記事や説明の途中で、その段落の話題に合った相談や関連サービスへの案内を、短く置くCTAの設計です。
読み手が「自分の場合はどうか」と感じやすい話題の直後に置くことで、関心とつながった行動を示します。
1〜2行の文とリンク1つにとどめ、ラベルと枠で本文の参考リンクと区別することで、読む流れを止めずに案内できます。

ワイヤーフレーム(PC)

本文中型 CTA PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

本文中型 CTA SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 文とボタンを縦に並べる:横に並べると文もボタンも窮屈になるため、文の下にボタンを置いています。
  2. ボタンは横いっぱい:本文を読んでいる指の動きのまま押せるよう、押す場所を大きくしています。
  3. 文は短く:狭い画面で長い案内が続くと本文の流れが切れるため、2行程度に収めています。
  4. 枠とラベルで区切る:狭い画面でも、本文の続きではなく案内であることが分かるようにしています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 記事や説明の途中に、話題とつながる相談やサービスがある
  • 課題の解説など、読み手が「自分の場合はどうか」と考えやすい内容
  • 長い記事で、末尾まで読まれないことがある
  • ブログ記事、解説ページ、事例紹介など

向かないケース

  • 話題と関係の薄い案内を、決まった位置に機械的に入れたい(広告のように見え、読み飛ばされやすくなります)
  • 短いページで、末尾のCTAがすぐに見える(セクション末尾型だけで足ります)
  • 複数の行動を並べて、読み手に選んでもらいたい(主副併記型が向きます)

このワイヤーの特徴

話題の直後に置き、読み手の関心とつながる

記事の途中で「自分のサイトでも起きているかもしれない」と感じたときが、次の行動を考えるきっかけになります。その話題を説明した段落のすぐあとに、話題に合った案内を置いています。

本文を読む流れを止めない

途中に大きな案内を挟むと、本文の続きを読む邪魔になります。案内は1〜2行の文と、ボタンのような形のリンク1つにとどめ、段落と段落の区切りに置いています。

本文の参考リンクと見分けがつく

本文の中の参考リンクと同じ見た目だと、行動の案内だと気づかれません。「この記事に関連するご相談」というラベルと枠で本文から区切り、参考リンクとは役割の違いが分かるようにしています。

行き先を、話題に合わせる

どの案内も汎用の問い合わせページにつなぐと、押した人は何を相談すればよいのかを考え直すことになります。「表示の確認を相談する」のように、話題に合った相談や関連サービスへつないでいます。

SPでは、文とボタンを縦に並べる

SPで横に並べると、文もボタンも窮屈になります。文の下にボタンを横いっぱいに置き、押しやすくしています。

制作時のよくある失敗

段落や文の途中に割り込ませる

説明の途中に案内を挟むと、話の流れが切れ、本文も案内も読みにくくなります。
話題の説明がひと区切りついた段落のあとに置きます。

話題と関係のない案内を、決まった間隔で入れる

どの記事にも同じ案内を一定の間隔で入れると、広告のように見えて読み飛ばされやすくなります。
案内は、その位置で話している内容に合うものだけを置きます。

1つの記事に、何度も入れる

案内が続くと、記事そのものが宣伝のように見えてしまいます。
必要な箇所だけに置いて同じ案内を繰り返さないようにし、一般的な記事では1〜2か所程度を目安に、記事の長さや話題の数に合わせます。
末尾のCTAとは役割を分けます。

本文と見分けがつかない、または派手すぎる

本文と同じ見た目だと気づかれず、反対に広告のバナーのように派手にすると避けられます。
ラベルと枠で本文から区切りつつ、記事の雰囲気から浮かない程度の強さにします。

画像だけのバナーで作り、文言が読み取れない

文字を画像にしたバナーは、読み上げで内容が伝わらず、SPでは文字が小さくなりがちです。
CTAの意味やリンク先を画像の中の文字だけに頼らず、HTMLのテキストでも伝えます。
装飾だけの画像には、重複した説明を付けないようにします。

よくある質問

1つの記事に、何か所まで置いてよいですか?

話題が大きく変わる区切りごとに置くことを検討します。
一般的な記事では1〜2か所程度を目安にし、記事の長さや話題の数に合わせます。
記事の末尾には記事全体を受けたCTAを置くことが多いため、本文中の案内とは役割を分けます。

本文の中のテキストリンクとは、何が違いますか?

テキストリンクは、詳しい説明や関連する記事へ参考として案内するためのものです。
この型は、読み手に相談や申し込みなどの行動を案内するためのものです。
役割が違うため、ラベルや枠で見た目も区別します。

記事ごとに文言を書き分けるのは大変ではありませんか?

すべての記事で一から書く必要はありません。
記事の話題をいくつかに分け、それぞれに合う案内を数種類用意しておき、記事ごとに選んで使う方法があります。

バナー画像で作ってもよいですか?

作ることはできますが、CTAの意味やリンク先は、画像の中の文字だけに頼らずHTMLのテキストでも伝えるほうが、読み上げやSPでの読みやすさの点で扱いやすくなります。
画像そのものがリンクになる場合は、リンク先が分かる代わりのテキストを付け、装飾だけの画像には重複した説明を付けないようにします。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開