このワイヤーの特徴
質問の一覧を見渡してから、必要な回答だけを読める
回答をすべて表示すると、質問を探すためにページを長くスクロールすることになります。
質問だけを並べることで、自分の疑問に近い質問を一覧から見つけ、その回答だけを開いて読めます。
回答をページに含めたまま開閉し、ページ内検索からもたどり着ける
回答は押したあとに読み込むのではなく、最初からHTMLに含めます。
対応ブラウザでは hidden=”until-found” を使うことで、閉じた回答も、ページ内検索やURLから見つけたときに表示できます。
また、開閉ボタンに aria-expanded と aria-controls を設定することで、支援技術にも開閉状態と回答との関係を伝えられます。
すべて開く操作で、まとめて読みたい人にも応える
1つずつ開くのが手間な人や、印刷して読みたい人もいます。
「すべて開く」を用意することで、拾い読みしたい人とまとめて読みたい人の両方に、同じFAQで応えられます。
URLで特定の質問を開き、案内や共有に使える
問い合わせへの返信やチャットで「この質問を見てください」と案内するとき、FAQのページを開いてから探してもらうのは手間です。
質問ごとにIDを付け、URLで開いた状態にできるようにすることで、必要な回答を直接案内でき、共有もしやすくなります。
SPでは行全体を押せる領域にし、押し間違いを減らす
SPでは、質問の行全体を押せる領域にし、行の高さを確保しています。小さなアイコンを狙って押す必要がなく、指でも押し間違えにくくなります。
制作時のよくある失敗
回答を、押してから読み込む作りにしている
回答をあとから読み込むと、ページ内検索で見つからず、支援技術でも内容が伝わりにくくなります。
回答は最初からページに含め、表示だけを切り替えます。
開閉のアイコンだけが押せる
小さな+ボタンだけが押せる作りでは、質問文を押しても開かず、特にSPでは押しにくくなります。
質問の行全体を押せる領域にします。
1つ開くと、他が自動で閉じる
1つだけ開く作りは画面がすっきりしますが、2つの回答を見比べたいときに不便です。
自動で閉じる動きは、必要な場合に限ります。
重要な注意事項を、閉じた中にしまっている
解約の条件や料金に関わる注意事項など、読んでもらう必要がある内容をFAQの閉じた中に置くと、読まれない可能性があります。
重要な条件は、料金やサービスの説明の本文に書き、FAQは補足にします。
URLやページ内検索で開いたとき、開閉状態がずれている
URLのハッシュや hidden=”until-found” で回答を表示したときに、+/−の表示や aria-expanded が閉じた状態のままにならないようにします。
表示状態、アイコン、ARIA属性を同時に更新します。
構造化データと、表示している文面が違う
FAQPageの構造化データに、ページに表示していない質問や、表示と違う回答を入れるのは避けます。
構造化データを出す場合は、表示している質問と回答をそのまま使います。
よくある質問
最初から1つ目の質問を開いておいたほうがいいですか?
アコーディオンであることが伝わりやすくなるため、よく読まれる質問を1つ開いておく方法があります。
一方で、すべて閉じた状態の方が質問の一覧を見渡しやすくなります。
質問の数と、最初に読んでほしい質問があるかどうかで決めます。
FAQの構造化データは、今も入れたほうがいいですか?
Googleは2026年5月7日以降、FAQのリッチリザルトを検索結果に表示しなくなり、同年6月にはFAQPageに関するGoogle検索向けのドキュメントも削除しました。
そのため、Google検索でFAQのリッチリザルトを表示する目的で入れる必要は、現在はありません。
一方、FAQPage自体はSchema.orgに定義されている型で、ほかのシステムで利用する目的がある場合などには使えます。
入れる場合は、ページに表示している質問と回答と一致させます。
閉じている回答も、検索やAIに読まれますか?
回答を最初からHTMLに含めていれば、ページの内容としては存在します。
ただし、どの程度重視されるかは検索エンジンやAIの仕様によって異なるため、特に読まれてほしい内容は、閉じた中だけに置かず本文でも触れておくと安心です。
全文表示型とは何が違いますか?
全文表示型は、開閉させずに質問と回答をすべて表示する型です。
質問が少ない場合や、回答をすべて読んでもらいたい場合に向きます。
この型は、質問が多く、一覧から選んで読んでもらいたい場合に向いています。