FAQ-002 公開  更新

全文表示型 FAQ

質問と回答を開閉させずに、すべてそのまま表示するFAQの設計です。
押して開く手間がなく、上から読み進めるだけで回答まで目に入ります。
冒頭に質問の目次を置き、質問ごとにIDを持たせることで、質問が増えても探しやすく、URLで特定の質問を案内できるFAQになります。

ワイヤーフレーム(PC)

全文表示型 FAQ PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

全文表示型 FAQ SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 目次は1列に:横幅が狭くても、質問文を省略せずに読めるようにしています。
  2. 移動先が隠れないように:目次から移動したときに、質問が固定ヘッダーの下に隠れないよう、止まる位置を調整しています。
  3. 問い合わせはCTAを全幅に:読み終えたところで、解決しなかった人がそのまま問い合わせに進めるようにしています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 質問の数が少なめで、どの回答も読んでもらいたい
  • 回答が短く、すべて表示してもページが長くなりすぎない
  • 料金やサービスの説明ページの下に、補足としてFAQを置く
  • 申し込み前の確認事項、サービスの条件、よく聞かれる手続きなど

向かないケース

  • 質問の数が多く、すべて表示するとページが長くなりすぎる(一覧から選んで開くアコーディオン型が向きます)
  • 回答が長く、表や手順、画像を多く含む(1問1ページにした方が読みやすくなります)
  • 利用者の立場や目的によって、読みたい質問が大きく分かれる(カテゴリ分け型が向きます)

このワイヤーの特徴

押す手間なく、回答まで読み進められる

開閉させる作りでは、読みたい質問ごとに押す必要があります。
質問と回答をすべて表示することで、上から読み進めるだけで、どの回答にも目が届きます。

目次で、読む前に全体を見渡せる

回答まで表示するとページは長くなります。
冒頭に質問の目次を置くことで、どんな質問があるのかを先に見渡し、読みたい質問へ直接移動できます。

質問ごとのIDで、URLから特定の質問を案内できる

問い合わせへの返信やチャットで、特定の質問を案内したい場面があります。
質問ごとにIDを持たせることで、URLを送るだけで、その質問の位置を直接開いてもらえます。

回答がすべてページ上にあり、ページ内検索でも見つかる

回答を開閉させないため、ページ内検索で探した言葉が、閉じた中に隠れていることがありません。読み手が自分の言葉で探しても、該当する回答にそのままたどり着けます。

SPでは目次を1列にし、移動先が隠れないようにする

SPでは目次を1列にして質問文を省略せず表示し、目次から移動したときに質問が固定ヘッダーの下に隠れないよう、止まる位置を調整しています。狭い画面でも、目次から選んだ質問をそのまま読み始められます。

制作時のよくある失敗

質問が多いのに、すべて表示している

質問が20も30もある状態ですべて表示すると、ページが長くなり、目次があっても読む負担が大きくなります。
質問の数が多い場合は、アコーディオン型やカテゴリ分けを検討します。

質問と回答の区切りが分かりにくい

質問と回答が同じ見た目で続くと、どこからが次の質問なのかが分かりにくくなります。
質問は見出しにし、組の間を区切り線と余白で分けます。

目次から移動すると、質問が固定ヘッダーに隠れる

ページ内リンクで移動したときに、固定ヘッダーの下に質問が隠れて、どこに来たのか分からなくなることがあります。
移動先の止まる位置を、ヘッダーの高さ分だけずらします。

回答の行が長すぎる

PCで横幅いっぱいに回答を書くと、1行が長くなり、読み進めにくくなります。
回答を置く幅を抑えて、1行が長くなりすぎないようにします。

内容が変わるFAQに、最終更新日がない

料金や手続きに関わる回答は、変わることがあります。
こうしたFAQに最終更新日がないと、読み手は今も正しい情報かを判断できません。
内容が変わる可能性のあるFAQでは更新日を表示し、見直したら変えます。

よくある質問

質問がいくつまでなら、全文表示でいいですか?

一律の上限はありませんが、回答が短い場合は10問前後までをひとつの目安にし、スクロールで無理なく読み切れるかどうかで判断します。
それ以上になる場合や、回答が長い場合は、アコーディオン型やカテゴリ分けを検討します。

目次は必要ですか?

質問が数問だけで、画面に収まる程度なら省いても読めます。
質問が増えてスクロールが必要になるなら、目次を置くと、どんな質問があるかを先に見渡せます。

質問ごとのリンクは、どう作ればいいですか?

各質問の見出しにIDを付け、ページのURLの末尾に「#」とIDを付けたリンクにします。
IDは #q3 のような番号ではなく、#payment(支払い方法)、#cancel(解約)のような内容を表す名前にすると、質問の順番を入れ替えてもURLが変わらず、共有したリンクが切れにくくなります。

アコーディオン型とは何が違いますか?

アコーディオン型は、質問を一覧で見せ、押した質問の回答だけを開く型です。
質問が多い場合に向きます。
この型は開閉させずにすべて表示するため、質問が少なめで、どの回答も読んでもらいたい場合に向いています。

同じパーツのPattern

FAQの型の選び方と一覧を見る

関連ページ

この型をシェアする

チームや制作先に、この型のページを送れます。

この型は役に立ちましたか?

このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開