FV-002 公開  更新

画像主体型 ファーストビュー

ページを開いて最初に見える画面で、1枚の写真を大きく見せ、その上に見出しとボタンを重ねるファーストビューの設計です。
お店の空間や商品、人の様子など、言葉より写真のほうが早く伝わる内容に向いています。
写真の上でも文字が読める明るさの差を保ち、SPでは写真と文字を分けて置くことで、雰囲気と内容の両方を伝えます。

ワイヤーフレーム(PC)

画像主体型 ファーストビュー PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

画像主体型 ファーストビュー SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 写真の下に文字を置く:狭い画面で写真に文字を重ねると、主題が隠れ、文字も読みにくくなるためです。
  2. 主題が切れない切り取り方:横長の写真をそのまま縮めると端の人や商品が切れるため、SPでの見え方を確かめています。
  3. 写真の高さを抑える:写真だけで画面が埋まらないよう高さを調整し、主ボタンまで早くたどり着けるようにしています。
  4. 主ボタンは横いっぱい:写真の下の文字と一緒に、押しやすい大きさで置いています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 空間、料理、商品、人の様子など、見た目で伝えたほうが早い
  • 伝えたいことを裏付ける、実際の写真が用意できる
  • お店や施設の雰囲気が、選ばれる理由になっている
  • 飲食店、美容室、宿泊施設、住宅、アパレルなどのトップページ

向かないケース

  • 伝えたいことに合う写真が用意できない(テキストを主役にする一文訴求型が向きます)
  • サービスの内容や強みを、言葉で説明したほうが分かりやすい(同じく一文訴求型が向きます)
  • 文章と写真の両方を、同じ強さで見せたい(左右に分けて並べる左右分割型が向きます)

このワイヤーの特徴

写真で、雰囲気や中身がひと目で伝わる

空間、料理、商品、働く人の様子などは、写真を見ることで特徴や雰囲気をつかみやすい内容です。最初の画面を1枚の写真で大きく見せ、読み手がどんな場所・どんなサービスかを直感的につかめるようにしています。

写真の上でも、文字が読める

写真の明るい部分に白い文字を重ねると、読めなくなることがあります。文字の後ろに暗い重ね(グラデーション)を敷くなどして、実際に使う写真ごとに文字が十分読めるかを確かめています。
写真を差し替える場合も、文字との明るさの差をあらためて確かめます。

写真だけで終わらず、何のページかが言葉でも分かる

雰囲気のある写真でも、それだけでは何のお店か、何をしてほしいのかが伝わりません。写真の上に、対象を示すラベル、見出し、補足の文、ボタンを置き、言葉でも内容を伝えています。

SPでは、写真と文字を分けて読みやすくする

SPの狭い画面で写真の上に文字を重ねると、写真の主題が隠れ、文字も読みにくくなりがちです。SPでは写真を上に、文字とボタンをその下に置き、どちらも見やすくしています。

続きがあることが分かる

最初の画面が写真で埋まると、ページがそこで終わっているように見えることがあります。このワイヤーでは、画面の下に次のセクションの見出しを少しのぞかせています。
背景のつながりや、スクロールを促す表示で伝える方法もあります。

制作時のよくある失敗

文字が写真に溶けて読めない

写真の明るさや模様によっては、上に重ねた文字がほとんど読めなくなります。
暗い重ねを敷けば読めるとは限らないため、実際に使う写真ごとに文字が十分読めるかを確かめ、写真を差し替える場合もあらためて確かめます。

雰囲気だけの写真で、何の会社か分からない

握手や青空、都会の街並みのような、どの会社にも当てはまる写真だけでは、内容が伝わりません。
実際の店内、商品、スタッフなど、伝えたいことを裏付ける写真を選びます。

SPで、写真の主題が切れたり、文字に隠れたりする

PCの横長の写真をそのままSPで表示すると、人の顔や商品が端で切れたり、見出しに隠れたりします。
SPでの切り取り方を確かめ、必要に応じてSP用の写真や、写真の下に文字を置く配置を用意します。

最初の写真の表示が遅い

最初の画面の写真を後から読み込む設定にしたり、大きすぎる画像をそのまま使ったりすると、表示が遅くなり、読み込み中に配置がずれることもあります。
最初の写真は後回しにせず読み込み、画面に合った大きさに圧縮し、幅と高さを指定します。

複数の写真を自動で切り替える

複数の写真を自動で切り替えると、見ている途中で内容が変わり、写真や重ねた文字を落ち着いて確かめにくくなります。
この型では最初に伝える写真を1枚に絞り、ほかの写真は次のセクション以降で見せます。

よくある質問

写真の上に文字を重ねるのと、写真の下に置くのとでは、どちらがよいですか?

文字を読みやすく保てるなら、どちらでもかまいません。
重ねる場合は、文字の後ろに暗い重ねを敷くなどして、写真が変わっても読めるようにします。
SPのように狭い画面では、写真の下に文字を置いたほうが、写真の主題も文字も見やすくなることが多いです。

フリー素材の写真を使ってもよいですか?

使うことはできますが、どの会社にも当てはまる写真では、内容が伝わりにくくなります。
実際の店内や商品、スタッフの写真が用意できるなら、そちらのほうが伝わりやすいです。
写真が用意できない場合は、テキストを主役にする一文訴求型も選べます。

写真の代わりに、動画を流してもよいですか?

流すことはできます。
その場合は、音を出さずに再生し、止める手段を用意します。
動きを減らす設定をしている人には、動画を止めて静止画を表示します。
動画は表示が重くなりやすいため、最初の画面の表示速度にも注意します。

写真の代替テキストには、何を書けばよいですか?

写真が内容を伝えるために使われている場合は、何が写っているかを短く書きます。
見出しで同じことを説明していて、写真が雰囲気づけのための装飾にとどまる場合は、代替テキストを空にして、読み上げで重ならないようにします。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開