FV-008 公開  更新

商品選択型 ファーストビュー

ページを開いて最初に見える画面に商品のカードを並べ、最初から商品を選び始めてもらうファーストビューの設計です。
読み手の好みや用途の言葉でカテゴリを分け、選ぶと並ぶ商品が切り替わるようにします。
カードには写真・商品名・特徴・税込価格をそろえ、在庫切れも分かるようにすることで、1つずつ開かなくても比べながら選べます。

ワイヤーフレーム(PC)

商品選択型 ファーストビュー PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

商品選択型 ファーストビュー SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. カテゴリは横に送る:狭い画面でカテゴリを折り返すと、商品が下に押し出されるため、1行にして横に送れるようにしています。
  2. 商品カードは2列を基本に:見比べやすさを保ちつつ、情報量が多い商品では1列に切り替えます。
  3. 写真の高さを調整する:商品の主題が分かる縦横比にそろえつつ、写真で画面が埋まらないよう高さを調整し、商品名と価格まで目に入るようにしています。
  4. すべての商品への入口は下に:商品を見たあとに、ほかの商品へ進めるようにしています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 読み手が、商品を見て選ぶことを目的に来る
  • 扱う商品が複数あり、好みや用途で選び分けてもらいたい
  • 写真と価格で比べられる商品を扱っている
  • ネットショップ、食品・日用品・雑貨の通信販売、テイクアウトの注文ページなど

向かないケース

  • 探したい条件(地域・価格帯・日付など)を読み手が決めて来る(目的入力型が向きます)
  • 商品が1つだけ、またはお店の雰囲気を伝えることが中心(写真を主役にする画像主体型が向きます)
  • 見積もりや相談が必要で、価格をカードに示せない商品を扱っている

このワイヤーの特徴

ページを開いてすぐに、商品を選び始められる

ネットショップを開いた人の多くは、何を売っているかを確かめ、気になる商品を探そうとしています。最初の画面に商品のカードを並べ、読み進めなくても選び始められるようにしています。

自分の好みや用途から、商品を絞り込める

商品名や産地の違いが分からない人は、どれを選べばよいか迷います。「すっきり・浅煎り」「ギフト」のように、読み手の好みや用途の言葉でカテゴリを分け、選ぶと並ぶ商品が切り替わるようにしています。

商品ごとに、選ぶための情報がそろう

写真だけが並んでいると、どれがいくらで、どんな特徴なのかを知るために1つずつ開くことになります。カードに写真・商品名・特徴の一言・価格(税込)をそろえ、比べながら選べるようにしています。

何のお店かも、最初の画面で分かる

商品だけが並んでいると、どんなお店なのかが伝わりにくくなります。商品の上に、お店の特徴が分かる短い見出しと補足を置いています。

SPでは、2列に並べてカテゴリを横に送る

SPで商品を1列に並べると、最初の画面に1〜2点しか入りません。商品は2列を基本に並べ、カテゴリは横に送って選べるようにしています。
商品名や価格の情報が多い場合は、1列に切り替えます。

制作時のよくある失敗

写真だけが並び、商品名や価格が分からない

写真を大きく見せることを優先して、名前や価格をカードから外すと、読み手は1つずつ開いて確かめることになります。
カードには、写真・商品名・価格をそろえます。

カテゴリが、社内の分類や品番になっている

「Aシリーズ」「No.203」のような分類では、読み手は自分に合うものが分かりません。
味の好み、使う場面、贈る相手など、読み手が選ぶときの言葉でカテゴリを分けます。

商品を並べすぎる、または自動で流れるカルーセルにする

最初の画面に多くの商品を詰め込んだり、自動で流れる横並びにしたりすると、落ち着いて比べられません。
最初の画面では少数に絞り、すべての商品を見る入口を別に用意します。

価格の表示が、税込と税抜で混在している

商品によって税込と税抜が混ざっていると、比べるときに読み手が計算し直すことになります。
一般消費者向けに価格を表示する場合は、税込の総額で表示し、ページ内の表記をそろえます。

在庫切れの商品が、ほかと同じように並んでいる

選んで開いてから在庫切れだと分かると、読み手はがっかりします。
在庫切れの商品は「在庫切れ」などの状態をカード上で明示し、購入できないことが分かるようにします。
写真を薄くするなど見た目だけで伝えず、文字で示します。
最初の画面の候補から外す方法もあります。

よくある質問

最初の画面には、何点くらい並べればよいですか?

PCで1〜2行、SPで2〜4点程度が、見比べやすい目安です。
並べる商品は、定番や人気の商品、季節の商品など、初めての人が選び始めやすいものにします。
ほかの商品は、「すべての商品を見る」から一覧へ案内します。

「人気」や「No.1」のラベルを付けてもよいですか?

「人気」「売れ筋」などのラベルは、販売数などの基準と対象期間を説明できるものにします。
「No.1」など比較を伴う表示は、比較対象や調査条件を含め、表示を裏付ける根拠を確かめたうえで使います。
根拠を示せない表示は、読み手の誤解につながるため避けます。

最初の画面のカードに、カートに入れるボタンを置いたほうがよいですか?

何度も買う人が多い商品や、選ぶ要素が少ない商品なら、カードから直接カートに入れられると便利です。
サイズや量を選ぶ必要がある商品は、カードからは商品ページへ案内し、そこで選んでもらうほうが間違いが起きにくくなります。

商品の画像は、どう読み込めばよいですか?

最初の画面に表示される商品の画像は、後から読み込む設定にせず、幅と高さを指定して表示のずれを防ぎます。
画面の外にある商品の画像は、後から読み込む設定にして、最初の表示を軽くします。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開