NAV-008 公開  更新

下部タブバー型 ヘッダー

SPで、よく使うページへの入口を画面の下にタブとして並べ、スクロールしても常に表示する設計です。
親指が届きやすい位置にホーム・主要なページ・相談の入口を並べるため、メニューを開かなくても1回の操作で移動できます。
タブバーに入らないページは上のメニューボタンからたどれるようにし、PCでは同じ行き先を上のヘッダーに並べます。

ワイヤーフレーム(PC)

下部タブバー型 ヘッダー PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

下部タブバー型 ヘッダー SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. よく使うページを画面の下に:親指が届きやすい位置に置き、メニューを開かずに1回で移動できるようにしています。
  2. アイコンに文字を添える:アイコンだけでは行き先が伝わりにくいため、すべてのタブに短い文字を添えています。
  3. 相談は見た目を分ける:ページ移動のタブと区別できるよう、相談のタブだけ塗りつぶしの形にしています。
  4. 本文がタブバーに隠れない:本文の下にタブバーの高さ分の余白を取り、最後まで読めるようにしています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • SPで、何度も行き来するページが少数に決まっている
  • SPからの利用が多く、読み進めながら主要なページを行き来してほしい
  • 相談や予約など、主な行動の入口を常に見せておきたい
  • 会員向けのサイトや、店舗・サービスのサイトなど、繰り返し訪れて使われるサイト

向かないケース

  • よく使うページが決まっておらず、タブに並べる項目を絞れない(すべてのページをメニューの中に大きく並べる全画面メニュー型が向きます)
  • 相談の入口だけを画面の下に常に見せたい(相談ボタンだけを画面に残す追従型 CTAが向きます)
  • フォームや長い記事が中心で、画面の下の表示範囲をできるだけ広く使いたい

このワイヤーの特徴

よく使うページへ、メニューを開かずに移動できる

メニューボタンの中にすべてのページを入れると、よく使うページへ移動するたびに、メニューを開く操作が必要になります。ホーム・サービス・制作実績・料金を画面の下に並べ、どのページからでも1回の操作で移動できるようにしています。

親指が届きやすい位置に、行き先がある

片手でスマートフォンを持つと、画面の上のほうは指が届きにくくなります。よく使う行き先を画面の下に並べ、片手でも押しやすい位置にしています。

相談の入口が、どこからでも見える

読み進めている途中で相談したくなっても、入口がページの上や下にしかないと、探す手間がかかります。タブの右端に、ほかのタブと見た目を分けた「相談する」を置き、どこからでも相談へ進めるようにしています。

今どのページを見ているかが、画面の下でも分かる

タブの色を変えるだけでは、色の違いが分かりにくい人には伝わりません。表示中のタブに線と太字の印を付け、色だけに頼らずに区別しています。

PCとSPで、同じ行き先を同じ名前で見せる

PCとSPで行き先の名前が違うと、同じページなのか別のページなのかが分かりにくくなります。このワイヤーでは、SPでタブに並べる行き先を、PCでは上のヘッダーに同じ名前で並べています。

制作時のよくある失敗

タブの数が多く、文字が読めない

6つ、7つとタブを並べると、アイコンと文字が小さくなり、押し間違いも増えます。
タブは横一列で読みやすく押しやすい数に絞り、ほかのページはメニューボタンからたどれるようにします。

アイコンだけで、行き先が分からない

アイコンの意味は人によって受け取り方が違い、特にサービスや料金などは形だけでは伝わりにくいです。
すべてのタブに短い文字を添えます。

本文の最後や、フォーカスした項目がタブバーに隠れる

タブバーは本文の上に重なって表示されるため、余白を取らないと、本文の最後の行やボタンがタブバーの下に隠れます。
本文の下にタブバーの高さ分の余白を取り、キーボードで移動したときのために scroll-padding-bottom なども設定します。

端末の操作用の領域と重なる

画面の下にホームインジケータなどのシステム操作領域がある端末では、タブバーがその領域と重なり、押しにくくなることがあります。
env(safe-area-inset-bottom) などで、その領域の分の余白を取ります。

ページ移動のタブに、表示切り替え用の役割を付けている

role=”tablist” や role=”tab” は、ページ内の表示を切り替えるタブのための役割です。
ページへ移動するタブに付けると、読み上げソフトなどではページ内の表示切り替えとして扱われ、矢印キーでの操作が前提になります。
ページへのリンク集として、nav 要素で組みます。

画面の下に、追従する要素を重ねすぎる

タブバーに加えて、追従する相談ボタン、Cookieの案内、チャットのボタンなどを画面の下に重ねると、本文を読む範囲が狭くなり、押し間違いも増えます。
相談をタブに入れた場合は追従する相談ボタンを置かないなど、画面の下に残すものを絞ります。

よくある質問

タブには、どのページを並べればよいですか?

何度も行き来するページを選びます。
よく見られているページや、相談や予約などの主な行動の入口が候補になります。
このワイヤーでは、ホーム・サービス・制作実績・料金の4つと相談の入口を並べ、ほかのページは上のメニューボタンからたどれるようにしています。

下部タブバー型と追従型CTAは、どのように使い分けますか?

下部タブバー型は、主要なページへの移動と相談の入口の両方を画面の下に残す形です。
追従型CTAは、相談などの行動の入口だけを残す形です。
両方を同時に画面の下に置くと重なりやすいため、どちらか一方にします。

PCでも、画面の下にタブバーを表示したほうがよいですか?

このワイヤーでは、PCではタブバーを表示せず、同じ行き先を上のヘッダーに並べています。
画面の下に並べる利点は、片手で持ったときに親指が届きやすいことにあり、PCにはあてはまりにくいためです。

フォームの入力中も、タブバーは表示したままでよいですか?

画面のキーボードが表示されると、タブバーが入力欄に重なったり、入力できる範囲が狭くなったりすることがあります。
入力中はタブバーを隠す、フォームのページではタブバーを表示しないなど、実際の端末で確かめて決めます。

同じパーツのPattern

ヘッダーの型の選び方と一覧を見る

関連ページ

この型をシェアする

チームや制作先に、この型のページを送れます。

この型は役に立ちましたか?

このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開