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横並び型 ヘッダー

どのページでも同じ位置に表示するヘッダーで、ロゴ・主要なページへのメニュー・相談ボタンを横一列に並べる設計です。
主要なページがすべて最初から見えているため、どこからでも1回で移動でき、サイトの全体像も伝わります。
表示中のページには印を付け、相談ボタンはメニューと見た目を分けて、常に目に入る位置に置きます。

ワイヤーフレーム(PC)

横並び型 ヘッダー PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

横並び型 ヘッダー SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. メニューはハンバーガーに:狭い画面で5項目を横に並べると、文字が小さくなるか折り返してしまうためです。
  2. 相談ボタンは外に残す:このワイヤーでは相談が主な行動で、短い文言ならヘッダー内に収まるため、メニューを開かなくても見えるようにしています。
  3. 表示中のページに印:一覧を開いたときに、今いるページがどれかをすぐ確かめられるようにしています。
  4. ×・外側・Escで閉じる:閉じ方で迷わないよう複数の方法を用意し、Escで閉じたときはメニューボタンにフォーカスを戻しています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 主要なページが少数で、横一列にしても読みやすい大きさで収まる
  • ページ数が少なめのコーポレートサイト、サービスサイト、店舗や事務所のサイト
  • 相談や問い合わせの入口を、どのページからも見せておきたい
  • 中小企業、士業、制作会社、クリニックなど、メニューの構成が比較的単純なサイト

向かないケース

  • 主要な行き先が多く、横一列に並べると折り返したり詰まったりする(項目の下に子ページを開く、階層を持たせるドロップダウン型が向きます)
  • サービスや商品の種類が多く、メニューから直接たどってほしい(大きく開く一覧で見せるメガメニュー型が向きます)
  • ECサイトなど、検索やカートへの入口をヘッダーの主役にしたい

このワイヤーの特徴

どのページからでも、主要なページへ1回で移動できる

メニューを開かなくても主要なページがすべて見えているため、読み手は探す手間なく行き先を選べます。項目を横一列に並べ、どのページでも同じ位置に表示することで、どこからでも1回の操作で主要なページへ移動できるようにしています。

項目が見えていることで、サイトの全体像が伝わる

メニューの並びは、そのサイトに何が載っているかの目次の役割も持ちます。「サービス」「制作実績」「料金」のように項目がすべて見えていることで、初めて訪れた人にもサイトの全体像が伝わります。

今どのページにいるかが分かる

検索から途中のページに入った人は、自分がサイトのどこにいるかを把握しにくくなります。表示中のページのメニュー項目に下線と太字の印を付け、今いる位置が分かるようにしています。
マウスを重ねたときの見た目は薄い下線にとどめ、表示中の印と区別しています。
コード上は、表示中のページそのものへのリンクに aria-current=”page” を付けています。

相談の入口が、メニューと区別されて常に見える

相談ボタンがメニュー項目と同じ見た目だと、ほかの項目に埋もれてしまいます。右端に塗りつぶしのボタンとして置き、メニューとは役割が違うことが見た目で分かるようにしています。

SPでも、相談の入口を隠さない

SPではメニューをハンバーガーにまとめますが、相談の入口まで中に入れると、開かない限り見えなくなります。このワイヤーでは、相談がサイトの主な行動で、ボタンの文言も短くヘッダー内に収まるため、相談ボタンをメニューの外に残しています。
「無料相談を予約する」のように文言が長く、ロゴやメニューボタンと並べると窮屈になる場合は、文言を短くするか、画面下に固定する導線など別の入口も検討します。

制作時のよくある失敗

項目を増やしすぎて、横に収まらない

伝えたいページをすべてメニューに並べると、PCでも項目が詰まったり、画面の幅によって2行に折り返したりします。
主要な行き先は、横一列にしても読みやすい大きさで収まる数に絞ります。
何個まで収まるかは、項目名の長さやロゴ、相談ボタンの幅によって変わります。
このワイヤーでは5〜6項目程度を目安にしています。
収まらない場合は、階層を持たせる形(ドロップダウン型など)を検討します。

表示中のページに印がない

どの項目も同じ見た目だと、読み手は今どのページを見ているのかを確かめられません。
表示中の項目に下線や太字などの印を付けます。
コード上は、表示中のページそのものへのリンクに aria-current="page" を付けます。
子ページを見ているときに親の項目も強調する場合は、見た目の印としては付けてよいものの、その項目は表示中のページそのものではないため、aria-current="page" とは分けて扱います。

相談ボタンが、メニュー項目と同じ見た目になっている

「お問い合わせ」をほかのメニューと同じ文字リンクで並べると、相談の入口が目立たなくなります。
塗りつぶしのボタンにするなど、見た目で役割の違いが分かるようにします。

メニューの項目名が、社内の言葉や抽象的な英語になっている

「ソリューション」「プロダクト」のような言葉だけでは、その先に何があるのかが伝わりにくくなります。
読み手が中身を想像できる一般的な言葉を選びます。

ヘッダーやメニューを、見た目だけで組んでいる

div 要素だけで組むと、見た目は同じでも、読み上げソフトなどでは「ここがサイトのヘッダー」「ここが主要なメニュー」と伝わりません。
サイト共通の上部は header 要素でまとめ、主要なナビゲーションは nav 要素で示します。
ページ内に複数の nav がある場合(ヘッダーのメニューとフッターのメニューなど)は、それぞれの目的が分かる名前を付けます。

中間の画面幅で、メニューが崩れる

大きなPC画面では収まっていても、ノートPCやタブレットを横にした中間の幅で、項目が折り返したりロゴと重なったりすることがあります。
PC・中間の幅・SPのそれぞれで確かめ、どの幅でハンバーガーに切り替えるかを決めておきます。

よくある質問

メニューの項目は、いくつまで並べられますか?

横一列に並べても折り返さず、それぞれの項目が読みやすい大きさで収まる数が目安です。
何個まで収まるかは、項目名の長さやロゴ、相談ボタンの幅によって変わります。
このワイヤーでは5〜6項目程度を目安にしています。
収まらない場合は、項目の下に子ページを開く形など、階層を持たせる方法を検討します。
画面の幅によって収まり方が変わるため、中間の幅でも確かめます。

問い合わせは、メニューの項目にしますか、それともボタンにしますか?

相談や問い合わせをサイトの主な目的にしている場合は、メニューの項目とは見た目を分けたボタンにすると、どのページからも入口が見つけやすくなります。
メニューに文字リンクとして並べるだけだと、ほかの項目に埋もれやすくなります。

ロゴを押したら、トップページに戻るようにしたほうがよいですか?

ロゴを押すとトップページへ移動する作りは多くのサイトで使われており、読み手もそう動くと想定していることが多いです。
そのため、ロゴはトップページへのリンクにしておくのが扱いやすいです。

ヘッダーは、スクロールしても画面の上に残したほうがよいですか?

必ずしも残す必要はありません。
ページが長く、読み進めながらほかのページや相談へ移動してほしい場合は、画面の上に残す形も選べます。
その場合は、ヘッダーの高さが本文の表示領域を狭めすぎないかを、特にSPで確かめます。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

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  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開