MDL-004 公開  更新

フォーム入り型 モーダル

資料の請求やメールの登録など、2〜3項目で済む短い入力を、ページを移らずにモーダルの中で受け付ける設計です。
入力の誤りと送信の完了も、同じモーダルの中で伝えます。

ワイヤーフレーム(PC)

フォーム入り型 モーダル PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

フォーム入り型 モーダル SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 入力欄の文字を16px以上にする:入力時に画面が拡大されて、モーダルが崩れないようにするためです。
  2. ボタンを横幅いっぱいで等分する:押せる範囲を広くし、送信のボタンを押しやすくするためです。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 短時間で済む少数の項目(目安として2〜3項目)で、ページを移らずに申し込んでもらいたい
  • 資料の請求、メールの登録、ダウンロードの前の入力など
  • 読んでいるページから離れずに済ませたい

向かないケース

  • 入力の項目が多い、または相談の内容を書いてもらう(問い合わせのページにしたほうが、入力に集中できます。1ページ完結型 フォームを参照)

このワイヤーの特徴

ページを移らずに、申し込みを済ませられる

短い入力をモーダルの中で受け付け、読んでいたページから離れずに申し込めるようにしています。

開いたら、最初の入力欄に移る

モーダルを開いたら最初の入力欄を選んだ状態にし、すぐに入力を始められるようにしています。

誤りと完了を、モーダルの中で伝える

入力していない項目は、入力欄のすぐ下に文字で示し、最初の誤りの欄に移ります。
送信が終わったら、同じモーダルの中で受け付けたことを伝えます。

背景を押しても、閉じないようにする

入力の途中で背景を押して閉じると、入力した内容が消えてしまいます。
この型では背景を押しても閉じず、閉じるボタンとEscキーでだけ閉じます。

制作時のよくある失敗

背景を押しただけで、入力が消える

入力の途中で背景に触れて閉じ、書いた内容が消えると、読み手は申し込みをやめてしまいます。
入力のあるモーダルは、背景を押しても閉じないようにします。

項目が多すぎて、モーダルの中でスクロールが続く

項目が5つ、6つと増えると、モーダルの中で入力欄を探すことになります。
項目が多い場合は、問い合わせのページにします。

送信したあと、何も言わずに閉じる

送信と同時にモーダルが閉じると、読み手は送れたかどうか分かりません。
受け付けたことと、このあと何が起きるかを伝えてから閉じます。

誤りを、色だけで示す

入力欄の枠を赤くするだけでは、色の見え方によっては伝わりません。
誤りの内容を文字で書き、aria-invalid と aria-describedby で入力欄と結び付けます。

よくある質問

入力の途中で閉じたときは、確認を出したほうがよいですか?

まだ何も入力していなければ、Escキーや閉じるボタンでそのまま閉じて問題ありません。
入力の途中で閉じると内容が消える場合は、「入力した内容を破棄しますか?」と確認するか、閉じても入力を残しておく方法を検討します。

モーダルのフォームと、問い合わせのページは、どう使い分ければよいですか?

2〜3項目で済む申し込みならモーダル、相談の内容を書いてもらう場合や項目が多い場合はページが向くと考えられます。

送信が終わったあと、自動でモーダルを閉じてもよいですか?

受け付けたことを読む前に閉じると、送れたかどうか分からなくなります。
完了の文を表示し、閉じるボタンで閉じてもらう形が安心です。

モーダルは、dialog 要素で作ったほうがよいですか?

dialog 要素を showModal() で開くと、後ろのページを操作できない状態やEscキーで閉じる動きをブラウザが用意してくれます。
独自に作る場合は、role=dialog と aria-modal=true を付け、操作を閉じ込める処理と閉じたあとに元の場所へ戻す処理を自分で用意します。

同じパーツのPattern

モーダルの型の選び方と一覧を見る

関連ページ

この型をシェアする

チームや制作先に、この型のページを送れます。

この型は役に立ちましたか?

このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開