お知らせのUIデザイン

お知らせ(新着情報)のUIデザインを、設計パターンとして整理したページです。
日付と題名だけで見せるのか、画像で目に留めてもらうのか、種類や年で探してもらうのか、重要な情報を先頭に残すのかによって、向いている型が変わります。
読み手が新しさを確かめ、自分に関係のある話題にたどり着けるようにするための型をまとめています。

6 patterns

型の選び方を見る ↓

お知らせの型の一覧

お知らせの型の選び方

お知らせの型は、「どう並べるか」「どう探してもらうか」「何を優先して見せるか」の3つで変わります。問い1で並べ方を選び、問い2で探し方を加え、問い3で重要な情報の扱いを決めます。型を選んだら、各Patternのページでワイヤーフレームとプロンプト、動くデモを確認できます。

問い1:お知らせを、どう並べますか?

置く場所と、画像を用意できるかで決まる問いです。多くの場合、ここで基本の型が決まります。

状況向く型
トップページの一角に、最新の数件を文字だけで置く(基本)日付リスト型
画像と抜粋で、開く前に内容の見当をつけてもらうサムネイル付きリスト型
写真のある話題を、見た目で目に留めてもらうカード型

問い2:読み手に、どう探してもらいますか?

お知らせが増えてきたときに加える型です。問い1の並べ方と組み合わせて使います。

探し方向く型
種類(お知らせ・プレスリリース・イベントなど)で、関係のある話題だけを見たいカテゴリ切り替え型
何年分も積み重なったお知らせから、目当ての年をたどりたい年別アーカイブ型
件数が少なく、新しい順に並べるだけで足りる探す仕組みは加えない(日付リスト型)

問い3:期限まで確実に届けたい情報がありますか?

臨時休業や障害など、新しいお知らせに押されて埋もれては困る情報の扱いです。固定するかは「重要そうか」ではなく、読み手への影響の大きさと期限で決めます。

情報の性質向く見せ方
期限のある重要なお知らせを、お知らせの欄の中で先頭に残したい重要なお知らせ固定型
サイト全体に関わる緊急の情報で、どのページでも見てもらいたいページの上部で知らせる(告知型 ファーストビュー)
期限がなく、ずっと先頭に置くことになる固定しない。恒常的に見せる必要がある情報は、よくある質問・ヘルプ・専用の案内ページなど恒久的なページへ移す

お知らせの型の比較

型役割置く場所向く状況
日付リスト型並べ方トップページ、会社のページ文字だけで内容が伝わるお知らせを、少ない面積で見せたい
サムネイル付きリスト型並べ方お知らせの一覧ページ画像と抜粋で、開く前に内容を伝えたい
カード型並べ方トップページ写真のある話題を、見た目で目に留めてもらいたい
カテゴリ切り替え型探しやすさお知らせの一覧ページ種類が3〜5つあり、読み手ごとに見たい話題が違う
重要なお知らせ固定型優先の付け方トップページ、お知らせの一覧ページ臨時休業など、期限まで確実に伝えたい情報がある
年別アーカイブ型探しやすさお知らせの一覧ページ何年分も積み重なり、過去の発表を探しに来る読み手がいる

すべての型に共通する設計の原則

お知らせの型を作る中で、型が違っても繰り返し出てきた原則です。どの型を選んでも、次の点は同じように確かめます。

  • 日付の書き方をサイト全体で1つにそろえ、HTMLでは time 要素と datetime 属性で示す
  • 題名だけで要点が伝わる書き方にする。「お知らせ」「ご案内」だけの題名にしない
  • 「新着」の印は、手作業ではなく公開からの日数で自動的に外す
  • 1件全体を1つのリンクにする。同じ行き先のリンクを1件の中に重ねない
  • 画像は内容の理解に役立つ場合に付ける。カードなど見た目を優先する型でも、日付と種類は見える位置に置く
  • 種類や重要さは、色だけでなく文字のラベルでも示す
  • 絞り込みや年の切り替えは、選んでいる状態を aria-pressed・aria-current と文字で示す。ページを移るならリンク、ページ内で切り替えるならボタンで組む
  • お知らせの欄を置く前に、誰がどのくらいの頻度で更新するかを決める。更新が止まった欄は、サイト全体が放置されている印象を与える
  • 内容は実際のお知らせに合わせる。決まっていない場合は「表示例」と明記する

組み合わせの例

よくある質問

お知らせは、トップページに置いたほうがよいですか?

更新が続く見込みがあるなら、トップページに最新の数件を置くと、会社が動いていることが伝わります。更新が年に数回しかない場合は、古さが目立つため、トップページには置かず一覧のページだけにする方法もあります。トップページに置く場合は、最新の3〜5件程度が目安です。

お知らせとブログは、同じ一覧にまとめてもよいですか?

休業日や価格の変更など事実を知らせる情報と、考えや事例を伝える読み物は、分けたほうが探しやすくなります。更新の量が少ない場合は、1つの一覧にまとめて種類のラベルで分ける方法もあります。

「新着」の印は、どのくらいの期間表示すればよいですか?

更新の頻度によって変わるため、決まった日数はありません。次のお知らせが出る前に外れる長さにし、手作業ではなく公開からの日数で自動的に外すと、印の意味が保たれやすいと考えられます。

型は、組み合わせて使ってもよいですか?

組み合わせられます。トップページは日付リスト型、一覧のページはサムネイル付きリスト型にカテゴリ切り替えを加える、といった使い分けがよく見られます。