通知のUIデザイン

通知(画面に入口だけを置き、読みたい人に開いてもらうお知らせ)のUIデザインを、設計パターンとして整理したページです。
ヘッダーのベルで未読を伝えるのか、画面の端のつまみから引き出すのか、写真つきの小さなカードで目を引くのかによって、向いている型が変わります。
お知らせの一覧(新着情報)や、画面の上に出す告知バーとの使い分けもまとめています。

4 patterns

型の選び方を見る ↓

通知の型の一覧

通知の型の選び方

通知の型は、画面の上に帯を出すのではなく、入口だけを置いて、読みたい人に開いてもらう形です。「同じ人が何度も来るか」「専用の入口を作るか、既存のメニューに印を付けるか」「写真で目を引きたいか、画面をすっきり保ちたいか」で、向いている型が変わります。全員に今すぐ伝えたい内容は、告知バーのパーツの型を使います。

問い1:同じ人が、何度も訪れますか?

未読を数えて伝える意味があるかを確かめる問いです。

状況向く型
会員サイトやサービスの画面など、同じ人が何度も来て、お知らせが何件も出るベル型
何度も来る人に、メニューのページが更新されたことだけを伝えたい新着バッジ型
初めて来る人が多い、会社や店舗のサイト→ 問い2へ

問い2:案内で、何を大事にしますか?

案内の中身と、画面の使い方で決まる問いです。

状況向く型
写真で目を引き、イベントやフェアに誘いたいフローティングカード型
画面の上も本文も空けたまま、入口だけを置いておきたい引き出しタブ型
全員に今すぐ伝えたい(臨時休業・障害など)帯を出す(重要度別型 告知バーなど)

通知の型の比較

型役割入口の置き場所向く状況
ベル型未読の伝え方ヘッダー同じ人が何度も来て、お知らせが何件も出る
引き出しタブ型置き場所画面の右端画面の上を空けたまま、お知らせの入口を置きたい
フローティングカード型目を引く案内画面の右下写真で目を引きたい案内がある
新着バッジ型既存の入口への印グローバルナビの項目専用のボタンを増やさず、更新があったことだけを伝えたい

すべての型に共通する設計の原則

通知の型を作る中で、型が違っても繰り返し出てきた原則です。

  • 開いた人にしか届かないことを前提にする。全員に届けたい内容は、告知バーでも伝える
  • 本文を覆うモーダルにしない。開いたままでも本文を読めるようにする
  • 開閉する部品は aria-expanded で状態を伝え、Escキーでも閉じられるようにする。閉じたら、開いたボタンに戻る
  • アイコンや丸の印だけで意味を伝えず、「お知らせ」「新着あり」と分かる読み上げ用の名前を付ける
  • 既読や閉じたことは、お知らせごとの名前で覚え、内容が変わったら改めて知らせる
  • チャット・先頭へ戻る・追従するCTAなど、画面の端に浮かぶほかの部品と重ならない位置にする
  • 出てくるときの動きは控えめにし、動きを減らす設定のときは動かさない

組み合わせの例

よくある質問

通知と告知バーは、どう使い分けますか?

臨時休業や障害など、全員に今すぐ気づいてほしい内容は、画面の上に帯を出す告知バーが向いています。急ぎではなく、読みたい人に開いてもらえばよい内容は、入口だけを置く通知の型が向いています。

通知の型だけで、重要なお知らせを伝えてもよいですか?

通知の型は、開いた人や読み進めた人にしか届きません。全員に必ず届けたい内容は、告知バーでも伝えます。

画面の右下に、ほかの部品もあるときはどうすればよいですか?

チャット、先頭へ戻るボタン、追従するCTAなど、画面の端に浮かぶ部品を洗い出し、高さや左右をずらして重ならないようにします。重ねきれないときは、通知の入口をヘッダーのベルにまとめる方法もあります。

閉じたことや既読は、どこに覚えておけばよいですか?

ログインのあるサイトなら利用者ごとにサーバーで、ログインのないサイトならブラウザに保存する方法があります。どちらの場合も、お知らせや案内ごとに見分けられる名前を付けて覚えます。