PRC-017 公開  更新

区分別料金型 料金表

大人・子ども・シニアなど、利用する人の区分ごとに料金を並べ、区分の境界と必要な証明を料金と同じ場所で示す料金表の設計です。
自分がどの区分に当たるのか、証明書が要るのか、無料や割引の条件、同伴者や団体の扱いまで、この画面で確認できます。
施設の入場料やイベント、交通、体験教室など、利用する人によって料金が決まるサービスに向いています。

ワイヤーフレーム(PC)

区分別料金型 料金表 PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

区分別料金型 料金表 SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 料金の列は切り替えに:個人と団体を同時に見せず、選んだ方の料金だけを区分ごとに読めるようにしています。差額を見せたい場合は、料金の下に「団体なら◯円」と補足します。
  2. 区分ごとのカード:表を縮めると条件の文字が読めなくなるため、区分名・条件・料金を1枚ずつに分けています。
  3. 料金は右端に大きく:区分名を読んだ視線の先に料金があるよう、行の右端にそろえています。
  4. 確認事項は最後に:証明書の提示や団体の予約など、来場前の準備に関わる情報を、料金の判断のあとに読める位置に置いています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • 利用する人の区分(年齢・立場など)によって料金が決まる
  • 区分の境界(何歳から何歳まで、どの証明書が必要か)を決めて示せる
  • 区分ごとの価格があらかじめ決まっている
  • 施設の入場料、イベント・公演、交通、体験教室、スポーツ施設など

向かないケース

  • 利用者の区分ではなく、内容やプランで価格が変わる(3プラン比較型が向きます)
  • 区分の境界や証明の方法を決められない(窓口でのやり取りが増え、行き違いの原因になります)
  • 区分より、日時や広さなど2つの条件の組み合わせで料金が決まる(早見表型が向きます)

このワイヤーの特徴

自分の区分をすぐ見つけられる

区分の料金が本文のあちこちに書かれていると、自分の場合を探すのに時間がかかります。
区分を行に並べ、料金を同じ行に置くことで、自分の区分の行を見るだけで、料金が分かります。

区分の境界と証明を料金の横に置き、窓口での行き違いを減らす

「子ども」「シニア」のような区分名だけでは、何歳からが対象で、何を持っていけばよいのかが分かりません。
年齢の範囲と必要な証明書を料金と同じ行に書くことで、自分が対象になるかどうかを、来場の前に確かめられます。

無料・割引の条件を明記し、当日の想定外を減らす

未就学児の無料や障がい者割引には、保護者の同伴や同伴者の扱いなどの条件がつくことが多いものです。
条件を料金と一緒に書くことで、当日になって条件を初めて知るケースを減らせます。

個人と団体を同じ表で比べられる

団体料金が別のページにあると、人数がまとまるときにいくら変わるのかが分かりません。
同じ表の列として並べることで、区分ごとに、個人と団体の差をそのまま見比べられます。

SPでは区分ごとのカードにし、個人と団体は切り替える

SPでは表を縮めず、区分ごとのカードを縦に並べ、個人と団体は切り替えボタンで1つずつ表示しています。狭い画面でも、条件の文字を読める大きさのまま、自分の区分の料金を確かめられます。

制作時のよくある失敗

区分名だけで、境界が書かれていない

「子ども」「学生」「シニア」とだけ書かれていると、何歳までが子どもなのか、大学生は学生なのかが分かりません。
年齢の範囲や対象を、区分の横に書きます。

証明書が必要なことが、当日まで分からない

学生証や年齢の分かるものが必要なのに料金表に書かれていないと、窓口で提示できず、区分の料金を受けられないことがあります。
必要な証明書と提示の場面を、料金と同じ行に書きます。

無料の条件が、注記に埋もれている

「未就学児無料」の横に保護者の同伴や人数の条件があるのに、小さな注記にしか書かれていないと、当日に想定と違う料金になります。
無料や割引の条件は、料金と同じ大きさで書きます。

年齢の判定日が書かれていない

誕生日をまたいで購入・来場する場合に、購入日時点なのか入場日時点なのかが分からないと、区分が変わる人にとって迷いの原因になります。
判定の基準日を、料金表の近くに書きます。

区分が多すぎて、自分の区分を探せない

年齢、立場、割引の種類を細かく分けすぎると、区分の一覧が長くなり探しにくくなります。
利用者の多い区分を先に、まれな区分や割引は下にまとめます。

よくある質問

区分の並び順は、どう決めればいいですか?

利用者の多い区分(大人など)を先頭にするか、年齢順に並べる方法があります。
いずれの場合も、原則として通常料金を先にし、無料の区分と割引の区分はその後にまとめると、通常の料金を先に確かめられます。
未就学児の無料など、施設にとって重要な情報は上に置く判断もあります。

障がい者割引は、どう書けばいいですか?

対象となる手帳の種類、同伴者の人数と料金、提示の方法(窓口で提示するのか、オンライン購入時にどうするのか)を、割引の料金と同じ行に書きます。
「障がい」「障害」などの表記は、施設や自治体の方針に合わせます。
対象条件や必要書類は制度・施設ごとに異なるため、実際の運用に合わせて記載します。

個人と団体の料金は、分けたほうがいいですか?

同じ表の列にすると、区分ごとに差を見比べられます。
団体の条件(人数、予約の要否、締め切り)は列の見出しに書き、詳しい予約方法は表の下にまとめます。

早見表型とは何が違いますか?

早見表型は、広さとコースのように2つの条件の組み合わせで料金を引く型です。
この型は、利用する人の区分が主な軸で、個人と団体のような補助的な条件を1つ加えるにとどめます。
区分以外の条件が主になる場合は、早見表型が向いています。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開