SRCH-001 公開  更新

ヘッダー内検索型 サイト内検索

ヘッダーの右に、いつでも入力できる検索欄を置く設計です。
ページ数が多く、読み手が目的のページを言葉で探すことが多いサイトで、検索の入口をどのページからも同じ場所に見せます。

ワイヤーフレーム(PC)

ヘッダー内検索型 サイト内検索 PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

ヘッダー内検索型 サイト内検索 SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 検索欄をヘッダーの下の段に移す:ヘッダーの中ではロゴやメニューのボタンと重なり、入力欄が狭くなるためです。
  2. 入力欄の文字を大きめにする:文字が小さいと、入力したときに画面が拡大されて読みにくくなるためです。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • ページ数が多く、読み手が言葉で探すことが多い
  • サービスや商品、よくある質問が多く、メニューだけではたどりにくい
  • ヘッダーに、入力欄を置ける横幅の余裕がある

向かないケース

  • ページ数が少なく、メニューだけで目的のページにたどり着ける(検索を置かないほうが、ヘッダーが整理されます)
  • ヘッダーのメニューが多く、入力欄を置く余裕がない(アイコン展開型 サイト内検索が向きます)

このワイヤーの特徴

検索できることが、ひと目で分かる

虫眼鏡のアイコンだけでは、検索できることに気づかない読み手もいます。入力欄そのものをヘッダーに見せ、押す前から「ここに言葉を入れれば探せる」と分かるようにしています。

どのページからも、同じ場所で探せる

検索欄をヘッダーに置き、どのページを開いていても同じ位置から検索できるようにしています。
探す手段の場所が変わらないため、読み手が迷いにくくなります。

検索の範囲を、欄の中の文字で伝える

入力欄に「サイト内を検索」と表示し、インターネット全体ではなくこのサイトの中を探す欄だと伝えています。
読み上げでも伝わるよう、入力欄にはラベルを付けています。

SPでは、ヘッダーの下に欄を移す

SPのヘッダーに入力欄を入れると、ロゴやメニューのボタンと重なって狭くなります。
SPでは入力欄をヘッダーの下の段に移し、横幅いっぱいで入力できるようにしています。

制作時のよくある失敗

プレースホルダーだけで、ラベルを付けない

欄の中の薄い文字だけでは、入力を始めると消えてしまい、読み上げでも伝わらないことがあります。
見た目に出さない場合も、aria-label などで入力欄に名前を付けます。

入力欄が小さすぎて、言葉が収まらない

入力欄の幅を狭くしすぎると、入力した言葉が途中で見えなくなります。
よく検索される言葉が収まる程度の幅を確保します。

検索のボタンがなく、Enterでしか送れない

キーボードに慣れていない読み手は、入力したあとにどう送ればよいか迷います。
虫眼鏡などのボタンを置き、ボタンにも「検索」という名前を付けます。

検索の仕組みが弱く、欄だけが目立つ

検索欄を目立たせても、結果が的外れだと読み手の信頼を失います。
検索の精度や、0件のときの案内まで用意してから、入口を目立たせます。

よくある質問

サイト内検索は、どのくらいのページ数から必要ですか?

決まった基準はありません。
メニューからたどるのに何段階もかかるページが増えてきたら、検索を置く目安になります。
ページが少ないうちは、メニューの整理を先に考えるのがよいと考えられます。

検索欄の入力欄には、どの種類を使えばよいですか?

検索用の入力欄(type=search)を使い、全体を role=search の form で囲むと、検索の欄であることが伝わりやすくなります。
HTMLの search 要素で囲む方法もあります。

WordPressの標準の検索でも十分ですか?

ページ数が少ないうちは十分な場合が多いと考えられます。
題名や本文の一致だけで並ぶため、ページが増えて的外れな結果が目立ってきたら、検索の仕組みを見直す目安になります。

関連ページ

この型をシェアする

チームや制作先に、この型のページを送れます。

この型は役に立ちましたか?

このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開