TBL-008 公開  更新

SPカード化型 テーブル

PCでは表として並べ、SPでは1行を1枚のカードに組み替える表の設計です。
SPでは各行の先頭(店舗名など)をカードの見出しにし、列の見出しを各項目のラベルとしてカードの中に表示して、1件ずつ上から読めるようにします。

ワイヤーフレーム(PC)

SPカード化型 テーブル PC版ワイヤーフレーム

ワイヤーフレーム(SP)

SPカード化型 テーブル SP版ワイヤーフレーム

SP版の特徴

  1. 1行を1枚のカードにする:列を横に並べると収まらないため、1件ずつ上から読める形に組み替えています。
  2. 店舗名をカードの見出しにする:カードの最初に何の情報かが分かるようにしています。
  3. 列の見出しをラベルにする:値だけが並ぶと何の情報か分からないため、項目ごとにラベルを付けています。

採用前の判断ポイント

向いているケース

  • SPでは、行どうしを見比べるより、1件ずつ読むことが多い
  • 店舗一覧・拠点一覧・担当者一覧・募集職種の一覧など、1行が1つのまとまった対象になっている
  • 列が4〜6つあり、横に並べるとSPで収まらない

向かないケース

このワイヤーの特徴

PCでは見比べ、SPでは1件ずつ読める

PCでは行を並べて見比べやすく、SPでは横に並べると列が細くなって読めません。同じHTMLのまま、PCでは表、SPではカードとして表示を切り替えています。

SPでも、項目の意味が分かる

カードに組み替えるときに値だけを並べると、何の情報かが分からなくなります。各項目に列の見出しと同じラベルを付け、カードの中でも項目の意味が分かるようにしています。

カードの見出しで、どの対象か分かる

カードの最初に所在地が来ると、どの店舗の情報か分かりません。行の見出し(店舗名)をカードの見出しにし、下に線を引いて区切っています。

PCとSPで、内容がずれない

SP用に別のHTMLを用意すると、更新したときに片方だけ直し忘れることがあります。1つの表を見た目だけで切り替え、内容が1か所で管理できるようにしています。

制作時のよくある失敗

SP用に、別のHTMLを用意する

PC用とSP用で2つの表を持つと、更新のたびに両方を直す必要があり、内容がずれやすくなります。
1つの表の見た目を切り替えます。

ラベルを付けずに、値だけを並べる

「10:00〜20:00」だけでは、営業時間なのか受付時間なのかが分かりません。
項目ごとにラベルを付けます。

カード化で、表として読み上げられなくなる

表の表示を変えると、環境によっては表として読み上げられなくなることがあります。
読み上げで確かめ、必要なら role 属性で表の役割を補います。

カードの区切りが分かりにくい

カードの間の余白や線が少ないと、どこで1件が終わるのかが分かりません。
カードに枠を付け、間に余白をとります。

よくある質問

横スクロールとカード化は、どう使い分ければよいですか?

行どうしを横に見比べることが目的なら、先頭の列を固定して横にスクロールさせる形が向くと考えられます。
1件ずつ読むことが多い一覧なら、カード化のほうが読みやすくなります。

ラベルの文字は、どこに持たせればよいですか?

このワイヤーでは、各セルに列の見出しと同じ言葉を data 属性で持たせ、SPのときだけ表示しています。
疑似要素で表示した文字は、環境によって読み上げでの扱いが違うため、列の見出しは表の中に残しています。

何列以上あれば、カード化したほうがよいですか?

列の数より、SPで1つのセルが何行にも折り返すかどうかで判断するのが分かりやすいと考えられます。
住所や説明のように長い内容の列があるなら、列が少なくてもカード化を検討します。

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このPatternを書いた人

岡野 優太

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。情報設計・ディレクション・デザインを中心に、Webサイトの企画から改善まで携わっています。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

レビュー・修正の履歴

  1. 公開 アバター画像岡野 優太 この型を公開