Web担当を任されたが、何から手をつければいいか分からない
「ある日突然、会社のWeb担当を任された」「専門知識もないのに、ホームページのことを任されて、何から手をつければいいか分からない」「相談できる人も社内におらず、一人で抱えている」――こうした状況で困っている方は、決して少なくありません。
特に中小企業では、Webにくわしいわけではない方が、ある日担当に任されることがよくあります。若い、という理由だけで振られることも珍しくありません。最初に正直にお伝えします。専門知識がないのは当然ですし、すべてを自分でやる必要もありません。やるべきことを整理して、頼れるところはプロに頼れば、十分に務まります。
本ページでは、Web担当を任されたものの、何から始めればいいか分からない方に向けて、最初に手をつけるべきことと、無理なく進めるための考え方を、担当者の目線でご紹介します。
このページでわかること
このページでは、「Web担当を任されたが、何から手をつければいいか分からない」という状況について、担当者がまず何をすればいいのか、どんな順番で進めればいいのか、そして一人で抱えないための考え方を整理します。
専門知識がないままWeb担当になり、戸惑っている方に参考にしていただける内容です。
専門知識がないのは、当たり前です
最初にお伝えしたいのは、Webの専門知識がないまま担当になるのは、まったく珍しいことではない、ということです。
中小企業では、Web専任の担当者を置ける会社のほうが少なく、多くの場合、総務や事務、広報などの仕事と兼任で、Web担当を任されます。しかも、くわしいから任されるというより、「若いから分かるだろう」といった理由で振られることも多いのが実情です。
つまり、何も分からない状態でスタートするのが、むしろ普通です。専門用語が分からない、制作の手順も知らない、何から始めればいいかも見当がつかない。それは、あなたの能力の問題ではなく、誰もが通る最初の地点です。まずはそこから始めれば大丈夫です。
まず手をつけるべき、3つのこと
何も分からない状態でも、最初に押さえておくとよいことがあります。難しい作業ではなく、整理と確認が中心です。
1. 「何のためのサイトか」を社内で確認する
最初にやっておきたいのが、ホームページの目的を社内で確認することです。新規の問い合わせを増やしたいのか、採用に使いたいのか、会社の信用づくりのためか。目的がはっきりしないまま進めると、何をすればいいかが見えません。任せた上司や経営者に、「このサイトで何を実現したいか」を聞いておくだけでも、進めやすくなります。
2. 今のサイトの状態を把握する
次に、今あるサイトがどういう状態かを把握します。誰が作ったのか、どうやって更新するのか、何が載っているのか。制作会社が分かれば、その会社が今の窓口になります。分からないことが多くても問題ありません。「何が分からないか」が見えるだけでも、前進です。
3. 社内が何を求めているかをすり合わせる
任された自分に、社内が何を期待しているのかを確認しておきます。すぐに成果を求められているのか、まずは維持・管理が中心なのか。期待値が分かると、優先順位がつけやすくなり、抱え込みすぎずに済みます。
なお、最近ではAI検索など、新しい話題も増えています。気になるかもしれませんが、まずはホームページの目的を整理し、現状を把握することを優先すれば十分です。新しい手法は、土台が整ってから少しずつ向き合えば問題ありません。
全部を自分でやろうとしなくて大丈夫です
ここが、このページで一番お伝えしたい点です。Web担当になったからといって、自分がWebの専門家になる必要はありません。すべてを一人で抱える必要も、ありません。
担当者の本当の役割は、自分で何でもできるようになることではなく、社内の目的を整理し、制作会社などのプロとの橋渡しをすることです。言いかえれば、Web担当は、自分ですべてを制作する人ではなく、社内と制作会社をつなぐ窓口でもあります。社内の要望を整理し、制作会社へ正しく伝えるだけでも、大切な役割を果たしています。専門的な部分は、プロに頼ればいい。あなたがやるべきは、「何をしたいか」「何に困っているか」を、自分の言葉でプロに伝えることです。専門用語は、分からないままで構いません。
制作会社は、Webにくわしくない担当者と日常的にやり取りしています。専門知識を前提にせず、かみ砕いて説明し、何をすべきかを一緒に整理してくれる会社を選べば、担当者の負担は大きく軽くなります。一人で調べて抱え込むより、相談相手を持つことのほうが、ずっと現実的です。
無理なく進めるための心構え
最後に、気持ちの面での心構えを少しだけ。
Web担当を任されると、「全部やらなければ」と気負ってしまいがちです。ですが、最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫です。目的を確認し、現状を把握し、分からないことはプロに聞く。その繰り返しで、少しずつ分かるようになっていきます。
そして、最初から成果を出そうと焦る必要もありません。Web担当になると、「すぐに問い合わせを増やさなければ」とプレッシャーを感じる方も多いのですが、まずは現状を把握し、社内と認識をそろえること自体が、Web担当として大切な仕事です。成果は、その土台の上に、少しずつ積み上がっていきます。
分からないことを「分からない」と言えることも、担当者の大切な力です。背伸びをせず、頼れるところは頼りながら、できることから一つずつ進めていけば十分です。
よくある質問
Webの知識がまったくないのですが、担当が務まりますか?
務まります。中小企業のWeb担当の多くは、専門知識がないところから始めています。大切なのは自分が専門家になることではなく、社内の目的を整理し、プロに正しく伝えて橋渡しをすることです。知識は、進めながら少しずつ身についていきます。
まず何から手をつければいいですか?
最初は、ホームページの目的を社内で確認することからおすすめします。何のためのサイトかがはっきりすると、次にやるべきことが見えてきます。あわせて、今のサイトの状態(誰が作ったか、どう更新するか)を把握しておくと、進めやすくなります。
専門用語が分からず、制作会社との打ち合わせについていけません。
専門用語は、分からないままで構いません。くわしくない担当者とのやり取りに慣れている制作会社なら、かみ砕いて説明してくれます。分からないことは「分からないので教えてください」と伝えて問題ありません。むしろ、それを言える関係のほうが、うまく進みます。
一人で抱えていて、何が正解か分からず不安です。
一人で抱え込まないことが大切です。Web担当は、すべてを自分で解決する役割ではありません。目的の整理さえできれば、専門的な部分はプロに頼れます。何から相談していいか分からない段階でも、相談先を持つだけで、不安は大きく軽くなります。
今の制作会社を変えるべきか、分かりません。
まずは、現在の制作会社へ相談してみることをおすすめします。そのうえで、説明が分かりにくい、相談しづらい、改善の提案がない、といった状態が続くようであれば、他社に相談して比較してみるのも一つの方法です。担当者として、付き合いやすい相手かどうかを見極めることも、大切な判断です。
何から手をつければいいか分からない、という段階でもご相談いただけます
Web担当を任されたが、何をすればいいか分からない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。
ENVY DESIGNでは、Webにくわしくない担当者の方とも、日常的にやり取りをしています。専門知識を前提にせず、今の状況を伺いながら、何から手をつければいいか、何を社内で確認しておくべきかを、一緒に整理します。すべてを一人で抱える必要はありません。
「何から始めればいいか分からない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。