職人・技術者中心の会社で、自分の仕事を言葉で説明するのが苦手
「自分の仕事を、ホームページでどう説明すればいいか分からない」「強みを聞かれても、普通のことしかやっていない気がする」「手を動かすのは得意だが、言葉にするのは苦手だ」――職人や技術者の方から、ホームページ制作のご相談でこうしたお話を伺うことがあります。
結論から言うと、言葉で説明するのが苦手でも、まったく問題ありません。むしろ、自分では「当たり前」だと思って表に出していないこだわりにこそ、その仕事の一番の価値があります。それを原稿として言葉にするのは、本人ではなく、制作会社の側で引き受けられる部分です。
本ページでは、職人・技術者の方が抱えやすい「言葉にできない」という悩みの正体と、当たり前の中に眠っている強みをどう引き出し、ホームページでどう伝えるかを、現場での経験をもとにご紹介します。
このページでわかること
このページでは、「職人・技術者で、自分の仕事を言葉で説明するのが苦手」という状況について、なぜ言葉にしづらいのか、その中に眠っている価値をどう引き出すか、そしてホームページでどう見せると伝わるかを整理します。
手仕事や技術が中心の仕事をされていて、ホームページでの伝え方に悩んでいる方に、参考にしていただける内容です。
「言葉にできない」の正体は、価値がないことではありません
職人や技術者の方とお話ししていて感じるのは、心の中に確かな信念やこだわりを持っているのに、それを表に出すのが恥ずかしい、あるいは「こんなのは当たり前のことだ」と思っている方が多い、ということです。
売上よりも、製品や成果物の品質を第一に考える。手を抜かない。納得のいくまでやる。こうした姿勢は、話していると自然と伝わってきます。ただ、本人にとってはそれが日常で、わざわざ語るほどのことではない、と感じている。だから言葉にして表に出さない。
つまり、「言葉にできない」のは、語る中身がないからではありません。語るべきものを持っているのに、それを当たり前だと思っているから、表に出てこないのです。この違いは大きく、ここを取り違えると「うちのホームページには載せることがない」という誤解につながってしまいます。
当たり前だと思っているこだわりこそ、一番の強みになる
このページで一番お伝えしたいのは、ここです。自分では当たり前だと思っているこだわりこそ、その仕事の一番の強みになります。
職人気質の方ほど、思いを抱えて仕事をしています。普段は口に出さなくても、自分の仕事のことになると、語れる素材をたくさん持っています。なぜこの工程を省かないのか、なぜこの素材にこだわるのか、どこで手を抜くと何が起きるのか。一つひとつには、必ず理由があります。
その理由こそが、他社との違いであり、依頼する側が知りたいことです。ホームページに「丁寧に作っています」と書くだけでは伝わりませんが、「なぜ丁寧なのか」「具体的に何が違うのか」が伝われば、価値は一気に伝わります。当たり前として飲み込んでいる部分を、強みとして表に出す。それがホームページの役割になります。
職人・技術者のホームページで伝えるべきこと
「結局、ホームページに何を書けばいいのか」が分からない、という方のために、職人・技術者のホームページで伝えるとよい項目を整理します。すべてを完璧に用意する必要はなく、話しながら少しずつ形にしていけます。
- どんな仕事をしているか
- どんな工程を大切にしているか
- どこで手を抜かないか
- 他社との違い
- 依頼する前に知っておいてほしいこと
- 過去の事例や仕上がり
- 仕事に対する考え方
これらは、最初から原稿として書けている必要はありません。話を伺いながら、一つずつ言葉にしていく対象です。
ホームページの原稿は、話しながら引き出して作ることができます
「言葉にするのが苦手」という方に、いきなり原稿を書いてもらう必要はありません。ENVY DESIGNでは、話しながら一つひとつ引き出していく形を取ります。
最初から「自社の強みを教えてください」と聞いても、職人気質の方は「特にない」と答えがちです。そうではなく、仕事の話を具体的に伺っていきます。どんな工程で進めるのか、どこに気をつけているのか、過去に難しかった仕事は何か。話を重ねていくうちに、普段は語らないこだわりが、自然と言葉になって出てきます。
それをホームページの原稿としてまとめるのは、制作会社の仕事です。本人が話してくれた言葉を、伝わる形に整えていきます。だから、書くのが苦手でも、語彙が豊富でなくても問題ありません。仕事への思いさえあれば、引き出して言葉にしていけます。
原稿や写真の準備に不安がある方は、原稿や写真が用意できず、ホームページ制作を頼めずにいるもあわせて参考にしてください。
職人・技術者のホームページでは、工程やこだわりを見せると伝わりやすい
職人・技術者の仕事は、文章で語るより、工程やこだわりを見せることで伝わる場面が多くあります。実際、ホームページ制作のご依頼でも、制作工程やこだわりを見せる形が一番多くなります。
- 制作・施工の工程を順を追って見せる
- こだわっている部分を写真で具体的に示す
- 仕上がりや細部を、近くで見せる
- なぜそうするのか、という理由を短く添える
言葉で長々と説明しなくても、工程と理由がセットで伝われば、見る人は「ここまでやっているのか」と理解します。職人の仕事は、結果だけでなく過程に価値があることが多いため、過程を見せることが効きます。
ただし、ビジュアルだけで見せればいい、というわけでもありません。たとえば住宅のように購入単価が大きいものは、検討する人がホームページを隅々まで読み込みます。その場合、見た目のかっこよさだけで言葉を省いてしまうと、せっかくの判断材料を伝えきれず、もったいないことになります。見せ方と言葉のバランスは、何を扱っているか、誰が見るかによって変わります。
よくある質問
Q. 自分の仕事に、ホームページに載せるほどの強みがあるか分かりません。
多くの場合、強みがないのではなく、当たり前だと思って気づいていないだけです。普段の仕事で当然のようにやっていること、こだわって省いていない工程に、その仕事ならではの価値が隠れています。話を伺いながら、一緒に見つけていきます。
Q. 文章を書くのが苦手でも依頼できますか?
問題ありません。文章を書いていただく必要はありません。仕事のことを話していただければ、その内容をENVY DESIGNでホームページの原稿に整えます。話すのが得意でなくても、一つひとつ質問しながら引き出していきますので、ご安心ください。
Q. 何を話せばいいか分からない状態でも相談できますか?
はい、問題ありません。最初から強みや原稿を整理していただく必要はありません。普段の仕事内容、過去の事例、こだわっている工程などを伺いながら、ホームページに載せるべき内容を一緒に整理していきます。
Q. 写真や動画は必要ですか?
職人・技術者の仕事では、工程や仕上がりを見せる写真が効果的です。手元の作業や、こだわっている部分を撮影することで、言葉以上に伝わることがあります。撮影の手配も含めてご相談いただけます。
Q. 専門的な仕事なので、一般の人に伝わるか不安です。
専門的な内容を、見る人に伝わる言葉に翻訳するのが、制作会社の役割です。専門用語のまま載せるのではなく、なぜそれが大事なのかが伝わる形に整えますので、専門性が高くても問題ありません。
Q. 小さな会社や個人事業でも依頼できますか?
はい、職人・技術者の方の場合、会社の規模よりも、仕事への姿勢や技術の伝え方が重要になります。小規模な事業でも、工程・こだわり・実績を丁寧に見せることで、信頼につながるホームページを作ることができます。
言葉にするのが苦手でも、ご相談いただけます
自分の仕事をうまく説明できない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。
ENVY DESIGNでは、話を伺いながら、当たり前として表に出していないこだわりを一つひとつ引き出し、工程や写真とあわせて伝わる形に整えていきます。文章を書く必要も、強みをきれいにまとめておく必要もありません。仕事への思いさえあれば、言葉にするところはお任せください。
完成した原稿や写真がなくても大丈夫です。話せる範囲の内容から、ホームページに必要な情報を整理していきます。
「自分の仕事を、どう見せればいいか分からない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。