デザインは気に入っているのに、ホームページから成果が出ない
「ホームページのデザインは気に入っているのに、なぜか問い合わせや成果につながらない」「見た目は満足しているだけに、何が悪いのか分からない」「おしゃれに作ってもらったはずなのに、反応がない」――こうしたご相談をいただくことがあります。
結論から言うと、デザインの満足と、成果が出るかどうかは、分けて考える必要があります。見た目が良いことと、問い合わせや受注につながることは、別の話だからです。だからこそ、気に入っているデザインを否定する必要はありません。足りていない部分を足していくことで、成果につなげられます。
本ページでは、デザインは良いのに成果が出ない原因と、デザインを活かしたまま成果につなげる考え方を、現場での経験をもとにご紹介します。
このページでわかること
このページでは、「デザインは気に入っているのに、ホームページから成果が出ない」という状況について、デザインと成果の関係、成果が出ない本当の原因、そしてデザインを活かして立て直す方法を整理します。
見た目には満足しているのに反応がない、という方に参考にしていただける内容です。
デザインの良し悪しと、成果は直接つながりません
最初にお伝えしておきたいのは、デザインの良さと成果は、直接はつながらないということです。
もちろん、デザインは無関係ではありません。読みやすさや信頼感に影響し、見づらいサイトは離脱の原因にもなります。ただ、それは成果を生む土台ではあっても、成果そのものを決める要因ではありません。文字が読みづらい、情報が探せないなど、極端にデザインが悪いサイトはマイナスに働きますが、それを超えてデザインが良いからといって、それが直接、問い合わせや受注につながるわけではないのです。
そもそも、デザインが良いからという理由で、わざわざそのサイトを訪れる人はいません。サイトを訪れる人が知りたいのは、この会社が何をしていて、自分の役に立つかどうかです。デザインは、その情報を気持ちよく受け取ってもらうための土台ではありますが、成果そのものを生む要素ではないのです。
ここを切り分けて考えることが、成果が出ない原因を見つける第一歩になります。デザインに満足していると、つい「見た目は問題ないのだから、原因は別にあるはず」と気づきにくくなりますが、まさにその通りで、原因はデザインの外側にあることが多いのです。
デザインが良くても成果が出ない、よくある原因
では、デザインが良いのに成果が出ないサイトには、どんな共通点があるのか。よく見られる原因を整理します。
そもそも、人を連れてくる導線がない
見た目はきれいでも、数ページだけの最小限の構成になっていることがあります。ただ、本当の問題はページ数の少なさそのものではなく、人を連れてくる導線がないことです。検索から訪れる入り口になるページがない、悩みや課題に応える解決策のページがない。そうした、人を集めるための入り口が用意されていないと、成果が出る以前に、そもそも訪れる人が増えません。
デザインは、来てくれた人を気持ちよく迎える力です。一方で集客は、人を連れてくる力です。この二つは役割が違い、見た目をどれだけ磨いても、連れてくる力がなければ、成果にはつながりにくいのです。
ファーストビューで、何の会社か分からない
トップページの最初に目に入る部分(ファーストビュー)が、抽象的なメッセージやイメージだけになっていることがあります。雰囲気は伝わっても、何をしている会社なのかが分からないと、訪れた人はすぐに離れてしまいます。デザイン性を優先するほど、ここが曖昧になりがちです。
デザインは整っているが、中身が薄い
デザインに特化した作り手がつくると、見た目は美しくても、肝心の内容が薄くなることがあります。何の会社で、何が強みで、なぜ選ばれるのか。そうした判断材料が足りないと、見た目が良くても、行動にはつながりません。
これらに共通するのは、デザインそのものではなく、デザインの後ろにある「集客」「伝える内容」「構成」に課題がある、ということです。
デザインを活かしたまま、成果につなげる
ここでお伝えしたいのは、成果が出ないからといって、気に入っているデザインを捨てる必要はない、ということです。多くの場合、デザインはそのまま活かしながら、足りない部分を足していくことで立て直せます。
1. ファーストビューで「何の会社か」を明確にする
抽象的なメッセージだけになっている場合は、何をしている会社なのかが一目で伝わるように整えます。デザインの雰囲気を保ったまま、伝わる言葉を加えるだけでも、印象は大きく変わります。
2. 集客できるページを足す
数ページだけの構成なら、検索から人を集められるページを足していきます。サービスの詳しい説明、実績、よくある質問、課題への解決策など、訪れる人の知りたいことに応えるページを増やすことで、集客の器ができてきます。
3. 判断材料となる中身を加える
見た目は整っていても中身が薄い場合は、強み、実績、選ばれる理由といった、判断材料になる情報を加えます。デザインを崩さずに、必要な情報を足していくことで、見た目の良さが成果に結びつきやすくなります。
デザインが良いサイトは、構造もしっかりしていることが多く、その土台を活かせる場合がほとんどです。気に入っている見た目を保ちながら、成果につながる要素を足していく。それが、現実的で無理のない立て直し方です。
ホームページの成果は、デザインだけで決まるものではありません。人を連れてくる集客、訪れた人に信頼してもらう情報、判断材料となる中身。この組み合わせで成果が生まれます。デザインはその一部であり、土台です。だからこそ、見た目に満足しているなら、残りの要素を足していくことで、サイトは成果につながっていきます。
よくある質問
Q. デザインが良ければ、問い合わせは増えますか?
デザインの良さと、問い合わせの数は、直接はつながりません。文字が読みづらいなど極端に悪い場合はマイナスになりますが、それを超えると、デザイン以上に「何の会社か伝わるか」「集客できる構成か」が成果を左右します。
Q. 気に入っているデザインを、作り直さないといけませんか?
多くの場合、その必要はありません。デザインはそのまま活かしながら、ファーストビューの言葉を整えたり、集客できるページや判断材料となる中身を足したりすることで、成果につなげられます。
Q. おしゃれなサイトなのに、なぜ問い合わせが来ないのですか?
おしゃれであることと、問い合わせが来ることは別の話です。そもそも人が訪れていない(集客できる構成がない)、訪れても何の会社か分からない、判断材料が足りない、といった原因が、デザインの後ろに隠れていることが多くあります。
Q. 成果が出ない原因が、自社では分かりません。
デザインに満足していると、かえって原因が見えにくくなることがあります。集客、ファーストビュー、中身のどこに課題があるのかは、外から見た方が分かることも多いため、現状を一緒に確認しながら整理していきます。
デザインは良いのに成果が出ない理由が分からない、という段階でもご相談いただけます
デザインには満足しているのに成果が出ない、何が悪いのか分からない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。
ENVY DESIGNでは、現在のサイトを見ながら、成果が出ない原因が集客にあるのか、伝える内容にあるのか、構成にあるのかを一緒に整理します。気に入っているデザインは活かしたまま、成果につながる部分を足していく進め方をご提案します。
「見た目は良いのに、なぜ成果が出ないのか分からない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。