ホームページの「効果」を、どう判断すればいいか分からない
「ホームページを持っているが、効果が出ているのか分からない」「アクセス数を見ても、多いのか少ないのか判断できない」「そもそも、何をもって効果があると言えるのか分からない」――こうした悩みを持つ運営者の方は少なくありません。
結論からお伝えします。効果が分からない原因の多くは、サイトの「役割」が決まっていないことにあります。そのホームページが、集客のためのものなのか、それとも会社の信用を支える看板のためのものなのか。役割によって、見るべきものはまったく変わります。まず役割を決めること。そこから、何を見れば効果を判断できるかが、見えてきます。
本ページでは、なぜ効果が分からなくなるのか、サイトの役割をどう考えればいいか、そして役割に応じた効果の見方を、現場での経験をもとにご紹介します。
このページでわかること
このページでは、「ホームページの効果を、どう判断すればいいか分からない」という状況について、なぜ判断できなくなるのか、まず何を決めるべきか、そして役割に応じた効果の見方を整理します。
サイトを運営しているものの、効果が出ているのか分からず悩んでいる方に参考にしていただける内容です。
効果が分からないのは、役割が決まっていないから
ホームページの効果が分からない、という相談はよくあります。その背景には、いくつかの共通点があります。
そもそも「ホームページの効果」と言っても、その中身は人によってさまざまです。問い合わせの増加、採用への貢献、会社の信用向上など、何を効果とするかは会社によって異なります。ここでいう効果とは、サイトが本来の役割を果たしている状態のことです。
アクセス数だけを見て、多いのか少ないのか一喜一憂してしまう。何の数字を見ればいいのか分からない。問い合わせは来ているが、それがサイトの効果なのか判断できない。こうした状態に共通しているのは、そのサイトが「何のためにあるのか」、つまり役割がはっきりしていない、という点です。
役割が決まっていないと、何をもって効果とするかの基準がないため、いくら数字を眺めても判断のしようがありません。効果を判断する前に、まず「このサイトは何のためのものか」を決めることが必要です。
サイトの役割は、大きく二つに分かれます
ホームページの役割は、大きく分けると、集客のためのものと、看板のためのものに分かれます。
集客のためのサイトは、新しい問い合わせや申し込みを生むことを目指します。アクセスを集め、その中から問い合わせにつなげていく。成果が数字として見えやすいのが特徴です。
一方、看板のためのサイトは、会社の信用を支えることを目的とします。実は、すべての会社が集客を第一に考えているわけではありません。取引のきっかけは紹介や既存の関係から生まれ、サイトはその過程で「会社を確認される場所」として機能する。こうした使い方をしている会社は、決して少なくありません。
大切なのは、どちらが正しいということではなく、自社のサイトがどちらの役割を担っているのかを、はっきりさせることです。実際には、多くの会社が、集客と看板の両方の役割を持っています。たとえば、看板としての役割が中心でも、一部で問い合わせも期待している、というケースは少なくありません。どちらか一方に決めきれない場合でも、どちらを優先するのかを決めておくことが大切です。優先する役割が決まれば、何を見ればいいかも定まります。
看板としてのサイトは、「信用を支える受け皿」が効果です
特に見落とされやすいのが、看板としてのサイトの効果です。
看板としてのサイトでは、アクセス数の多さが、そのまま効果になるわけではありません。大切なのは、会社のことを調べた人が、そのサイトを見て信用してくれるかどうかです。言いかえれば、会社の信用を支える受け皿として機能しているか、ということです。
たとえば、紹介で会社を知った人が、念のためサイトを確認する。商談の前に、相手がどんな会社か調べる。採用に応募しようとする人が、会社の雰囲気を見にくる。こうしたとき、サイトの情報が古かったり、内容が薄かったりすると、それだけで不安を与え、信用を損ねてしまいます。逆に、必要な情報がきちんと整っていれば、安心して問い合わせや商談に進んでもらえます。
実際、「商談のときに毎回ホームページを見られている」「採用の面接で、ホームページを見て応募しましたと言われた」という会社は多くあります。こうした場面で会社の印象を支えているなら、それはサイトが効果を発揮している証拠です。
この効果は、アクセス数のような分かりやすい数字には表れにくいものです。ですが、調べられたときに会社の印象を支えるという意味で、非常に重要な役割を果たしています。
役割が決まれば、見るべきものが見えてきます
サイトの役割が決まると、何を見て効果を判断すればいいかが、はっきりしてきます。ホームページの効果測定は、アクセス数だけを見ることではありません。
集客を担うサイトであれば、問い合わせや申し込みの数、そしてそこにつながるアクセスの流れを見ていきます。Google アナリティクス(GA4)などのアクセス解析では、訪問数だけでなく、問い合わせや資料請求といったコンバージョン(成果)につながっているかを確認します。アクセス数そのものより、それが成果につながっているかが大切です。
なお、集客を目的とするサイトでも、何を成果とするかを決めておくことが重要です。問い合わせ数だけでなく、資料請求や採用応募、電話、来店予約など、自社にとっての成果を定めておく。こうした成果の目安(KPI)が決まれば、効果も判断しやすくなります。
看板としてのサイトであれば、見るべきは数字だけではありません。看板としてのサイトでも、指名検索(会社名での検索)の数や採用ページの閲覧状況など、アクセス解析が参考になる場面はあります。また、紹介後の問い合わせや採用応募が増えているかも、一つの判断材料になります。ですが、それ以上に大切なのは、会社を調べた人に必要な情報が、きちんと載っているか。情報が古くなっていないか。信頼感を支える受け皿として、整っているか、という中身の充実度です。
どちらの場合も、アクセス数の多い少ないだけで判断しないことが大切です。役割に合った見方をすれば、効果はちゃんと判断できます。そして、すべての会社が、集客のサイトを目指す必要はありません。自社にとっての役割を見極め、それに合った基準を持つことが、効果を正しく判断する出発点になります。
よくある質問
アクセス数が少ないと、ホームページの効果はないということですか?
そうとは限りません。アクセス数が効果に直結するのは、主に集客を目的としたサイトです。看板として、会社の信用を支える役割であれば、アクセス数の多さよりも、調べた人に必要な情報が整っているかのほうが大切です。サイトの役割によって、効果の見方は変わります。
自社サイトが集客向きか看板向きか、どう判断すればいいですか?
取引のきっかけが、サイトからの新規の問い合わせなのか、紹介や既存の関係なのかが、一つの目安になります。新規の問い合わせを増やしたいなら集客、紹介や商談の際に会社を確認される受け皿としての役割が中心なら看板、という整理ができます。どちらの要素もある場合は、どちらを重視するかを決めておくとよいでしょう。
アクセス解析を見ても、何を見ればいいか分かりません。
まず、サイトの役割を決めることをおすすめします。役割が決まらないまま数字を見ても、良し悪しの基準がないため判断できません。集客なら問い合わせにつながる流れ、看板なら情報が整っているか、というように、役割に応じて見るべきものは変わります。
数字に表れない効果も、あるのでしょうか?
あります。特に看板としてのサイトでは、「調べられたときに信用を損なわない」という効果は、アクセス数のような数字には表れにくいものです。ですが、商談や採用、紹介の場面で会社の印象を支えるという意味で、確かな効果があります。数字だけで判断しないことが大切です。
ホームページの効果をどう見ればいいか分からない、という段階でもご相談いただけます
自社サイトの効果が分からない、何を基準に考えればいいか分からない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。
ENVY DESIGNでは、そのサイトがどんな役割を担っているのかを一緒に整理しながら、集客のためなのか、信用を支える看板のためなのか、そのうえで何を見て効果を判断すればいいかをお伝えします。アクセス数だけにとらわれず、自社にとって意味のある基準を一緒に見つけていきます。
ホームページは、アクセス数だけで良し悪しが決まるものではありません。まずは自社にとっての役割を整理することが、効果を正しく判断する第一歩です。
ホームページの効果測定の考え方についてはAIが料金ページを直接答えとして推薦もご参照ください。
「効果をどう見ればいいか分からない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。