課題解決

エンヴィデザインが解決できる課題をご紹介します。

ホームページから問い合わせが来ない

ホームページの課題

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

「見た目は整っているのに、なかなか問い合わせが来ない」「アクセスはそれなりにあるのに、フォームから連絡が入らない」「公開して半年経つが、問い合わせは数件だけ」――こうしたご相談は、私たちがいただく中でも特に多いものです。

先にお伝えします。私たちがご相談を受けるケースでは、アクセス不足そのものよりも、訪問者が「問い合わせるかどうか」を判断するための情報(料金・実績・FAQ)や、そこへたどり着く導線に課題があることが少なくありません。

つまり、アクセスを増やす施策にお金をかける前に、確認すべきことがあります。本ページでは、問い合わせが来ないサイトによくある原因、私たちが自社サイトで実測してきた傾向、そして確認と改善の進め方を、制作の現場からご紹介します。

このページでわかること

このページでは、「ホームページから問い合わせが来ない」という課題について、よくある原因、ENVY DESIGNが自社サイトとお客様サイトで観察してきた傾向、そして何から手をつければいいかを整理します。

問い合わせを増やしたいが何から始めればいいか分からない方や、対策をしているのに手応えが薄いと感じている方に、参考にしていただける内容です。

問い合わせが来ないのは、アクセスではなく「判断材料」が足りないから

ホームページは、外から見るとどれも似た体裁に見えます。ですが、「問い合わせが生まれる構造」になっているかどうかは、外見からは分かりません。外観はきれいでも、中に入ると断熱材が入っていない家のようなものです。住んでみて、はじめて暮らしにくさが見えてきます。

私たちがお客様サイトを見てきた範囲では、月間数百〜数千のアクセスがあっても、問い合わせがほぼゼロというサイトは珍しくありません。逆に、アクセスが少なくても、必要な情報と導線が整っていて、定期的に問い合わせを得ているサイトもあります。

訪問者は、問い合わせる前に判断しています。「この会社は何をしてくれるのか」「いくらかかるのか」「信頼できるのか」。この判断材料がサイトになければ、フォームを開く前に離脱します。アクセスを増やしても、この状態のままでは、離脱する人が増えるだけです。

また、問い合わせは一つのページだけで決まるものではありません。サービスページ、料金、実績、会社情報などを行き来しながら判断されることが多くあります。どこか一箇所を直せば解決するというより、判断に使われるページ全体の完成度が問われます。

「問い合わせが来ない=アクセス不足」と捉えると、本当の原因を見落とすことがあります。まず疑うべきは、判断材料と導線です。

よくある原因

私たちが実務で見かけることの多い原因を、頻度の高い順に挙げます。多くのサイトでは、これらが複合しています。

判断材料となる情報が公開されていない

料金・価格が一切載っていない。サービス説明が抽象的で、具体的に何をしてくれるのか分からない。実績やお客様の声が薄い。FAQがない。こうした状態では、訪問者は問い合わせるかどうかを判断できません。私たちの経験では、料金の目安がまったく分からない状態は、問い合わせをためらう要因になりやすいと感じています。

問い合わせまでの導線が長い・目立たない

フォームへのリンクが見つけにくい、入力項目が多すぎる、ページの末尾に問い合わせへの案内がない。訪問者は、少しの手間で離脱します。

訪問者とサイト内容が合っていない

検索から来る人と、サイトが想定している読者がずれているケースです。アクセス数は多いのに問い合わせに繋がらない場合、この可能性があります。

信頼を示す要素が薄い

実績、お客様の声、代表者情報など、「この会社は実在していて、信頼できる」と判断するための要素が乏しいと、問い合わせの心理的なハードルが上がります。

スマートフォンでの体験が悪い

フォームが入力しづらい、ボタンが押しづらい、表示が崩れている。スマートフォン経由の訪問者にとって、これらは直接の離脱要因になります。Googleも、読み込み速度や操作のしやすさといったページエクスペリエンスを、ユーザー体験の重要な要素として位置づけています。

ENVY DESIGNの自社観察データ

ここからは、私たちが自社サイトの運用で実測してきた傾向をご紹介します。あくまで一社の観察であり、母数の少ない一例ですが、判断材料のひとつとしてご覧ください。

検索・AI経由の流入は、料金ページに直接着地している

ENVY DESIGNの自社サイトでは、2026年時点の実測で、AI検索経由の流入の約7割が、自社サイトの料金ページに直接着地していました。検索を経由してくる訪問者は、すでに比較検討の段階にいて、最初に知りたいのは料金である可能性が高い、と私たちは捉えています。詳細はAI流入の約7割が料金ページに直接着地した観測記事にまとめています。

料金を公開すると、問い合わせの「質」が変わった

自社サイトで料金情報を非公開から公開に切り替えたところ、問い合わせの数だけでなく、内容が変わる傾向を観察しています。料金感に納得したうえで連絡してくる方が増え、商談の段階で「予算が合わない」という理由で終わる割合が下がりました。

問い合わせの直前ページは、3種類に集中する

私たちの観測では、問い合わせフォームに到達する直前のページは、多くのケースで「料金ページ」「事例ページ」「サービス詳細ページ」のいずれかでした。この3種類のページの完成度が、問い合わせの発生に影響している可能性があります。

また、フォーム到達の前後で会社概要ページが見られている動きも多く、最後に「どんな会社か」を確認してから連絡する流れがあるのではないかと考えています。会社情報の整え方はAI時代の会社案内に必要な19項目にまとめています。

更新が続いているサイトと、止まっているサイトでは差が出やすい

私たちが見てきた範囲では、更新が続いているサイトのほうが、問い合わせが継続している傾向がありました。ただ、中小企業の現場では、ホームページの運用に工数を割き続けられないことが多いのも実情です。問い合わせが来ない背景には、サイトの構造だけでなく、運用リソースの問題が絡んでいることが多い、と考えています。頼める相手がいないことが要因の場合は、定期的にデザインやWeb更新を頼める人がいないも参考にしてください。

確認と改善の進め方

順序としては、まず問い合わせ率(CVR)を改善し、そのあとで集客を増やす。この順番のほうが、投資が無駄になりにくいと考えています。受け皿が整っていれば、あとから増やしたアクセスが問い合わせにつながりやすくなるためです。

まず、数字で現在地を確認する

GA4やSearch Consoleで、次の3点を確認することをおすすめします。どのページにアクセスが集中しているか。問い合わせフォームの直前ページはどこか。どんな検索語で流入しているか。この3つで、導線のどこが詰まっているかの見立てがつきます。見方が分からない場合は、ホームページの効果をどう判断すればいいかも参考にしてください。

判断材料を公開する

料金は、確定額でなくても目安で構いません。私たち自身も「10ページ66万円〜」という形で目安を公開していますが、この程度の粒度でも訪問者の判断材料になります。あわせて、FAQ、実績、会社情報を整えます。書き方のコツは、「できます」より「やっています」と具体的に書くことです。

導線を短くする

グローバルナビゲーションと各ページ末尾に問い合わせへの案内を置き、フォームの必須項目を最小限にします。どのページにいても、1〜2クリックでフォームに着ける状態が目安です。

制作会社に依頼する場合の伝え方

「問い合わせフォームの直前ページを調べて、導線を見直したい」「料金ページとFAQを整備したい」「スマートフォンでのフォームの使いやすさを確認したい」と伝えれば、話が通じるはずです。全体のリニューアルをしなくても、この範囲だけの部分改修で対応できることも多くあります。

よくある質問

改善の効果はどのくらいで出ますか?

サイトの状態によりますが、料金の目安の公開や導線の改善といった構造的な変更は、数週間〜数ヶ月で変化の兆しが見え始めるケースがあります。一方、検索流入そのものを増やす取り組みは、数ヶ月〜半年程度の継続が必要になる傾向があります。

アクセスを増やす施策より先に、サイト側を直すべきですか?

多くの場合、そう考えています。すでに広告を出している場合も、止める必要はありませんが、着地ページの判断材料と導線を先に整えると、同じ広告費でも問い合わせにつながる割合が変わってきます。クリック単価を下げる工夫より、受け皿の改善のほうが手を打ちやすいことも多くあります。

料金を公開することに抵抗があります。目安だけでも効果はありますか?

あると考えています。私たちの自社観察では、確定額でなく目安の公開でも、問い合わせの質が変わる傾向がありました。競合に知られる懸念よりも、訪問者が判断できないことによる機会損失のほうが大きい、というのが実感です。

部分的な改善だけでも依頼できますか?

可能です。料金ページだけ、FAQだけ、フォーム改善だけ、といったご依頼にも対応しています。ただし原因は複合していることが多いため、全体の見立てをしたうえで部分対応を進めるほうが、効果は見えやすくなります。

まず何から始めればいいですか?

GA4で「問い合わせフォームの直前ページ」を確認することをおすすめします。数字が読めない場合は、料金の目安とFAQを公開することから始めても構いません。判断がつかなければ、現状のままご相談ください。

問い合わせが来ない原因が分からない、という段階でもご相談いただけます

問い合わせが来ない、原因の見当がつかない、何から手をつければいいか分からない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。

ENVY DESIGNでは、GA4とSearch Consoleのデータから導線のどこが詰まっているかを見立てたうえで、判断材料の公開、導線やフォームの改善、スマートフォンでの体験の見直し、コンテンツの追加といった優先順位をご提案します。アクセス解析の見方のご説明にも対応しています。全面リニューアルが不要な場合は、そのようにお伝えします。

「問い合わせが来ない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。

現在の状況のまま相談する

出典

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代表取締役/ディレクター/デザイナー

Web業界歴14年。これまでに 500件以上のWeb制作プロジェクトに携わり、企業サイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い領域を手がけてきました。ディレクションだけでなく、デザイン・コーディングまで一貫して対応できるのが強みです。近年はAIO(AI Optimization)・GEO領域に注力し、ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewなど生成AI検索からの引用獲得を支援しています。

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