ホームページに載せる情報が少なく、ページが埋まらない
「ホームページに載せる情報がない気がして、ページがスカスカに見える」「何を書けばいいのか分からず、ページが埋まらない」「競合のサイトは情報が充実しているのに、自社には載せるものがない気がする」――こうした悩みを持つ方は少なくありません。
結論から言うと、多くの場合、情報が本当にないわけではありません。深掘りすれば載せる価値のある情報はあるのに、自分ではその価値に気づけていないだけ、というケースがほとんどです。一人で「載せるものがない」と思い込んでいても、第三者の視点で見ると、載せるべき情報が見つかることはよくあります。
本ページでは、なぜ「載せる情報がない」と感じてしまうのか、本当は何に載せる価値があるのか、そしてそれをどう引き出せばいいのかを、現場での経験をもとにご紹介します。
このページでわかること
このページでは、「載せる情報が少なくて、ページが埋まらない」という状況について、なぜそう感じてしまうのか、本当は何に載せる価値があるのか、そして気づいていない情報をどう引き出すかを整理します。
何を載せればいいか分からず、掲載する内容が思いつかずに悩んでいる方に参考にしていただける内容です。
「情報がない」のではなく、「気づいていない」だけのことが多い
まずお伝えしたいのは、「載せる情報がない」と感じる原因の多くは、情報そのものがないのではなく、自分の中にある情報の価値に気づいていない、という点にあります。
事業をしている以上、そこには必ず、その会社なりのやり方や考え方、積み重ねがあります。ただ、それが自分にとっては当たり前すぎて、「わざわざ載せるほどのことではない」と感じてしまう。だから「載せるものがない」と思い込んでしまうのです。
実際、話を深掘りしていくと、載せる価値のある情報が次々と出てくることはよくあります。たとえば、「特に変わったことはしていない」とおっしゃる会社でも、よく聞いてみると、納品前に必ず一度確認の連絡を入れている、対応エリアを限定して一件ずつ丁寧に対応している、といった、その会社なりの進め方が出てきます。本人にとっては当たり前でも、お客様にとっては安心材料になる情報です。問題は情報の量ではなく、自分の中の情報を、自分では価値あるものとして判断できないことにあります。
ちなみに、情報量が多く見える競合のサイトも、最初からそうだったわけではありません。実績やよくある質問、ブログなどを少しずつ積み重ねた結果として、今のページ数になっていることがほとんどです。最初から情報が豊富な会社は、ほとんどありません。自社だけが少ないわけではない、と考えると、少し気が楽になるかもしれません。
載せる価値がある情報とは
では、本人が気づいていない「載せる価値のある情報」とは、どんなものか。いくつか例を挙げます。
その中でも、一番の宝になりやすいのが、会社のこだわりです。
どんな会社にも、仕事の進め方や品質に対して、自分たちなりのこだわりがあります。ただ、それは日々当たり前にやっていることなので、本人は「特別なことではない」と思いがちです。しかし、そのこだわりこそが、他社との違いであり、お客様が知りたい情報であることが少なくありません。当たり前にやっていることほど、実は載せる価値があります。
こだわりのほかにも、次のような情報が、載せる価値を持つことがあります。
- 仕事の進め方や、工程へのこだわり
- お客様からよく聞かれること(質問とその答え)
- これまでの実績や、対応してきた事例
- なぜこの事業をしているのか、という想いや背景
- 対応できる範囲や、細かい条件
- お客様がよく誤解しがちなこと
これらは、どれも特別な取材をしなくても、すでに会社の中にあるものです。ないのではなく、まだ言葉になっていないだけ、というケースがほとんどです。
一人で判断せず、引き出してもらうのが近道です
ここが、このページで一番お伝えしたい点です。「何が載せる価値のある情報か」を、自分一人で判断し、言葉にするのは、実はとても難しいことです。
自分にとって当たり前のことは、価値があると気づきにくいものです。だからこそ、第三者の視点が役に立ちます。第三者から「それは知りたい情報ですね」「それは載せたほうが安心できますね」と言われる内容は、ホームページでも価値のある情報であることが少なくありません。話を聞いて、「それは載せたほうがいい」と提案してくれる相手がいると、自分では当たり前だと思っていた強みが、はっきりと見えてきます。
ENVY DESIGNでも、お客様から「載せる情報がない」と言われることはよくあります。ですが、お話を伺いながら、第三者の目線で「これは載せる価値があります」とお伝えし、必要な情報を一緒に引き出していくと、載せるべき内容は、たいてい見つかります。一人で抱えて「載せるものがない」と悩むより、話しながら引き出してもらうほうが、ずっと近道です。
「型」に沿って整理すると、書けることが見つかります
引き出し方として、とても有効なのが、ある程度決まった「型」に沿って整理することです。
情報がないと感じている会社でも、次のような型に沿って一つずつ考えていくと、書ける内容が見つかります。
- よくある質問
- 制作実績や対応事例
- 仕事の進め方・流れ
- お客様の声
- 会社の考え方・想い
- ブログ
こうした切り口に沿って整理していくと、「こんなに書けることがあったのか」と驚かれることが少なくありません。実際、ほとんどの会社は、この6種類の切り口だけでも、数十ページ分の内容があります。情報がないのではなく、整理されていないだけ、というケースがほとんどです。
ゼロから「何を載せよう」と考えると手が止まりますが、型があると、自分の中の情報を引き出しやすくなります。何もないところから絞り出すのではなく、型に当てはめて掘り起こすイメージです。ENVY DESIGN自身も、課題解決、制作の流れ、よくある質問、制作実績、お客様の声、ブログ、といった型を持つことで、書く内容を見つけてきました。
無理にページを埋めようとしなくて大丈夫です
最後に、もう一つ大切なことをお伝えします。それは、ページを埋めること自体を目的にしなくていい、ということです。
情報量を増やそうとして、中身の薄い文章でページ数だけを増やしても、お客様には響きませんし、かえって何が大切な情報か分かりにくくなります。大事なのは、ページを埋めることではなく、こだわりのような、価値のある情報を深く伝えることです。
数を増やすことより、一つひとつの情報を深く掘り下げるほうが、お客様にも、検索エンジンやAIにも伝わりやすくなります。「埋める」ことではなく「深める」こと。そう考えると、何を載せればいいかが、見えやすくなります。
ただ、これはページ数を増やすな、という意味ではありません。必要なのは、ページ数そのものを増やすことではなく、お客様が判断するために必要な情報を、漏れなく載せることです。その結果としてページ数が増えるのであれば、それは自然なことです。
なお、AI検索が広がっている現在は、ホームページの情報量だけではなく、「会社について説明できる情報がそろっているか」が、以前より重要になっています。AIは、会社を理解するために、会社概要だけでなく、よくある質問、実績、考え方、対応範囲といった情報も読み取ります。これらが丁寧に公開されているほど、AIは会社の輪郭をつかみやすくなります。会社の考え方や対応範囲、よくある質問などを載せておくことは、お客様だけでなく、検索エンジンやAIが会社を理解するための材料にもなります。価値ある情報を載せておくことの意味は、これまで以上に大きくなっていると考えられます。
よくある質問
本当に事業がシンプルで、載せる情報が少ないのですが。
シンプルな事業でも、深掘りすれば載せる情報は見つかることがほとんどです。仕事へのこだわり、お客様からよく聞かれること、これまでの事例など、当たり前にやっていることの中に、載せる価値のある情報が隠れています。情報の量を増やすより、そうした価値ある情報を深く伝えることが大切です。
競合サイトと比べて、情報量が少なく見えて不安です。
情報量の多さが、そのまま成果につながるわけではありません。中身の薄い情報を増やすより、自社ならではのこだわりや強みを深く伝えるほうが、お客様には響きます。競合と量で張り合うのではなく、自社の価値ある情報を深く載せることを優先するのがおすすめです。
ブログを書かないと、ページ数は増やせませんか?
そんなことはありません。会社の考え方、サービスの詳細、よくある質問、実績、お客様の声など、ブログ以外にも載せられる内容はたくさんあります。むしろ、こうした基本的な情報を充実させるほうが、ブログを無理に続けるより、お客様の判断に役立つことも多くあります。
創業したばかりで、実績がありません。
実績が少なくても、載せられる情報はあります。なぜこの事業を始めたのかという想いや、仕事への考え方、対応できる範囲、これまでの経験などは、実績が少ない段階でも伝えられます。実績はこれから積み上げていくものとして、今ある情報から始めれば十分です。
自分のこだわりが、載せる価値のあるものか分かりません。
自分にとって当たり前のことほど、価値に気づきにくいものです。だからこそ、第三者に話して判断してもらうのが有効です。第三者から「それは知りたい情報ですね」「それは載せたほうが安心できますね」と言われる内容は、ホームページでも価値のある情報であることが少なくありません。一人で判断せず、引き出してもらうことをおすすめします。
文章を書くのが苦手で、情報があっても載せられません。
情報があるのに書けない場合は、話した内容を文章にしてもらう方法があります。書くことが目的ではなく、価値ある情報を伝えることが目的です。話しながら引き出し、それを文章に整える形であれば、書くのが苦手でも、内容のあるページを作れます。
AIで文章を書けば、ページは埋まりますか?
AIは、文章を整える補助には役立ちますが、載せる価値のある情報そのものを生み出してくれるわけではありません。会社の考え方や経験、実績などは、自社の中にしかない情報です。まずは伝えるべき内容を整理し、そのうえでAIを文章作成の補助として活用するのが、現実的な進め方です。中身のない文章をAIで増やしても、お客様には響きません。
何を載せればいいか分からない、という段階でもご相談いただけます
載せる情報がない、ページが埋まらない、という段階でも、相談から始めて問題ありません。
ENVY DESIGNでは、お客様のお話を伺いながら、第三者の視点で「これは載せる価値がある」という情報を一緒に引き出していきます。自分では当たり前だと思っていたこだわりや強みが、ホームページに載せるべき大切な情報であることは、とても多くあります。無理にページを埋めるのではなく、価値ある情報を深く伝えるお手伝いをします。
「何を載せればいいか分からない」という段階でも、まずは現在の状況のままご相談ください。