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SEOにおける権威性を高める6つの施策

SEO対策

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

権威性はGoogleの評価基準であるE-E-A-Tのひとつ

GoogleはSEOにおいて、Webサイトの権威性の高さを評価基準としています。これは、Googleが独自に定めるE-E-A-Tと呼ばれる4つの評価基準のうちの一つでもあります。

E-E-A-T概念図

E-E-A-Tはそれぞれ「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼性)」の頭文字をとって名付けられたものです。

E-E-A-TはGoogleの検索評価品質ガイドラインでも、その重要性について言及されています。

Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.

(経験、専門知識、権威、信頼 (E-E-A-T) はすべて、ページ品質評価の重要な考慮事項です。 E-E-A-T ファミリーの最も重要なメンバーは信頼です。)※カッコ内は英訳

General Guidelines

権威性は高い専門性があってこそ成り立つ

権威性は専門性という土台の上に成り立ちます。専門性が高いからこそ他者に評価され、業界や特定の分野での権威が高まります。

Webサイトで考えてみると、専門性の高いコンテンツをコツコツ積み上げ、発信していくことでWeb上の評判が高まり、業界内でも認知されるようになります。

その結果、様々なメディアで話題となり、権威あるサイトからも言及されるようになります。GoogleはこのようなWeb上に存在する情報を総合的に評価し、権威性を判断しています。

権威性を高めることは一朝一夕では成し遂げることができず、E-E-A-T攻略の中で最も難しいとされています。Webサイトの権威性を手に入れるための道のりは長く険しいのですが、今回は、権威性を高める5つの具体的な施策をご紹介します。

権威性を高める具体的な6つの施策

1.運営者情報や会社情報を掲載する

オウンドメディアを運営している企業の場合、サイト内に運営者情報のページを作成したり、自社サイト内の会社情報へのリンクを設置します。

Googleはこれらの情報をもとに、オウンドメディアの運営元が専門性のある企業や団体であるかをWeb上の情報から総合的に判断します。

例えば、オウンドメディアで発信している情報と運営者の事業内容が全く別物であるより、発信内容と事業内容が一致している方が専門性が高い情報を発信していると判断され、権威性も高まります。

2.ブログ記事の著者を明記する

ブログやコラム記事を執筆したのは誰なのかという著者情報を、記事上部や最下部に設置します。肩書や顔写真を添えて掲載すると効果的で、肩書が会社の代表者などといった権威性が高い方が効果的です。

また、著者情報からリンクさせる著者の個別ページでは肩書の他、略歴、実績、受賞歴など権威を示せる内容が掲載できるとベストです。

また、ブログなどでたまに見かける、「元弁護士の私が…」「元教師の私が…」などからはじまる文章は、真偽不明の情報なので、Googleに対する権威性を高める効果はありません。

著者情報イメージ

3.監修者情報を明記する

執筆者が、その分野においての知識や専門性が乏しい場合は、専門家に監修してもらうことで記事の信ぴょう性や権威性を高めることができます。

例えば健康系のブログであれば、監修者として医師が名前を連ねているのをよく見かけます。知識のない素人が勝手な憶測で執筆しているわけではないということをGoogleも認識できます。

架空の医師名や病院名で権威性を狙うのはもちろんNGなのですが、仮にそのような不正行為をしたとしてもWeb上にその医師や病院の情報が存在しないため、Googleからの権威性を高める要素にはなりません。むしろペナルティとなる可能性が高いと言えます。

4.権威性の高いサイトから被リンクを受ける

公的機関、学術研究機関、大手マスメディア、一部上場企業などの信頼性の高いと考えられるWebサイトから被リンクを受けることも権威性を向上させます。

しかし、このような機関や企業から被リンクしてもらうことは容易ではなく、難易度は非常に高いと言えます。

有料とはなりますが、「PR TIMES」などのプレスリリース・ニュースリリース配信サービスを使用することも有効です。

PR TIMES自体は「nofollowタグ」が使われているため、被リンクによるSEO効果はないものの、月間PV数約7,500万という圧倒的な拡散力により、自社の記事が大手メディアに取り上げられるなどの可能性は考えられます。

おかげさまで今日までに大企業からスタートアップまで、利用する企業は約8万社。月間PV数約7500万ページビューを誇る国内シェアNo.1のプレスリリース配信プラットフォームに成長いたしました。

PR TIMES RENEWAL JOURNAL VOL.1 | 「PR TIMES」大型リニューアル、17年の想いをつめこみます。 – 産経ニュース

5.権威の高いサイトの記事内容を引用する

権威性の高いサイトの記事を引用し、自社コンテンツの裏付けやデータとして使用することで、信ぴょう性を高めることができます。

こちらも公的機関、学術研究機関、大手マスメディア、一部上場企業などの信頼性の高いと考えられるWebサイトの記事を引用するのが効果的です。

6.WebサイトやSNS上でサイテーションを集める

サイテーションとは、WebサイトやSNSなどのインターネット上で企業名やサイト名、住所、電話番号などが言及されることで、その企業やビジネスの信頼性を強化する要因となります。サイテーションは被リンクが伴う必要はありません。

ポジティブな話題で言及されることでGoogleからの信頼獲得に繋がります。

権威性は簡単には手に入らないのでコツコツと

権威性は、Webサイトや記事、コンテンツがWeb上で多く言及されていることが重要になります。さらに、執筆者の受賞歴、セミナー登壇、メディア露出なども権威性の指標となるため、何を言うかより、誰が言うかが重視される傾向にあります。

権威性とは、様々な要素が絡み合い相乗効果で高まるものなので、一朝一夕で手に入れるのは難しいと言えます。まずは、コツコツ専門性に特化したコンテンツを制作していき、特定の分野で価値のあるサイトとなることを目指していきましょう。

株式会社ENVY DESIGN

代表取締役/ディレクター/デザイナー

株式会社ENVY DESIGN代表。Web業界歴11年、これまで制作に関わったプロジェクトは500件以上。ディレクションだけではなく、デザイン、コーディングも担当。Webサイトの制作・運用の過程で自らの体験・経験をもとにSEOのノウハウも発信。

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打ち合わせ回数の差は、Webサイトの種類や規模によるところが大きく、1ページのLPでは、3回程度、中規模以上のWebサイトでは10回以上に及ぶこともあります。

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