フリーランス(個人)にWeb制作を依頼するメリット・デメリット

フリーランスにホームページ制作を依頼するメリット
制作費を抑えられる傾向がある
フリーランスは制作会社に比べて経費や人件費が低いことが多く、相場としても制作会社より抑えられる傾向があります。一方で、経験豊富なフリーランスは制作会社と同等の費用になるケースもあります。
柔軟でスピーディな対応が可能
フリーランスは依頼から作業までのフローが短いため、更新作業が即日で完了することもあります。制作会社に比べ、柔軟さとスピード感に優れているのが大きなメリットです。場合によっては土日対応をしてくれる個人の方もいらっしゃいます。
良い人を選定できれば、制作会社以上のクオリティを期待できる
フリーランスの中には、経験豊富で専門スキルに特化したプロフェッショナルもいます。そうした人材に出会えれば、制作会社よりも高いクオリティで仕上げてくれることもあります。
特にデザインやフロントエンドなど得意領域が明確なフリーランスは、その分野に限れば制作会社を凌ぐ実力を持つケースも珍しくありません。
フリーランスにホームページ制作を依頼するデメリット
実力やスキルに差がある
フリーランスは経歴が様々で、大手制作会社出身者からスクール卒業直後まで幅広く存在します。誰でもフリーランスを名乗れるため、スキル差が大きい点には注意が必要です。
品質や対応にバラつきがある
「音信不通になった」「納品物の品質が低すぎた」といったトラブル事例もあります。ただし、優秀なフリーランスも多く、信頼できる相手を見極められれば心強い存在になります。
私自身もフリーランスとして活動していた頃、体調不良などで急に対応が難しくなったらどうしようかと不安に感じながら過ごしていた時期がありました。個人で活動するフリーランスは、そうしたリスクを常に抱えているという現実もあります。
フリーランスにWeb制作を外注する際の注意点
経歴や実績を確認する
相場より安価に制作してもらえるケースもありますが、過去の実績やポートフォリオを確認して信頼性を見極めることが重要です。私自身も3年間フリーランスとして制作をしてきた経験があり、依頼者にとって「経歴や実績の確認」が安心感につながることを実感しています。
ただし、実績を見ても一般の方には良し悪しが分かりにくいのも事実です。特にソースコードの品質は見た目のデザインには表れにくいため、プロでないと判断が難しい部分があります。外注する際は、第三者の意見を参考にするか、契約条件に保守や改善対応を含めるのが望ましいでしょう。
連絡体制や契約条件を確認する
副業や主婦フリーランスの場合、連絡が平日昼間に取りづらいこともあります。契約前に連絡可能な時間やサポート体制を確認し、契約書・著作権・納品後の保守範囲を明確にしておくことがトラブル防止につながります。
最近のWebサイト制作と保守の難しさ
Webサイト制作は今や、デザインやSEOだけでなく、セキュリティやマーケティングまで網羅する総合力が必要とされています。
しかし、それらすべてを一人で高いレベルでこなせるスーパーマンは極めて稀です。14年間業界に携わってきた私自身の経験でも、フリーランスに限らず、制作会社であっても“オールラウンダー”はほぼ存在しないのが現実です。
特に、保守・運用・更新といった継続対応が求められる領域では、一人で担うことに限界があります。2025年の調査でも、ゼロデイ脆弱性の悪用やマルウェアの高度化、AIを用いたサイバー攻撃が増加していると報告されています (Google Cloud「M-Trends 2025」)。そのため、セキュリティ監視や緊急対応を含めた運用力が発注者にとって重要な判断基準になっています。
※ゼロデイAI攻撃とは?WordPress担当者が取るべき3つの基本対策
フリーランス市場の動向(2025年データ)
フリーランス協会「フリーランス白書2025」によれば、月間稼働時間が「140〜200時間未満」の人が33.7%で最多、また「年収400万円以上」が47.7%を占めています。案件獲得経路としては、人脈や過去の取引先、エージェント経由が上位となっています (フリーランス協会「フリーランス白書2025」)。
また、スキルアップ研究所の調査では、フリーランス新法の認知度が2025年で34%に上昇した一方、取引先とのトラブル経験が約40%と依然として高い割合で存在しています (スキルアップ研究所「2025年版 実態調査」)。
ENVY DESIGNの強み
ENVY DESIGNのメンバーは私も含め全員が元フリーランスという特色を持つWeb制作会社です。これまで数十名のフリーランスとこれまで仕事をしてきましたが、その中でデザイン・コーディングなど各分野のプロフェッショナルを集めて組織化した会社です。
そのため、フリーランスの柔軟さとスピード感に加え、制作会社ならではの品質と安定性を兼ね備えています。
ENVY DESIGNのWebサイトの制作費はこちらのWebサイトシミュレーターからもご覧いただけます。
まとめ
- フリーランスに依頼するメリットは「費用を抑えやすい」「柔軟でスピーディ」
- デメリットは「スキル差が大きい」「品質や対応にバラつきがある」
- 外注する際は「経歴・実績」「連絡体制」「契約条件」を事前に確認することが重要
- 実績を見ても一般の方には判断が難しいため、契約条件や保守体制で補うことが望ましい
- Webサイト制作は高度化し、特に保守・運用・セキュリティ対応は一人では限界がある
- 2025年時点ではフリーランス市場も拡大し、課題も多い(フリーランス白書2025、スキルアップ研究所2025)
- SEOではAI検索やUX重視が強化され、セキュリティではゼロデイ攻撃など新しい脅威が拡大